劇場公開日 2016年1月23日

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「主人公の愛に震えた」エージェント・ウルトラ ノーティーさんの映画レビュー(感想・評価)

5.0主人公の愛に震えた

2019年6月2日
スマートフォンから投稿
鑑賞方法:DVD/BD

笑える

興奮

幸せ

素晴らしい作品。序盤は薬中ダメ男のB級コメディ映画かと思っていたら、中盤からは一瞬たりとも目を離せない痛快アクション映画であった。
特に見所なのは中盤で関係性が崩れかけた主人公とヒロインの愛が、困難を乗り越えて永遠の愛となっていく場面。

主人公がヒロインを助けに行くシーンや、持ち前のダメっぷりにより機を逸し続けたプロポーズを伝えるシーンなどは、心が震えた。

薬中の冴えない男が、最後には最高にクールな男に映る。

ベタベタな展開かもしれないが、老若男女問わず楽しみ感動できる映画では無いだろうか。

ちなみにアクションシーンでは出血が多かったり、終盤では主人公もヒロインも顔面ボコボコなのだが(笑)、展開のキレが良く、残酷な印象は左程受けないので、お子様に見せても悪影響は無さそうだ。
更に言うと、キス以上のラブシーンは無い。笑

映画は好きでかなりの数の作品を見てきたが、評価コメントを残したいと思ったのは初めてだ。
是非多くの方に見て頂きたい。

ノーティー