トワイライト ささらさやのレビュー・感想・評価
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あと少しでかなり良い
暖かな気分になれる作品
『トワイライト ささらさや』を観賞。
夫を事故で亡くしたサヤ(新垣結衣)と産まれたばかりの息子。人を疑うことを知らないサヤが心配で成仏できない夫ユウタロウ(大泉洋)が他人の身体を借りてサヤを助けに現れる。不思議な町「ささら町」を舞台にしたファンタジー作品。
そこだけを聞くと拒絶反応を起こしてしまう人もいるかも知れないが、なかなかの良作。
まず、冒頭から生きてはいない大泉洋が相変わらず良い味を出している。
そして、脇を支えるささら町の住人達を演じるのはベテラン俳優陣。他人(しかも大泉洋)が乗り移るといった突拍子も無い演技ですら自然且つコミカルに魅せ、不自然さを感じさせない。まずこれが重要。
このような作品では、肝心要の設定を中途半端に魅せてしてしまうと観客は一気に引いてしまう。今作ではその演技をベテランと子供に任せた事が成功に繋がっている。
また、新垣結衣には難しい事はさせておらず演技面では全く印象には残らない。これも成功に繋がる一因であろう。
サヤが心配で成仏できないユウタロウ。
しかし成仏できなかった本当の理由を知った時、観客は涙無しでは観ることができない。
トンデモファンタジーかと思って観賞すれば、意外にもテーマはしっかりしており、鑑賞後は暖かな気持ちで劇場を後にできることであろう。
ある意味とても日本映画らしい作品である。
あと物語とは関係ないが、何気にささら町の空撮映像が凄い。どう見てもミニチェアにしか見えないのだ。ある特殊な撮影方法を採用しているのだが、映画の雰囲気とも調和していて面白いと感じたのでこれも是非ご覧いただきたい。
記憶に残らないかも
えづく程泣いた しゃくりあげて泣いた
とにかく、ラストの回想でゆうちゃんのお父さんが働いてるシーンはズルい。今思い出しただけでも涙が…女友達三人でレイトショーで見にいきましたが、全員ボロ泣き。平日に行ったことを後悔するくらい翌日目がぼっこり腫れてしまいました。うち1人は翌々日まで目の腫れがひかなかったそうです。多分ここ5〜6年でいちばん泣いたんじゃないかと言っておりました。
まあ、気になる点もあるにはありましたが、ファンタジーなので細かいことを気にせず軽い気持ちで見て、わーっと泣いて家族愛人間愛にほんわかして、よし、明日もがんばろうってそのまま日常に帰れるとっても良い映画だと思います。こんなちょっとほろ苦いハッピーエンド、好きです。
世代を越えて紡がれる「親心」。笑いと涙のファンタジー。
【賛否両論チェック】
賛:子供を想い続ける親心や、大切な人を忘れられない気持ちが、時にコミカルな雰囲気の中で爽やかに描かれる。笑って泣ける感動作。
否:多少設定に無理がある感はあり。登場人物達も、どこか現実味は薄いキャラクターが多いか。
〝他人に乗り移って現れる”という個性的な設定を軸に、生前は分からなかった妻の強さや父の優しさ、そして自分の生まれてきた意味といった想いを、非常に切なく描いています。クスッと笑えるコミカルなシーンも交えながら、温かな家族愛が紡がれていきます。ラストのシーンなんかも、言葉はなくてもその音楽とストーリー描写だけで、泣けてしまうくらいです(笑)。
いつの時代も、子供を愛する親心は変わらない。そんなことを気付かせてくれる、ステキな作品です。
監督の自己主張が強すぎて
泣いた!
微妙・・・
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