シェフ 三ツ星フードトラック始めましたのレビュー・感想・評価
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音楽と料理好きにはたまらんハッピーになる映画 仕事?好きな事?のこ...
音楽と料理好きにはたまらんハッピーになる映画
仕事?好きな事?のこだわり、メッセージ性もある
人として何が大切か?教えてくれる
親子、親友、人間関係の演出も面白い
なにより豪華キャスト
食に対するこだわりや価値観、リアルな描写がグルメにはたまらない
リトルシェフが可愛い。
自分の好きな事を仕事に
LA版美味しんぼ的な物語
「美味しんぼ」ばかりだしてスミマセンw。
こちらは米国西海岸の料理界の事情も垣間に見られる料理モノ。
味にこだわるあまりにやらかした中年シェフが、裸一貫、フードトラックで再出発することで人生と料理の原点に立ち返り、置き去っていた大切なものを再発見していくイイ話。
料理の上手い男は何処でも人気のようで、美しい女優さんたちが画面に華を添える。ご機嫌な音楽と芳ばしい香りが漂ってきそうな料理のシーンも楽しい。息子役の少年も可愛くてよいし、とりま、お肉を焼いて食べよう♡と思った。
すごくセンスのいい映画
心意気 - 共感しまくりの気持ちのいい映画!!!
いろいろなイシューを、余すことなく、こう料理するとは!
この監督作品を見るのはこれが初めてだけれど、すごい手腕の持ち主だ。
漫画で、「16ページで良い作品を作れなければ、素晴らしい長編なんて作れない(4コマでという人もいる)」という言葉を思い出してしまった。
自分の料理に自信を持っているシェフ・カール。
冒険して評判に傷がつく、常連から見放されることを恐れるオーナーとガチ対決してクビになる。
そこに絡んでくるのが、ブロガーのレビューとSNS。
カールがブロガー・ラムジーにキレる。「座って食べているだけで、人が一生懸命に作った料理にケチつけるな。経営や、生活が懸かってんだぞ!(思い出し引用)」
確かに一理ある。
映画のレビューにも通じる話。
だからね、納得する反面、文句言いたくなった。
確かに座って味わうだけだ。時に楽しみに、時に暇つぶしに、時に付き合いで…。そしてその為に使う費用、決して楽して稼いだもんじゃない。カールよろしく、理不尽な要求に耐えてとか、仕事以外の時間に研鑽積んでとか、苦労して手にしたお金を使っているんだということ、わかっているのだろうか。無料の試写会にはせ参じるときもそう。そこまでにかかる交通費はもとより、時間に間に合うよう、すべての予定を調整して、周りに頭下げて、とそれなりに苦労している。それなのに、がっかりした物を見せられた時の残念感。1日の気分が台無し。
映画や料理だけでなく、つい前日9,500円とられた老舗ホテルの部屋や調度類が、風呂付カプセルホテル級で、げんなりだったのを思い出してしまった。
だから、ラムジーが2度目の料理を食べたときの表情にとても共感してしまった。そうなんだよ。
「これを出しておけば稼げる(常連客はついてくる)」という、客をなめ切った制作者の態度に、ブーイング。
確かに、定番料理が常においしい店も知っている。そんな店は、定番を作り続けながらも、常に客の表情を見ていて、微調整している。半面、初回にいただいた時は、この世のものとは思えぬおいしさだった卵焼きが、二度目に行ったとき焦げていたときの残念感。サービスの質も落ちていた。
映画だって『MI』や『007』など、超長寿シリーズがあるけれど、シリーズとしての品格を保ちながらも、常に新しい要素を取り入れて、決して気を抜かない。反対に混迷していくシリーズもある…。
挑戦しすぎて変なものを味わわさせられるのも困ったものだが。
貴重なお金と時間を使うのだから、できるだけ、お金と時間をどぶに捨てないように、レビューをチェックする。喜びは分かち合い、残念な想いには警報・注意報を出したくて、レビューを投稿する。
はてさてこの映画の料理人(製作者)は、どう展開していくのだろう。
そんな料理人・カール(製作者・監督)としての心意気を、さらに感じてしまったのは、息子・パーシーとのやりとり。
販促としての本編映像としても流れているけれど、無料だからと焦げたサンドウィッチを提供しようとするパーシーに、カールが言う言葉。そうなんだよ、料理にしろ、映画にしろ、他のサービスにしろ、味わった後に、満足した表情をしたいから、一生懸命に働いたお金を使うんだ。
そして、それにパーシーが「Dad」と答えるのではなく、「chef」と答えるところが、また、最高!!!
