ハンガー・ゲーム FINAL:レボリューションのレビュー・感想・評価
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最終章なんだからもっとドンパチ暴れて欲しかった
シリーズで1番つまらない。テンポが悪くて長く感じた。作戦会議とか情緒不安定のピータの子守とかずっとみせられてもダレる。中盤以降は飽きて観るのやめようかと思ったわ。最終章なんだから前置きは最小限にして、もっとドンパチ暴れて欲しかった。
コインが黒幕というどんでん返しには驚いた。前作から良い人だと思ってたのに。キャピトルの子供たちを使ってハンガーゲームをしよう、と提案したのは恐ろしかった。それじゃ大統領とやってる事一緒じゃん。憎しみを憎しみで解決するのは永遠に平和は訪れないと感じた。カットニスが大統領を処刑すると見せかけて、コインを射抜くシーンは爽快。結局、大統領も民衆に殺られちゃって、残ったプルタークの一人勝ち。最後に良いところ全部持ってたなあのオッサン。
カットニスはピータと結ばれたかー。まあ、ゲイルはプリム殺されたきっかけを作っちゃったからフラれてしゃーないね。
カットニスに唐突にキスされた時の「酔っ払いのキスみたいだ」ってゲイルの台詞好き。キスだけで愛されてないか分かってしまうなんて切ない。
シリーズの面白さは1>2>3>4。回を重ねるごとにつまらなくなる珍しいパターン。1、2のバトロワ設定だけは好き。3、4は国家やら戦争やら平和やら規模がデカくなりすぎて自分には合わなかった。
全体的に設定は良かったものの、キャラの使い方や話の盛り上げ方が下手だった印象。個性的なキャラいっぱい居たのに見せ場が少なく、アクション映画としては中途半端な出来になってしまった。
なぜか肝心なところを描かない・・・省略の美学
前作の救出劇もそうだったけど、大丈夫かな・・・ハラハラ・・・と感じるまで持続せず「ただいま~」って感じで緊張感がぶつ切り。まぁ、繋ぎの3作目だったからそれもいいだろう。と、今作でもそれをやってしまった。「あら、目覚めたのね。戦争は終わったわよ」って・・・そんなバナナ!
多分、この戦争終結シーンを丸々すっ飛ばすのも斬新だとは思うけど、誰が大統領になっても同じという裏のテーマが隠されていたのだろう。反乱軍コイン首相(ジュリアン・ムーア)の演説も徐々に英雄崇拝を利用する独裁者のようなリーダーとなっていったし、戦争後の後処理においても「民主的」な選挙を強調する余りに自分の地位を固める姿が鼻についていく。それをボッグス(マハーシャラ・アリ)は気づいて、ホロをカットニスに託すのだった。
キャピトルは地雷やポッドだらけで、中心の官邸までがとにかく長い。激しい爆発や得体の知れない仕掛けが隠されているため、1日で3ブロックしか進めないという厳しい進軍。空爆すりゃいいだろうにとは思うが、一般人を殺さない方針のため慎重に行動する反乱軍だった。しかし、その信念をぶち壊すかのような行為を取ったのがコイン。落下傘爆弾は狂気としか思えない。
殺し合いは絶対にしない!というカットニス。それまでの経緯からして甘い設定ではあるが、
主張するカットニスはカッコよかった。それに対して、恋人であるはずのピーターの洗脳が解けきってないところも痛々しい・・・ミュットって何だよ?と思っていたら、地下でのいきなりの怪物登場。なんだか仕掛けに関しては詰め込み過ぎだと感じました。
スノーの処刑、ハンガーゲームの復活、など多数決で決めようとするが、独裁者そのままの性格だったコイン。「スノーを処刑するなら賛成です」と言うカットニスには驚かされるが、土壇場で弓矢を放った標的は・・・
意外な場面は多かったけど、逆に新しさも感じた。ただ、無駄な心理描写も多いし、だれてくること間違いなし。フランス革命をモチーフにしてるのだろうし、3本指で手を挙げるシーンも印象的だった。これで終わったか・・・と、思っていたら、スノーの前日譚の制作が進んでいるとか。ジェニファー以上の魅力ある登場人物はいるんだろうか・・・
マネシカケス神話~穏やかな革命編
「ハンガー・ゲーム」シリーズ第4作。
DVDで鑑賞。
原作は未読です。
前作で抱いた失速感が決定的になりました…。
完結編なだけにスペクタクルなアクションがこれでもかと詰め込まれていたのは良かったのですが、ここまで来て…なんやあの穏やかなラストは…? これはアカンやろ!
