「全てを飲み込む、壮絶極まりない修羅場」フューリー しゅうへいさんの映画レビュー(感想・評価)
全てを飲み込む、壮絶極まりない修羅場
通常スクリーンで鑑賞(字幕)。
フューリーと名づけた戦車に搭乗する5人のアメリカ兵の姿を通して、戦場の過酷さと悲惨さを突きつけて来ました。
ブラピが「イングロリアス・バスターズ」に引き続いて、ナチスへの憎しみに燃えるアメリカ兵を演じていました。
同作とは違い、ポップさは皆無。戦争を早く終わらせるためにナチスを皆殺しにしようとする悲壮を秘めた役柄でした。
搭乗員の合言葉―「最高の仕事だ」。いろいろな意味を内包しているようで、全てを狂気に飲み込んでしまう戦争の壮絶さを一番よく表現している言葉ではないかなと思いました。多くの修羅場を仲間と共に潜り抜け、彼らが到達した一種の悟りとも言える境地を表しているような気もしました。
戦争映画ならではな大迫力のアクションが満載!
ドイツ軍のティーガー戦車とフューリーの一騎打ちや、クライマックスの300人のSS部隊との壮絶な死闘に大興奮でした。地雷によってキャタピラが破損し、十字路の真ん中で孤立した絶体絶命の状況の中、四方八方を敵に囲まれながらも、任務のために最善を尽くそうとする彼らの姿が胸熱でした。
[余談]
新兵のその後が気になる。
[以降の鑑賞記録]
2018/08/06:DVD(吹替)
※修正(2023/06/08)
コメントありがとうございます。
あの花のことですか?
福山雅治が主題歌なので観に行く予定です。ファンなので(笑)。
原作未読ですが、予告編だけで筋と結末が予測出来てしまうのが難ありですね。
レビューはあげてませんが 新兵のその後気になります。車の下覗き込んで、敢えて見逃したナチス兵隊。
アメリカ様恒例のヒロイズム的ご都合も個人的に感じましたが、結構骨太の名作でした。
ただ イイことなのか悪いことなのか 最近は戦争映画は流行りませんね。私的個人的に残念😢
本作然り、ミッドウェイ然り【両作とも複数回 映画館で鑑賞しました、ただ今後の JKが 「戦争になんの意味が❗️」と絶叫するのは私的に 個人的に違和感MAX。 虎視眈々と粗探し(イコール🟰キチンと鑑賞料金払って、有利パンフ購入して 興行には貢献、静かに鑑賞)てぐすねひいてます。】長文すみません失礼します😊