そんな、製作者と、それを享受する方のやりとりが、SNSを介して、展開していく。
始めは、「自分は一流のシェフなんだ」というプライドから、フードトラックを馬鹿にしていたカール。
フードトラックだって一国一城の王でしょと、勧める元妻・イネスにのせられて、ファストフードのフードトラックを始める。
友達・息子の力を借りて、マイアミからロスアンゼルスまでのロードムービー。
その過程で、
上記の料理人(製作者)としてのプライドー譲れぬものと、変わりえるものー真のプライド、
お金稼ぎーピンチはチャンス?ーある番組(どんな番組?)への出演も含めてー、
「君は負け犬ではない」「負けたけど」の違い、
SNSの問題点と効用、
レビューの問題点と効用、
友情、ー同列の仲間と思っていたら、上司と部下にと関係が変わることもさりげなく挟まれるー
父子の物語ー何か特別なことをするんじゃなくて、いつもの延長上の時間が愛おしいー狩野という精神科医が、「一緒に過ごす(いるんじゃなくて一緒に経験する)時間が家族を作る」とおっしゃっていたことを思い出してしまったー
が綴られる。
それだけじゃない、この元妻となぜ離婚しているのかと頭をひねる関係性ー仕事中心で家族をないがしろにして、カールが勝手に家を出たのか?-からの展開ーカールの人間的成長の物語でもある。
これだけいろいろなイシューを、こんな小品でまとまり良く、気持ちよく描けるなんて!
役者で私の推しは、
パーシーを演じたエムジェイ・アンソニー君。拗ねた顔、喜んだ表情、反省した顔、困惑した様子、泣きたい顔、初めての経験、料理人としての顔…。その時々がとても繊細で愛おしく、カールが生き方を変えていくのも当然と思わせる。今後が楽しみ。
そして、ラムジーを演じたオリヴァー・ブラット氏。がっかりした時、満悦な時、そう、それなんだよ!!!と、一緒にこの映画(料理)を楽しんでしまう。
そして外せないのが、飯テロ料理と音楽。
内容的には子どもと見たい映画に仕上がっている。
「離婚はお前のせいじゃない」とはっきり子どもに告げるところは特に見習いたい。
元同僚へのマナーも見習いたいー上記のブチ切れでもあれだけ喧嘩した元職場の経営を心配し、ロスに戻ってからは、元職場に意趣返しするのかと思ったら…-元の職場の評判落としても仕方ないし…。
けれど、何気に挟まれる下ネタ。あんなコーンスターチの使い方は初めて知った('_')。
エンディング後半には、カールがパーシーに作るホットサンドウィッチの作り方(料理監修者がカールに指導している映像)が出てくる。
これはもう、作るしかない。カロリーなんて気にしていられない。
カロリー消費に、音楽に合わせて踊ればいい。
どこで、どんな風に、仕事をして、生きるのか。
さりげなく、背中を押されてしまった。
すべてに満悦。
SNSの恐怖
10歳の息子パーシーにSNSなどを教えてもらい、ついフード評論家のブログに反論したことがきっかけとなり、店を辞めるまでになったシェフのカール・キャスパー。うかつに何でも投稿して失敗するパターンなのだが、逆に息子の広告投稿のおかげでフードトラックも大繁盛!
悪い人間もほとんど出てこない、ラテン系のノリ。料理映画は数多くあれど、ここまで見た目よりもノリで味わう作品も珍しい。もちろん、大物俳優ダスティン・ホフマンや、MCU繋がりのロバート・ダウニーJr.やスカーレット・ヨハンソンという俳優もファブローを盛り上げてくれる。性格もMCUそのままといった感じ。
父と息子のロードムービーで、知らず知らずのうちに親子の絆や息子の成長にもよい結果となった。そんなフードトラックの旅の中でもジョン・レグイザモ演ずるマーティンの心意気にちょっと惚れてしまいそうになる。
ハッピー
飯テロ
アイアンマン組再結集
ロサンゼルスの一流レストランで総料理長を務めるカールは大物料理評論家の酷評を受け、SNSで彼を罵倒したことをキッカケにレストランを解雇されてしまう。
失意の中、休暇とリフレッシュを兼ねて訪れたマイアミでフードトラックで販売されていたキューバサンドイッチの美味しさに感動し、自身もフードトラックで移動販売していくことを決意したカールと道中を共にした息子のパーシーの姿を描いたハートフルロードムービー。
アイアンマンシリーズでおなじみのハッピーホーガンことジョンファブローが製作、脚本、監督、主演の4役を務めた飯テロ的作品。
観ているだけでお腹が鳴りそうな調理シーンの連続で涎が止まらない上に、MCUお馴染みの俳優たちが随所に出演し、確実に鑑賞前後にMCUへと誘導されそうな作品となっている笑。
中でもスカーレットヨハンソン演じるモリーは主人公の元恋人で現友達かつソムリエというたまらない役どころで出演。
序盤でカールがパスタを作っているのをモリーがベッドに横になりながら眺めてるシーンがあるのだが、その時に露出した左肩がエロいことエロいこと笑。
