「楽しく見られます。でも見吉ロス。」バクマン。 だいずさんの映画レビュー(感想・評価)
楽しく見られます。でも見吉ロス。
バクマン。観てきました。
漫画持ってますので、当然ながら粗筋は既知な訳です。
漫画家への道とか、作成風景には普段から興味があります。
ペンの走る音が心地よかったです。
ちょっとだけ残念だった点が2点。
見吉香耶ちゃんが登場しなかった・・・でも仕方ないかもね。
雄二郎のほうの服部さんが出てこなかった・・・こちらもまあ仕方ないか。
好きなキャラだったものですから、すみません。
キャストは皆さんはまってました。
ビジュアルは寄せずに役割として存在していた服部哲さんの翻案も
うまくできてるなという印象です。
バルサ好きなんね。いつもサッカージャージでしたね。
あ、この服部さんは哲さんと雄二郎さんの合体なのか?
だからサッカージャージでエイジの担当的なことも?
福田さん、中井さん、ラッコの人(名前忘れた)のはまりっぷりもさることながら、
エイジas染谷くんの存在感がとてもよかったです。
もちろん、神木くんasシュージンも、佐藤健asサイコーも良かったです。
一番はまってたのは、クドカンの川口たろうですけれどもね。
汚い格好が似合って似合って。
なんでもクドカンが娘さんから映画は面白かったけど、お父さんが汚くて嫌だったといわれたとか・・・分からなくもないね。でもクドカンでないとはまらなかったと思うし素敵でした。
20巻分の原作漫画を、出会いから初連載の終焉までの部分を切り取って映画にしています。
エイジと2人が漫画の絵の中でペンと墨で戦うシーンなど、映像的な面白さもたくさんありました。
若い子にはいい映画でしょうね。
小松さんの小豆さんの女神感もよかったです。でもお見舞いにきた小豆さんのそんなに待てない、という捨て台詞は言葉通りなのか、漫画のセリフをヒロインやる時用に練習してるよアピールなのかわからなくしてるのが、ちよっと意味不明です。
原作の変なペンネームは使わなかったんですね。
うん、それ正解!と思いました。
青春成長物語としては、サイコーの両親・おじいちゃんが出てきたらよかったのになと
おもいましたが、尺がね。うん。