「見ていてイライラした」バクマン。 やゆよさんの映画レビュー(感想・評価)
見ていてイライラした
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映像はあんなに凄く良いのに、脚本が酷すぎる!
監督はバクマンを何回読んだのか?
原作を数え切れないくらい、
アニメも10回以上見た人間からすると、
バクマンを侮辱するのも大概にしろと言いたい!!
映画を見た人の感想がエンドロールに集中しているように
作中には見所がありません。
あえて見所を挙げるならば、
恋愛と友情があんなに詰まった最高の作品が、
薄っぺらい青春ドラマに化ける姿は必見です。
原作だと、
努力は、もっとどうしたら人気が出るか試行錯誤を重ねてるし
友情も、亜城木コンビの親友としての関係やライバルとの友情
勝利は、サイコーとアズキの結婚
これが、安っぽい青春ドラマと化すと、
努力・友情・勝利が、
努力→病院から抜け出して締切に間に合わせる努力
友情→アシスタントを使わない週刊連載漫画家同士の助け合い
勝利→締切に間に合って新妻エイジに1度だけ勝利
全て、映画化で取り入れられないってどういうこと?
最早、バクマンでは無いよ。この作品。
アズキとサイコーの関係が軽いのも腹立たしい!
信頼関係無さ過ぎ。
あの短い間に、何回「どう?」とか「待ってる」と確認するんだよ。
お互いを信じて自分の夢に集中しろ!
見吉がいないから、こういう事になるんだよ。
一番許せなかったのが、
新妻エイジの亜城木コンビを見下した態度。
真城に向かって「僕の方が上手く描けます」はない!
あのシーンを見たときは、途中で帰ろうかと思った!
マンガ史上最高の人間関係を描いた作品を
こんな薄っぺらい人間関係の作品に脚本を書き換えてしまう
大根監督には、二度と実写化の作品の製作はして欲しくないです。
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