劇場公開日 2014年7月5日

「久々の憎悪感」ブラインド 作品に向き合うゆき平さんの映画レビュー(感想・評価)

4.0久々の憎悪感

2015年3月8日
フィーチャーフォンから投稿
鑑賞方法:DVD/BD

悲しい

単純

萌える

「早く死なないかな…」と思った悪役は久々。

ストーリー的には、やや漫画だが、ハラハラドキドキが味わえる秀作。

で、悪役だが、これが本当に憎い。

女性たちを狙う部分では当たり前の感情の憎いが出るが、展開が進むにつれてどんどん憎くなってくる。

とにかく盲目のヒロインの味方のキャラクターが良く、犬が特に良いため、まあわかってたけども辛かった。でも、かっこいい。

そこからの展開はもの凄く犯人に対しての怒り度が見た人全員がマックスになる。

なので、観客の思いを一気にぶつけるような演出にはスカッとさせられた。

韓国映画にしては後味はまあ良いしグロさはあまりないけど、愛犬家は要注意かな…

でも、盲目というアイデアを見事に生かした作品で、おもしろかったです。

作品に向き合うゆき平