沈黙の処刑軍団のレビュー・感想・評価

わかりやすくスッキリした展開で、あっと言う間にエンドロールだった。
面白かったです。

綺麗な型で一見の価値あり。彼が主役と言って良い。珍しくセガールはマフィアのボスで、部下が多く、ラスト闘いの舞台は自分の屋敷。いつもなら、単独あるいは少人数でラスボスアジトに攻め込むのに。期待していたフォスターの殺しが失敗した見せしめとして拳を壊し引退させたのに、まだフォスターはセガールを慕っている、この二人の関係性から背景が全くない。大事な娘なら屋敷に匿えば良いのに、食堂で働かせ、尚かつ一度襲われているのに警戒していないのは不自然。と色々おかしな点はあるが、単純に見れば良い。ラスボス、ヴィング・レイムスとの格闘シーンはやっぱりなく、銃殺で終わる。

2020年6月7日

映画 #沈黙の処刑軍団 (2013年)鑑賞

沈黙シリーズって海外では何シリーズって言われてるんだろう？セガールシリーズとかかな？そもそもシリーズの認識ないのかな？
監督の #キオニ・ワックスマン って沈黙シリーズ以外の監督ほとんどしてないけど、セガールのお抱え監督みたいな感じ！

スカだけで観ますよ、ついていきますよ、しょうむないけど、もう惰性だけど。

総合50点 （ ストーリー：25点｜キャスト：60点｜演出：60点｜ビジュアル：70点｜音楽：65点 ）

　何事も突然始まる。ろくな説明もなく突然色々な組織が登場し突然色々な人物が登場し突然命令が出される。だから相関関係と設定が掴みづらい。そして誰が主役なのかはっきりしないまま物語は進んでいくし、殺しを命じられたハーストは突然暴行を受けてクビを切られ、その後突然怪我が治り恨みもないままに突然復帰する。そんなわけで物語はけっこうぐたぐた。
　ただハーストの格闘場面は悪くなかった。特に彼の膝蹴りはなかなか鋭い。

人物関係が分かりにくい導入
両手を潰され引退したハースト、足技だけで格闘(格闘パートはほぼハースト、なかなかキレがある)
蠍の毒で直す良く分からないオソの治療でハーストの両手復活
特に活躍もなくオソ死亡
アレクサンダーの投げたライトに目をやった隙に1発で射殺されるボス

セガールアクションはかなり控えめで(銃の説明は楽しそうにしていた)、ほぼブレン･フォスターが主人公の作品