シー・オブ・ザ・デッド

劇場公開日:2014年6月14日

解説・あらすじ

「デス・マングローヴ ゾンビ沼」「吸血怪獣 チュパカブラ」と、血みどろなスプラッターホラーでカルト的人気を集めるブラジルの鬼才ホラー作家ロドリゴ・アラガオン監督の長編3作目。海で発生したゾンビウィルスが小さな漁村を恐怖に陥れる様を描いた。海辺の村に住む漁師ベロアは、漁の最中に奇怪な生物に襲われて傷を負う。その生物の存在を誰にも信じてもらえないだろうと、傷を隠して村に帰ったベロアだったが、その夜、おぞましい行動を起こす。一方、ベロアが釣り上げたアカエイをさばいていた使用人のアウビノは、魚たちがゾンビ化していることに気付くが時すでに遅く、感染は瞬く間に村中に広がってしまう。

2013年製作/96分/ブラジル
原題または英題:Mar Negro
配給:キュリオスコープ
劇場公開日:2014年6月14日

スタッフ・キャスト

全てのスタッフ・キャストを見る

関連ニュース

関連ニュースをもっと読む

フォトギャラリー

  • 画像1
  • 画像2
  • 画像3

(C)Fabulas Negras - All Rights Reserved.

映画レビュー

4.5 地獄

2025年11月21日
スマートフォンから投稿
鑑賞方法:VOD

怖い

驚く

斬新

ブラジル産ゾンビ映画。

ずっとグチャグチャのドロドロのビチャビチャ。とにかく汚い。グロを通り越して汚い。というか、本来グロテスクなゾンビ映画とはこうあるべきなのではと思い直してしまう程突き抜けています。

ゾンビが出てくるまでの助走が結構長いのですが、この時点でもう汚い。村人達の日常が描かれるのですが、清潔感の無さが非常に際立っています。壁とか床とか薄汚れてるし、男達の服も汚い。汚れたままウロウロしてる男達を見ては「はよ風呂入れ!服を洗濯しろ!」とツッコまずにはいられません。中盤からはよくわからない風俗店が舞台となるのですが、ここも狭いしなんか汚い。とにかく徹底して汚い。嫌悪感を抱くほど。

なんかやだなぁ…綺麗な画面が観たい…なんて思っているうちにゾンビ登場。こっからはもう地獄です。「ブレインデッド」のParty is over!!もビックリなドログチャ大戦争です。人間もゾンビの体液なんかを浴びまくっているので、どっちがゾンビか分からないほどドログチャになります。さながら「バタリアン」のタールマンの大量生産であります。

実は本作の見どころは他にもあって、キャラクターの描き方がなかなか上手いところ。奥手で根暗なアウビノ(色白だしアルビノ由来の名前か?)やお店のママさん(男)などはインパクトあるし、自然とストーリーを盛り上げて(状況を悪化させて)くれます。このキャラクターの描き方が雑だと違和感がつきまとうことになります。聞いてるか?「ゾンビネーター」さんよ。

これ、かなり優れたゾンビ映画と言えるのではないでしょうか。グロ描写に対するこだわりだけでなく、作品全体を通して「汚い」という世界観は一貫しているし、人物も興味深く見れる。さらに終盤には巨大な○○○ゾンビが出てくるサービスっぷり。唯一の難点は最大の魅力であるはずの「汚い」をやり過ぎた点か。もっと評価されても良い作品だと思いました。

コメントする (0件)
共感した! 0件)
吹雪まんじゅう

1.0 超弩級の駄作

2021年6月6日
PCから投稿

久々に映画を観て笑顔になれました。カットが多すぎるって!友達と観ると楽しいかも!

コメントする (0件)
共感した! 0件)
aaaaaaaa

3.0 久しぶりにグチャドロ

2018年9月2日
Androidアプリから投稿
鑑賞方法:VOD

ブラジルの片田舎の漁村でおきる
訳の解らないゾンビ感染
もうグチャドロで焦点も定まらない感じ。
オカマママのブチ切れガトリングガンが最高でブレインデッドを思い出しました。
悪魔召喚までぶちこみカオス爆発ですが結局何が何だか???
雑なんですが造形の汚さと湿度の高さは抜群で
こういうのってやっぱり好き…と再確認してしまいました。(笑)

コメントする (0件)
共感した! 1件)
カタヤマ

2.0 よく襲い、よく伝染り、よくぶちまける

2018年6月14日
Androidアプリから投稿
鑑賞方法:VOD

楽しい

傷口は裁縫糸と縫い針でそれでも駄目なら焼きレモン、娼館をしきるオカマのガトリング銃、体液血しぶき垂れ流し、謎の黒魔術にまさかの悪魔降臨、半魚人にエイの化け物ときて極めつけはクジラゾンビ。

コメントする (0件)
共感した! 0件)
mimiccu