ジョースター家ですと言わんばかりの星マークのタトゥーで妖艶さが増し、パスタだけ食べて帰ったわけが絶対にないと勝手にジョンファブローへの嫉妬が募る役を好演笑。
そしてMCUのドン、ロバートダウニーJr.は金持ちのプレイボーイでカールにフードトラックを提供してくれる役として出演。
ヒゲがないことを除けばほぼトニースタークの外見に、たった数分の出演ながら話の的を得ない回りくどい話し方で完全にトニースタークやんけと多方から突っ込まれそうな役を好演。
作品や役どころは違えどトニーとハッピーが2人で話してるシーンを観ているだけで嬉しい気持ちになったし、前夫と前々夫というまさかの○兄弟という設定も笑えた。
フードトラックの旅に出る一連の流れの発端がSNSでの騒動から始まるのだが、そういったソーシャルメディアに疎いカールがSNSにおいておよそ考えられる最悪の対応を取ってしまうことが笑える反面、料理人にとってある種最悪の敵とも言える料理評論家に対して面と向かって(しかも大衆の面前で)、どれだけスタッフや自分がその料理を作るのに苦労したか、酷評されて傷付いたかを罵詈雑言混じりで訴えかけるシーンが情けないながらもちょっと悲しくて響くところがあった。
またそういった困難を乗り越えるキッカケが同様にSNSだったことも一捻りがあってそういう面も面白いなと思える作品だった。
とりあえず美味しいものが食べたくなること間違いなし。
深夜に観ないことを強く勧めたい笑。
よだれが出まくり🤤 目もうるうる🥺
軽い気持ち‥
お腹減ってきた
設定がなかなかおもしろい!
設定がなかなか面白い!SNSで評論家の悪口を言って大炎上。そして、レストランはクビ。仕方なしに元妻の彼にお金を借りに行き、もらったのはおんぼろフードトラック…
今後のキャリアについて考えるお年頃からか、共感する部分もある。ある程度、腕に自信があるのであれば、誰かに雇われるより、自らの店を出すことも良いと思う。今回のSNS騒動は、大事件ではあるが、人生の転機だったに違いない。
友と息子と行く全米横断のフードトラックの旅。ラテンのリズムの包まれて、見ているこちらも、愉快で楽しく、そしてよだれが出てくる!
どん底からの一大発起。そして、仕事や家族もハッピーエンド!とても前向きになれる、背中を押してくれる映画に出会えた。
私の街にも来ないかな。
自粛配信鑑賞!
わざと? 劇中評論通りの映画
高級レストランのチーフシェフ、カール。彼は創意工夫に満ちた料理を精力的に産み出す食通も認める一流。しかし本意でない無難な料理を高名フードブロガーに出してしまったことからSNSで酷評され、転落。しかし元妻の勧めでフードトラックをしてみることになり……
クソつまらん映画です。※
当初カールは創意工夫に満ちた料理を作りたがってたはずなのに、フードトラックで出すのは何故か真逆とも言える「伝統の味」キューバサンド。
妻は何故フードトラックが向いてると言ってたか不明だし、妻の知り合いは皆唐突に紹介されるし、どんな人生や経験を経たかを皆口で説明するだけだし、息子とはどこかで腐るほど見た『嫌われてはいないけどなんやかんやで上手く行ってない親子関係』、フードトラックは都合よくタダで手に入るし、友人シェフは地位を捨てて都合よくフードトラックを手伝ってくれるし、何がいいかの説明も演出もろくにないキューバサンドが飛ぶように売れていく。もちろん最後は息子と関係改善できるし、元妻はずっと協力的だし、なんなら酷評したフードブロガーがカールのために出資してくれて、カールは好きな料理を文句一つ言われず作れる自分の店のシェフになる。めでたしめでたし。スタッフロール最後にはキューバサンドの作り方を教えてもらえるおまけ付き!
……これ、面白いでしょうか?
料理とSNS意外特に特徴付けのない都合のよいキャラ達、不自然なまでの上手く行きっぷり、使い古された家族像や自己実現によるハッピーエンド。途中で見るのを止めようか何度悩んだか。
※けどこの感想、実は物語序盤でフードブロガーが酷評した内容と不思議なほど似ています。要約するなら「もっと創意工夫を期待していたのにつまらん物出しやがって! 特に最後のクソみたいなのはなんだ!!」でしょうか。
他にも、「玉子にキャビアを沢山乗せるのは値段を上げたいだけで腕に自信がない証拠」……これ、「キャストを豪華にしたりロケ地を豪勢に転々とすること」の揶揄かな?と思ったり。
もしかして、このつまんなさはわざとやってるのでは?と思わされる部分もあるわけです。
つまんない脚本つまんない演出の映画をやって、わざと劇中で似たような作りの料理を酷評する。そうだとしたら、非常に回りくどい高等なギャグではないかとも思うのです。
ただ、そうだとしても分かりにくく、途中で見るのを止めたくなるほどつまらないので★2としました。
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