「サークル」海街diary ミカさんの映画レビュー(感想・評価)
サークル
しらす丼、梅酒、おはぎ、シーフードカレー、天ぷら蕎麦。日本にはこんなに豊かな食事とゆったりとした時間、義理人情があったのかと懐かしさと温かさで一杯になりました。是枝監督は「万引き家族」でも人情味に溢れた日本昔話的な世界を表現してますが、この作品も土台は全く同じかと思います。そして、この豊かな時間はもう私の手の届かない場所に行ってしまったのかもしれないと、妙にセンチメンタルになりました。また、私が子供の時に観ていた大林作品にも通じるものを感じました。
私のおばあちゃんも、おばあちゃんのおばあちゃんも、桜を見て感動したり、梅酒を作ったり、おはぎを食べたり、私が今生きている様に生きていたのかと思うと、とても愛おしい気持ちになります。沢山の季節が過ぎ去り、今ここに生命が繋がれている。そんな生命のサークルの一部である事に気がついたら、自分にも他人にももっと優しくなれそうです。
今晩は
いつもありがとうございます。
ミカさんって、菩薩様のような方だなと昔から思っています。
今作シリーズだけでなく、吉田秋生さんの漫画は好きでして、名匠是枝監督でもどう表現するのかな?若干心配だったのですが素敵な作品に仕上げてくれましたね。
私の妻は、季節季節の仕来りを子供達が幼い頃から手を抜かずに行ってくれる人で(節句、お月見、クリスマス。正月は手料理のおせち)、子供ってそういう所、敏感に見ているんですね。
キチンとした社会人になってくれました。妻には感謝です。
明日から又、キツイ仕事が待っていますが(私は、ワーカホリック的な所もあり)又、一週間頑張ろうって思いますね。では。
これからも宜しくお願いいたします。