あまりにも呆気無かった…。「革命成功! うぉ~‼」みたいな高揚感を得られるものと期待していたので、勢いを削がれてつんのめり、たたらを踏んでしまった感じになりました。
妹の命を守る為に始まった主人公のハンガーゲームだったけど最終的に妹...
妹の命を守る為に始まった主人公のハンガーゲームだったけど最終的に妹は帰らぬ人と成ってしまったのが悲しい。
でも妹の死が無ければコイン首相の結末も変わってきて民主主義は復活しなかったかもしれない。
おうち-79
イケメン新婚はもうフラグやろ。
いつも思うんですが、カットニス、矢足りてる?
前作も「もう『ハンガーゲーム』やないやん」でしたが、わたしは別のドラマとして見てられるシリーズ。
前作はまったくアクションなかったけど、今回は集大成なのでアクションはちゃんとあります。
おかしな価値観の富裕層に祭り上げられて殺しあいをさせられるという鬼畜さを味わいたいなら、やっぱり第1作目が一番だし醍醐味。
今回の魅力は、ドラマ的要素と、シリーズのクライマックスと、あとはいつも故郷で待ってるいじらしいリアヘムが戦ってる姿見れるところでしょうか。
リアヘムよかピータよか、あのイケメン君目当てのわたしのような人はもう、フラグ回収がばっちり立ちますので、気を付けてください😅
あと、ジュリアン・ムーアフラグ(この人出てきたら疑え)もちゃんと。やっぱね。
本当にリアルタイムで追いかければよかったと後悔したシリーズのひとつ。
キャストの皆様、みんな続投してくれて本当にお疲れ様でした。
ハンガーゲーム(4作品)を通して
前半ゲームの説明、実況、プレイヤーの情報など土台となっていく部分がトントン拍子に進んでゆく
中盤ハンガーゲームの意図や組織など少し複雑に
終盤みんなが喜ぶハッピーエンドではないがそれぞれの状況に応じた一番いい終わり方
最後は拍子抜けしたがそう来るよなともどこかで思ってた
中弛みせず趣旨も振れずとてもいい作品だと思う
なんか変なの出てきた
こういう政治劇は嫌いじゃないから、前半2作品と比較してもそれなりに楽しみにはしていたのに。
変なの出てきた。
これってあーゆうのがいる世界観だっけ?
人間同士の愛憎渦巻く群像劇が観たかったのに。
けどまー通してそれなりに楽しんだ。
守り続けてたのに
カットニスはプリムを守るためにハンガーゲームに参加したのに、結局守りきれなくて切なかったです( ; _ ; )しかも爆撃したのがコリン大統領だったなんて…。戦争終結って意味では賢いけど、政治面では上に立って欲しくない怖い。
4作目まできたから終わり方期待してたけど微妙な感じでした。まぁ普通に内容は面白かったと思います。
All these death, it means something. 雑っ!
なんだか色々と雑過ぎて微妙でした。もうちょっと何とかなったんじゃないのかなぁ。説明もロクになくって物事が突然過ぎるんですよね。いつの間にか妹が最前線に来てたりとか、いきなりゾンビ?が襲ってきて仲間が殺られたりとか、もうキャラクターを殺して悲劇的にするための配置でしかない。前作でカットニスを丁寧に描いてた割りには今作は展開が凄く雑。
最後もあまり盛り上がりがないまま終了でしたし、ツッコミだしたらキリがないのですが・・・。これはジェニファー・ローレンスのプロモーション・ビデオとして観れば良いのでしょうか?4作観てきて最終的に残念な印象が残ったシリーズでした。
よかわからない
第1章は面白かったんだけどな〜
どんどんつまらなくなってって
最終的にハッピーエンドなのか何なのか
わけわからなくなっちゃったなー
カットニスとピーターのカップルは好きだから良かったけど、ほんとに2人だけの世界で幸せになってるような。これでいいのかわからない。
途中のゾンビで世界観壊れた。笑
色々あったけど長かった物語が完結してよかったね。
終わり方良し(^^)
総合 :92
ストーリー :20
キャスト :16
テンポ :18
演出 :18
見返したい度:20
こんな凄惨な映画なんだし最後はハッピーエンドでお願いします、と心で叫んでいてそれが通じて良かった。
コインを射った時はさすがカットニスて思いました。
そしてゲイルへの決別。早くピーター出てきてよと思いながら見てました。
正直プリムは残念でしたがピーターが最後12地区に戻ってきてプリムローズを差し出した時は号泣でした。
低評価多いのが分からないですね、多分間置いたらこの映画で受けた感情が冷めるんでしょうか…僕は4作続けて観てシリーズ物の中でもかなりの良作だと感じました。
鎮魂
前作に引き続き革命が淡々と続く展開かと思いきやハンガー・ゲームらしい仕掛けや駆け引きがあったので最終作として嬉しい展開でした。
スノーとの決着は期待してたものとは違っていたので拍子抜けでしたが物語の展開としては面白かったかな。
妹の為に手をあげたカットニス、それが物語の始まり。
彼女の成長を考えれば壮大な物語だったが結局、妹は死んでしまった…虚しかっただろうな。
最後はピータと再会し、自分の人生を取り戻し、幸せな日々を歩んでるようで良かった、末長くお幸せに。
欧米で大ヒットしたにも関わらず日本では今ひとつ盛り上がらなかったの...
