劇場公開日 2015年10月3日

「モーニング娘。君の名は。バクマン。なぜ。」バクマン。 野川新栄さんの映画レビュー(感想・評価)

5.0モーニング娘。君の名は。バクマン。なぜ。

2021年1月22日
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鑑賞方法:DVD/BD

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映画館では2015年10月7日地元のイオンシネマで鑑賞
それ以来2度目の鑑賞

原作未読
ガモウひろしが書いた漫画は単行本全て買うほどのファンだが原作大場つぐみとなると一冊も買わないどころかほとんど読んでいない
ガモウひろしのヘタウマ漫画が好きなんだろう
話としてはそりゃ面白いだろう
画力が有れば可能性はどんどん広がる

漫画は博打うちみたいなもんだから『バクマン』なるほど

週刊少年ジャンプの「友情」「努力」「勝利」を地で行く若手漫画家が主人公の爽やか熱血スポ根青春物語

最近アニメの『SHIROBAKO』を観たが面白かった
アニメにしろ漫画にしろ舞台裏をコメディータッチで描く作品はわりと好き
この業界に興味があり基本的に漫画やアニメは嫌いじゃないからだろう
嫌いなのは原作が好きすぎる攻撃的な原作厨と本業の声優以外声当て作業を許さない頑固で閉鎖的な声オタだけの話

原作の内容を知らないから漫画家の話をどう描くのか不安もあり楽しみでもあった
原作がもちろん良いんだろう
大根仁監督だって演出脚本ともに良かったんじゃないか
元々自分としては大根仁監督作品わりと好き
今回は高木が体育館で閃くシーンとか漫画が浮き出すシーンとか漫画の世界で如意棒のようなペンを振り回してバトルするシーンがお気に入り
卒業式に参加しないで「祝卒業」と書かれた黒板をバックに教室で離れて会話する最後の方のシーンも好き

ヒロインの小松菜奈が1番可愛いのはこの作品
最初はそうでもなかったけど特にお見舞いのシーンとか眩しい
ジャンプに本当にいそうなヒロインだ

脇役は変な人たちが多い
特に染谷将太が演じた新妻エイジはキャラが立っていた
実際の漫画家の人たちは中身はともかく見た目はわりと普通だと思うがそれじゃ面白くないからな
漫画も映画もわかりやすさは大事
たとえそれが大袈裟なものであっても

リリーフランキーは今回週刊少年ジャンプの佐々木編集長を演じた
何をやらせてもパッと見はみんな同じに見えるがよく見たらそれぞれの作品で全く違うことにやっと気づいた

音楽も良かった
サカナクション
良いセンスしている

全体的にテンポはいい方だ
最後もうまくまとめた

エンドロールも楽しめる
よく工夫されている

デスノートも良かったけど個人的にはこっちの方が好きだな

これは星5以外あり得ないわ

野川新栄