新宿スワンのレビュー・感想・評価
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新宿
街を行き交う女性に声をかけ風俗店を紹介するスカウト。 敵対する2つのスカウト会社が揉め事をきっかけに1つに統合。 その裏では真虎と葉山、秀吉が一枚噛んでいる。 新宿で龍彦は真虎に見込まれスカウトになる。 ガムシャラで一途な龍彦は自分がスカウトした女の子には幸せになって欲しいと願う。 リストカット癖のある女の子が飛び降り自殺し龍彦はショックを受ける。 新宿で生きて行くって綺麗事ばかりではない。 秀吉は龍彦に深い恨みがあるらしい。 秀吉の企みはクスリで新宿…日本を牛耳る事。 紹介したヘルス嬢達をクスリ漬けにし、言うがままに働かせる。 クスリの存在を知られて困る者が秀吉の口封じをした。いったい誰なのか? 金髪の綾野剛とブリーチの伊勢谷友介に対して真っ黒な山田孝之と金子ノブアキ、白と黒の戦い。 山田優のママもかっこいい。 沢尻エリカのヘルス嬢アゲハがクスリ切れで錯乱する姿、やっぱり演技上手いなと感心した。
これなら2も観たい
スカウトマンの世界がドラマチックに描かれており、青臭さはあるが面白かった。 肝の座った美人ママ役を演じたのは、モデルの山田優。 意外にも、静かな凄みがあって非常に良かった。 利子役を演じた女優さんにはもう少し演技を勉強してほしい。 刃物を首に突き付けられているのに、その表情からは緊迫感が感じられず。 そのせいか、続くボーリングシーンもギャグに見えてしまい残念だった。
怒鳴り声が多くてうるさい
沢尻エリカはやっぱり可愛い。 山田優もなかなか合った役で良かった。 ちまたでは綾野剛はイケメン扱いらしいけど、伊勢谷友介と山田孝之と並んじゃったらイケメンじゃない事が明白に。。 内容は殴り合いばっかりで途中で飽きちゃった。
歌舞伎町のスカウトマン
歌舞伎町の風俗スカウトたちの物語。 渋谷にめっちゃうようよしていたアヤシゲなスカウトたちももはや歌舞伎町界隈にしか棲息していないようだ。 以前職場でいっしょになった女子大生のかわいこちゃんが当時19歳だったのだが、この映画のエキストラで出ていたという(エキストラの時は18か19のとき)。綾野剛がかっこよかったですー!とかわいらしい口調でのたまう。伊勢谷友介が渋いんだけどねー。ところで、このとき、一日の集計がピッタリあったということで奇跡のように優秀だとメンバー全員褒められた。素晴らしい。そして、あくる日だったか、大雨が降って小さな待機場所で四方山話をしていると、彼女が好きな男の子が職場内にいるという。 とっても可愛らしい彼女なのだが、その彼女を好きな男の子もいるのだった。すごくわかりやすいアピールをしていたのだけど、彼女は気づかない。そして、その雨の日に彼女には好きな男の子がいて、「それは自分ではない」と彼は気づいてしまった。 というようなサイドストーリーはわたしの身近な場所に起こった。 綾野剛と沢尻エリカ、伊勢谷友介、山田優、それぞれがいい味をだしている。 水商売は肌に合わないとハナからおもっているわたしだが、それはなによりも睡眠不足とお酒と客あしらいの大変さにおののいているからにほかならない。もちろん、水商売は沼だから、足を踏み入れないに越したことはないというセオリーを守っているに過ぎないのだが。いやいや、たいへんな商売だと思うし、到底おぼつかないと自覚している。まず、好きでもない男の人と話をする苦痛があるものね。やくざまがいの界隈の方々にはお近づきにならないようにしています。 こわいこわい。 物語としてみるのは楽しい。自分の世界とはちがうから。
思わず涙。
なんの予備知識もなく見始めたのですが、終わってビックリ!!!まさかの園子温監督だったとは!!!意外でした。 目を背けたくなるシーンもありますし、あるある映画かもしれませんが、それでもやっぱりその世界で生き抜いていく厳しさと、その中での葛藤や闘いなど、見応えがあります。 沢尻エリカさんのシーンや、山田孝之さんのシーンでは思わず涙も。 続編はどんな感じになるんだろー!!!
原作のキャラに納得。
割りと厳しいレビューが多いが、原作のファンから すると、ナイスキャスティングと言いたい。 綾野剛も伊勢谷京介も見た目はクリソツ。 ただし、ちょっと馬鹿さ加減が足りない たちゅひことクールさが不足ぎみなマコさん。 他、関さん役の俳優、良かったね。 山城役の豊原さんはミスマッチ。 沢尻エリカは良かったけど、別にキーファクター では無いので特に無し。 んで、ヒデヨシ役の山田孝之。 ウーン、顔立ちがきつすぎる分、 違和感あり。
超おもしろかった。豪華キャストのいろんな演技も観れて、遠すぎず近す...
