at Home アットホームのレビュー・感想・評価
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大黒柱
子供から尊敬される父親
それは、人それぞれなんでしょう
この家族は元が他人だけに思いやりや信頼・尊敬で成り立っているですね
こんなもの、良い家族です
しかし、本来の物語としてはもっと酷いシーンがあったんだろうと・・・・予想されます。
それを出さないでまとめ上げたのは良かった
ただ、最後のシーン
皆が住んでいたら良かったのに・・・・・
鴨カモ
松雪泰子の昔の夫に殴られるシーンとか、娘のお父さんに誘われるシーンとか、子供が殴られてるシーンとか、怖い!!!
竹野内はイケメンだし心優しい役だけど、泥棒ってのもね。
坂口健太郎の長男だからってシーンは成長を感じられて、そこだけは良かったけど青少年の教育に良くない映画かな…
家族のあり方
この映画をみて
家族のあり方なんて
愛があれば
何でもありなんだなぁとしみじみ。
みんな過去に色々抱えてて
てか、みんなの職犯罪だし笑
坂口くんいい役だったなぁ。
ラストの刑務所から出てきて
みんながあの家で再会するところ
すごい好き。
きっとあの後みんな本当の家族になったんだろうな。
うーん…
結構レビューのコメントでは評価されてるけど、私的にはナシだなぁ。
それぞれの過去の描き方が雑で、心理面とかに及んでないし、過激なシーンでそれを誤魔化してる感じがしてしまって、そういう過去なら犯罪者集団となってることが許されるとでも?
と違和感を覚えた。
特に被虐待児は環境の変化にあんな風に適応しないだろうと思ったのと、不必要にショッキングな映像で、苦しい過去のある人には観られない作風が気になった。
こんな簡単に評価されて良いのか?
よかったです。
他の映画を見ている際に宣伝で興味を持ち見させていただきましたが、一言で言うと面白いです。
様々な家庭環境の人が集まって新しく森山と言う家族として過ごすお話なのですが、お父さんが逮捕された後も偽の家族みんなが昔の家に出迎えてくるシーンも素敵でした。
でもどう考えてもあの状態で、自分の嫁は息子、子供が突然家に帰ってこなくなったのに通報する家庭じゃ無いのかな?って現実味帯びてみてしまいました。
自分の子供が家からいなくなってても、通報も捜索もしないような家族達だったということでしょうか。
泥棒は悪いことですが、見ていて心がグッとなる作品でした。
こんな映画ががあったんだ
TUTAYAで4本目を探してこのDVDを借りました。
こんな映画があったんだ。
でもこんな少年、こんな青年、こんな少女、いるんだろうな。昨今のニュースを聞くと。
泣きながら観ました。自分の恵まれた環境が申し訳ないとも思いました。
もったいない
110分の映画というのは失敗かと。
10話くらいのドラマにして、家族一人一人の育った環境や背景などを、丁寧に描いてないので、感情が入りにくい。
そして偽家族のキャストはいいのに、劇中に出てくる、悪いやつとか嫌なやつが芸人ばっかで台無し。もっとキャストが良ければと思う。
血の繋がりは無くても、愛情に満ち溢れた家族。血が繋がっていても、バ...
血の繋がりは無くても、愛情に満ち溢れた家族。血が繋がっていても、バラバラな気持ちの家族より、家族らしい
演技派の俳優達の物語に、音楽が華を添え、最後は、笑顔になれる、ハートフルドラマ
日本映画的な・・・。
あまり期待もしていなかったのだが、本当に「期待」通りであった。
全くの「予習」なしで見始めたため、冒頭の部分に淡い期待をすこしは感じたのだが、登場人物のあらましがわかりかけてくるにつれ、全てが「お見通し」になってしまう。
「お父さん」・・わかった、そうか。だろうな。
「次男」・・・冒頭部分が、これか。やはり、そうなんだろうな。
「長男」・・だろうな。設定が、ノーマル。
「長女」・・もはや展開が、見えた。
「お母さん」・・ここまで来たらベタだろう。
状況の設定がありきたりすぎて、そこに「at home」を盛り込むのは、もはや「普通」すぎる。
それを考えてみても、最後のシーンは興ざめに近いものがある。
最後に、
客のマナーに物申す。
試写会とはいえ、なぜ携帯電話の電源を切らぬ。
試写会とはいえ、なぜ、着信のライトを煌々とてらす。
君たちサラリーマン。なぜ、来たのだ?
