「頭から離れない」バクマン。 ぎょさんの映画レビュー(感想・評価)
頭から離れない
クリックして本文を読む
めちゃくちゃ面白かった正直もうあと5回ぐらい見たいくらい。
原作の内容とか登場人物をはしょりまくったりしてたけど逆に登場させる重要人物を絞ったことで一人一人に魅力があった。
あと配役も素晴らしかったあの福田さんの役は桐谷健太にしかできない最初は逆だと言われてた佐藤健と神木隆之介だけどあれで正解だと思う、佐藤健の編集長やエイジを見るときの憎しみを込めた目の迫力がすごかった。
エイジや服部さんのキャラが変わってたけどエイジはあの悪役みたいな性格の方がこの映画にあうし染谷将太のタラタラしたような喋り方にあってて良かった、服部さんもこっちの方が編集者感があってリアルだった。
演出が素晴らしかった確かにこの話はスポーツ物みたいに激しく動いたりしないから描いてる姿はどうしても地味になるはずなのにそこはプロジェクションマッピングを使って漫画が出来上がっていくのを表現したりアンケートバトルをペンやえんぴつを持って物理的?に戦わせていたのがはなしのスピード感や盛り上がりをよく表していて見てて楽しかった。
またエンドロールが面白かった漫画の単行本の背表紙にスタッフの名前を描いてあるのがとくに面白かった。
話の途中に実際にある漫画の話やネタを練りこんでくるのもジャンプのファンからしたらすごく受けたと思うし自分が知ってるものを登場人物が知ってると思うと本当に現実にこの人達がいるんじゃないかとか思えてしまった。
モテキのときのエンドロールも面白みがあってこういう感じのネタを入れてくるのがサブカル受け良かったみたいに演出とかそういうところに監督のいい個性が出てる良い映画だと思った。
コメントする