超おもしろかった。豪華キャストのいろんな演技も観れて、遠すぎず近すぎない世界観も良かった。 笑いあり涙あり。みててドキドキする内容
う〜ん
登場人物がかなり原作っぽいキャスティングになっていたなという印象。 でもやっぱ漫画の世界観を脱してない感じで映像化してもなんかリアリティがかけるというか、終始入り込めなかったかな。 役者さんはみんないいアジ出してるような気はしたんだけど、なんかもったいない感じ。
だいぶポップな園子温バイオレンス
新宿のキャッチの男たちの話。 バイオレンスって書いたけど死人ほとんど出ないしもはやバイオレンスでもないか。 歌舞伎町大好き乱痴気エンターテイメント。 万人ウケしそうな程良い軽さ。うぇーい 「さよなら歌舞伎町」って園子温だっけ? あれの、垢抜けたバージョンって感じ。 キャスト魅力的過ぎ。 山田孝之。言わずもがな。 安田顕がどこまでも安田顕。事務所のシーン、一人だけやたらコミカル。偉い役は似合わない! 神楽坂恵がいなかった。確かに今回は当てはまる役所がなかったかも。物足りないポイント①。 ママ役の山田優、すごい雰囲気があって良かった。 真野恵里菜ぽっちゃり。個人的には痩せる前よりぽっちゃりしてた頃の方が好き。痩せたらその辺によくいる感じの普通の可愛い女の子になった。そういうわけでみんエスも映画よりドラマの紗英が良い。 深水元基はテレポーテーションしてなかったけど良い味を出していた。好きだぜ! 深水元基と神楽坂恵は園子温作品の常連だけどあんまり演技がうまくない気がするから今後は「大根園」と呼ぼう(絶望的に使うタイミングなさそう 沢尻エリカの「アゲハ、行かない!」が超絶可愛かった。 てか沢尻エリカの存在そのものが超絶可愛い。 別れのシーンは図らずもウルリ。いい演技なさる。 綾野剛はあんまり好きじゃない。 滑舌悪くても好きです枠は真木よう子で既に埋まっておりますの。 でもこういう役が合っていると思った。 犀川先生路線は無理なのでやめておきましょう(提言 綾野剛→染谷将太、伊勢谷友介→井浦様だったら最高だったな~ 伊勢谷友介ってナルシストの極み&性格悪そうで苦手。 物足りないポイント②。 総じて園子温っぽさがあんまりない、良くも悪くもポップな作品だった。 「冷たい熱帯魚」「地獄でなぜ悪い」が好きですの。 ちゃんちゃん。
監督作連作で熾烈な世界を生き残れるか、園子温!?
新宿・歌舞伎町。 ひょんな事から、女たちを水商売へ送るスカウトマンとなった一人の青年。 そこは、熾烈な弱肉強食の世界だった…。 大ヒットコミックを園子温監督が映画化。 今年、謎の監督作連作が続く園子温。 本作を皮切りに、「ラブ&ピース」「リアル鬼ごっこ」「みんな!エスパーだよ!」と4本は異常と言ってもいい。 その為どうしても、疑問や作品一本一本の質への厳しい声が上がるのは必然。 「愛のむきだし」「冷たい熱帯魚」のようなKOパンチ級の入魂作が見たい、と。 欲望渦巻くスカウトの世界。 その「愛のむきだし」「冷たい熱帯魚」の頃だったら意外な感じもするが、今となっちゃ特に違和感無い。 豪華キャストを配し、職人演出に徹した歌舞伎町スカウトマン版「クローズ」。 初めてと言っていいくらいのメジャー級作品でもあり、週末興行ランキングでも初登場1位を獲得。(あの園子温監督作が!) その分個性は抑えられ、三池崇史が監督でも変わりなかったかも。 もし、あの頃の園子温だったら、せっかくこういう世界を描いているのだから、もっとバイオレンスやエロ描写は過激だったんだろうなぁ、と。 先入観かもしれないが、こういう世界にはマイナスなイメージしかない自分。 実際、縄張り争い、裏切り、金、ヤクなどのオンパレード。 「クローズ」もそうたが、あまりこういう世界とは馬が合わないし、お近づきにもなりたくない。 それぞれの理由・境遇から飛び込んだ世界。 生半可では生き延びられず、生き残る為に自分で身に付けていく強さ、逞しさ。 そんな世界だからこそ、女たちを商品と見ない馬鹿正直な主人公の存在は異端。 彼が与えた、与えられた、各々が見つけ出す幸せ。 寡黙な役や抑えた演技のイメージが強い綾野剛の文字通りの熱演。 伊勢谷友介、金子ノブアキ、深水元基らキャスト全員が不思議なくらいしっくりハマる。 極めつけは、主人公のライバルスカウトマンの山田孝之。さすがの存在感。 男だらけの世界で、可憐な沢尻エリカと凛とした山田優が華を添える。 沢尻エリカや真野恵里菜ら水商売の女たちが皆、胸元露な格好なのが目の保養。 (安田顕の役柄が先日見た「龍三と七人の子分たち」とほぼ丸被りなのは…) 園子温作品において最もエンタメ度が高いであろう本作。 それなりに見れるが、最後にこう言っちゃ何だが、やっぱりこういうジャンルは好きになれない…。
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