試写会でつくずくよかった。
*また、上映にあたっての読売関係者のご挨拶。ほとんど原稿の棒読みで、また早口で、これではいけません。[回顧]
原作は読んでいませんが、私的にはすごく良かったです。 思っていたも...
原作は読んでいませんが、私的にはすごく良かったです。
思っていたものよりこじんまりしていた気がしました。ちょこちょこ芸人を使っているのが気になりました。芸人にする必要ないと思う、、
"父さん"を慕っている感がじんわりと伝わってきて、役者さんの演技が光っていました。
最後のシーンの家族みんなのおかえりのあと、引いてから竹野内豊さんのただいまがすごく好きです。
淳くんの、「ああ、よくわかったよ。あんたたちが殺す価値もないってことがな。」のセリフが良かったと思いました。
原作読んでなくても楽しめる作品だと思います!
呪縛を、解き放つ
「未来予想図 アイシテルのサイン」を監督した蝶野博監督が、「真夜中の5分前」「ストレイヤーズ・クロニクル」などが立て続けに映画化され注目を集める本多孝好の原作、竹野内豊主演で描く、群像劇。
映画に限らず、小説、演劇など「ストーリー」好きの多くの人間には、どうやら共通のセオリーがあるようだ。それは簡潔、「物語は、開始5分で善し悪しが分かるものさ」というもの。日本を代表する文豪、池波正太郎も映画を語るエッセイでこう断言する。「だいたい開始数分で良し悪しは分かるものですよ。分かる人はね」
その真意は人それぞれだろう。だが、その一つには物語りの暗黙のルールがある。「観客をスタートから引き摺り込むために、簡潔に、円滑に人物相関図を冒頭にねじ込む。そこから、本当の演出を始めよう」という王道。物語に慣れ親しんだ者は、自然とその王道に則って世界を把握し、ドラマを予測し、2時間弱の演出に寄り添っていく。
もちろん、その「物語」を支配してきたルールを否定する気はない。むしろ、現代の映画はこの道筋を通らないと、違和感を観客に与えるという一面もある。それは戦略であり、ビジネスの結果だ。
この「呪縛」が幅を利かせる時代にあって、本作は明らかに異色である。時間軸を巧みに操作しながら、竹野内、松雪を軸とした主要な登場人物達の相関図を意図的に、冒頭から曖昧にしている。「家族・・なんだろうな」程度の観客の予測を可能にさせる塩梅で、違和感に満ちた人間の集まりのぎこちなさを強調させ、ある「事件」の発生、顛末へとぼんやりと突き進む。
これは、演出の稚拙さによるものではないだろう。「これが、愛にあふれた家族だ。人の温かさなのだ」と行政広報のようなメッセージが陳腐であることを無自覚に知ってしまった現代人には、むしろこの「ぼんやり」したつながりこそが、家族の「リアル」に直結してしまった。作り手はこの変化を敏感に捉え、的確に提示した結果として受け止めるべきだろう。
が、この秀逸な現代人気質の提示を経た、「偽物家族」作成のプロセスがなんともいただけない。一人一人のいたたまれない事情を畳みかけるように描写するのは致し方ないが、それがまだまだ発展途上の役者を含めたキャストによる短編劇の寄せ集めを、さらに寄せ集めたような連帯感の断絶が続き、「事件」の衝撃、不可思議を完全に消滅させてしまう。言うなれば、物語が真っ二つに分かれてしまったような、疎外感。
浮遊感に満ちた時間軸の物語を得意とする本多原作作品としては、見事にこの作家の本質を捉えた一本として評価すべきだろう。(本作の曖昧な人間関係が心地よい貴方は、ぜひ「真夜中の5分前」も併せて御覧いただきたい)だが、一本の映画として満ち足りた充足感があるかといえば、旬の若手を十分に活かしきれていない組み立て方、余りに美しさを捨てすぎた松雪の使い方など、改善の余地が大いにあると言わざるを得ないだろう。
現代の「物語」が雁字搦めとなった「呪縛」からの解放を目論んだような演出が光る、特異な一本。作り手の今後の発奮に期待したい。
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