欧米で大ヒットしたにも関わらず日本では今ひとつ盛り上がらなかったのがこのシリーズだが、私はかなり好きだった。
まず、これはバトルロワイヤルのパクリだとかいう批評があるが〜そもそも日本映画もハリウッド映画などをパクリ捲くってるわけだから〜それは置いといて、
これまでのSFやアクション映画と異なったのは、カットニスをジャンヌダルクであり自由の女神であるとして操った反乱軍と、北朝鮮ばりの情報操作で市民を操ろうとした政府軍の、いわば演出力や広報力の戦い、を全面に置いた点だったと思う。これはすごく現代社会的。
また市民社会が極端な階級に分かれている点や、独裁政治を打倒した後には新たな独裁者が現れる点など、
欧米的な歴史的、政治的メタファーに富んでおり、この部分が日本人には理解しにくかったのではないかと私は考えた。
最後にカットニスがスノーではなくコインを処刑するシーンは安易に予想できたが、終わり方としても無難な落としどころだったと思うし、このシリーズ4作を見通すと〜3作目の中途半端な引っ張りはいただけなかったが〜総じて新しくオリジナリティの高いシリーズだったと思う。
このシリーズを通してジョニファーローレンスのファンになったし、楽しませてもらった謝意も含めてこの点数。
マネシカケスが再び鳴く日まで
大ヒットシリーズ完結編。
「バトル・ロワイヤル」に酷似と言われた若者たちの殺し合いゲームは最初だけ、「2」の終盤から壮大な革命の物語へ。
それが良かった。
見世物アクションじゃなく、意味を持った骨太ドラマとなり、中弛みする事なく見続ける事が出来た。
最終章は前編後編に分けられ、物語は前作から直結。
独裁国家パネムの崩壊と独裁者スノー暗殺の為、仲間と共にキャピトルに潜入したカットニスの最後の戦い。
完結編の前菜故控え目だった前編と比べると、アクションの見せ場は増えた。
キャピトルは罠だらけ。
あちこちの仕掛け、濁流のような黒い粘液、地下に潜む不気味なクリーチャー…。
監視カメラに治安維持部隊。
“ハンガー・ゲーム”ではないが、“ハンガー・ゲーム”を上回る危険とスリル。
メインストーリーと並行して見る者をやきもきさせてきたのは、カットニス、ピータ、ゲイルの三角関係。
前作で洗脳されたピータの記憶は戻るのか。
陰から支えてきたゲイルの想いは通じるのか。
そして、カットニスはどちらを選ぶのか。
こちらの“戦い”にも決着がつく。
やはり気になるのは、どう決着を迎えるのか。
カットニスの弓矢が独裁者の心臓を射抜くヒロイックな結末になるのかと思いきや、意外な展開に!
これには最初は意表を突かれたが、悪くない。
自分の知らぬ所で思惑が進められ、事が動く。
革命や戦争なんて、結局そんなもんなんだろう。
そして、独裁国家が崩壊したその後は…?
“あの人”は前作からうっすら危険な匂いを漂わせてたし。
この決着のつけ方には納得した。
多大な犠牲を払って、やっと訪れるかもしれない真の平和。
が、残ったのは、悲しみという空虚だけ。
ずっと悪政に縛られて生きてきた者にとって、自由とはどう生きていいか不安で堪らない。
破壊された故郷には、少しずつ緑が戻りつつある。
傍には、彼女が選んだ相手もいる。
若者たちは、手探り状態で平穏を見つけ出す。
マネシカケスが再び鳴く日まで。
ジェニファー・ローレンスの魅力をたっぷり堪能。
エンタメ映画とは思えないくらいの実力派たちの豪華共演。
当初はディスられたりしたもののユニークな設定、世界観、スリルにアクション。
骨太なドラマに繊細なロマンス。
結局日本では人気が出ないままだったが、個人的には楽しませて貰った堂々たるシリーズであった。
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