トワイライト ささらさやのレビュー・感想・評価
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生活費どうしてたんだ?
新垣結衣は透明だ。
この娘見てるとヘッドスパ行ってちょっとスッキリした感じと同じ。
活力源。
透明な人ってそういう風に周りに好影響を与えるので、彼女に関わったちょいと訳ありの人達も変化していく。
それを追った映画。
ユウタロウも死んではいるけどその影響はあって、死後にでさえ変化させてしまうというほどの影響力。
心地よかった。
石橋凌の心配もわかるな。
たいして稼げてなかったユウタロウが死んじゃって、さやは仕事してない感じ?
そりゃあ孫が気になるでしょ。
ささらに引っ越してからの生活費ってどうしてたんだ?
その辺現実感無いよな。
日々生活している人間からしてみると話に説得力がない。
でも、ガッキーの映画だから良しとしよう。
役者かストーリーか
死んじゃった家族が成仏できない系の話は腐るほどある。
面白かったのは ゴースト〜ニューヨークの幻 か、あとなんだろう思い浮かばないけれど
珍しくはない。
そのありふれた話を並み以下の脚本にして並み以下の演技で見たという感じ。
新垣結衣は可愛いですよそりゃ。
こんな娘と結婚出来たらそれはもう成仏しないでしょうよ。
そもそもお父さんとの不仲について
私的にはお父さんが仕事熱心で何が悪いの?
と思ってます。
遊び呆けて家庭を顧みないとか、浮気症とか
そういうわけでもないお父さんが
最近 責められる話をよく見かけるが
なーんかなあと 思う。
休日に 自分の遊びを優先するとか、帰って来ても子どもに関心がないと言うのは論外だけど
このお父さんに対して、息子がここまで父を憎むのは
母親が息子に言って聞かせ方がうまくなかったからだと思う。
母親が不満に思うと子どもにそれが伝わり
こういう感じになる。
これは話のスジからは外れるわけだが、
つまり 設定が ぬるい。
新垣結衣の可愛いさだけが引き立つ作品だった。
もったいない
キャストは良いし、そこそこ感動するんだけど。あれ?これもっと感動できるはずなんじゃ?って思ってしまう。原作は未見なんだけど、原作も基本は同じ流れなんだろうか。
ささら町を不思議な町として描くなら、東京で憑依しちゃダメなんでは?
最初なんで風景をミニチュア風に撮影してんだろ?と思ってたけど、映画の説明みたら不思議な町ささら町って書いてあって、ああミニチュア風の画はそれを表現してんのか・・・って映画見終わってから気がつくようじゃダメだろ。
ささら町を不思議で魅力的な町として表現できていない。ここはもっとコストかけてきちんとやるべき所ではないだろうか。
最後の、実は赤ちゃんに憑依していました、とか。ゆうちゃんと父親の確執の真実の部分とか、ぜんぜんオチてない。
特に親子のすれ違いによる確執部分に納得性うすいと感動できないし、映画館で過去の情景が流れるのも突然すぎ。過去の父親の映像みたら、孫を俺に寄こせとか言う人に見えない。ここに疑問を感じさせちゃダメだろう。
期待しすぎたかなぁー
大泉洋が事故で亡くなり身寄りがなくなった新垣結衣ちゃんがささらの町にやってきて暮らし始める。
大泉洋がいろんな人に乗り移って新垣結衣ちゃんと会話したり…
大泉洋と絶縁していたお父さんがやって来て子どもを連れ去ろうとしたり…
キャストが良くて期待しすぎてたな。
親にありがとうって気持ちになった。
お話の内容を何も知らず
何の期待もせずに観て
とってもお得な気分になった。
いい映画だ。
ハートウォーミング。
ご近所の三婆が良かった。
藤純子さんのボケてるフリが笑えた。
介護認定の為
行動をメモする嫁も笑える。
いよいよ徘徊が始まった…😂
電車の中で子供が泣くのをうるさがる人っているんだろうな。
エリカさんの言ったことはとってもまとも。
彼女が子供の検診で嫌な思いをする場面は
あるあるって感じ。
サヤの前に出ない何でも感謝する生き方は難しい。
中村蒼さんがいい味出してた。
大泉洋さんはどの映画も大泉洋で安心して観られる。
ささらの家並みが昭和チックでいい感じ。
遠景はジオラマのようでとてもかわいかった。
原作のテイストは…ない
悪くはない…とは思うのだけど、これを見て原作を読みたい、と思うことはないような気がする。
原作のどこかふわふわしたファンタジックな空気感をほとんど感じず、ユウタロウとサヤの別れ、ユウタロウと父親の話と、見せ場がそれぞれけっこうな尺があるのに続くものだから、けっこう疲労感が(笑)
新垣結衣は好きな女優ではあるが、本作のサヤ役には合ってない。輪郭がはっきりしすぎていて、原作のどことなく現実感が薄いムードを減じている。
でも、遠景をわざわざジオラマ風に撮っているのは、その原作の非現実感を出したかったんだよね?
それなら新垣結衣じゃなかったろうし、仮に新垣結衣をキャスティングしたにしても、原作にはない夫婦喧嘩のシーンなどは入れるべきじゃなかったと思う。
この夫婦のテンポの良い掛け合いと、ジオラマ風の遠景が、互いのミスマッチ感を増幅してる。
(そもそもジオラマ風撮影が多すぎて鼻につくし)
テンポの良い、といえば原作での婆ちゃんトリオの掛け合いでしょ。それがほとんど見られなかったのは残念。
また、セットを多用していて「街の風景」に乏しいのも、本作の「佐々良町という特別な場所」感を削いでいる。
設定的には残っているのは宣伝やセリフなどから分かるが、映像的に説得力がない結果に。
原作にない「ユウタロウと父親の葛藤」を延々と引っ張ったのも、結局この映画のテーマをぼやけさせるだけだったのでは?
…なんだけど、ユウスケ役の赤ん坊が破壊的に可愛かったので星3つ(笑)
ささらの奇跡
幼い頃に両親を亡くし、身寄りが誰も居ないサヤは、売れない落語家のユウタロウと出会い、結婚。子供も産まれ、幸せも束の間、ユウタロウは交通事故で亡くなってしまう。
妻と子供の事が気になって成仏出来ないユウタロウは、他人の身体に乗り移って度々サヤの前に現れ…。
日本版『ゴースト ニューヨークの幻』と思っていたら、勿論夫婦愛も絡めつつ、邦画らしい人情ファンタジー仕立て。
ユウタロウには死んだ事にしている絶縁状態の父親が。葬式の日に突然現れ、子供を引き取るという。
そんな義父から逃げるように、サヤは“ささら”という田舎町に移り住む。
昔の風情が残るささらの町に癒される。
ささらの町並みがミニチュアのように見える撮影に目を奪われる。こういう撮影法、確かあったよね。
人を疑わないサヤ。苦労の連続。
周りの人々や亡き夫に支えられ、母親として少しずつ強くなっていく。
ガッキーが好演。
初の母親役。ガッキーもいずれ、子供を産んで母親になるんだなぁ、と。
大泉洋は早々と死んでる設定なので出番はそんなに多くないが、いつも傍で見守ってる雰囲気を感じさせる。ナレーションの語りはさすが絶口調。惜しむらくは、せっかくの落語家役をもっと見たかった。
もう一人のシングルマザー・福島リラ、近所のおばちゃんがハマり役の藤田弓子ら脇を支える面々。
身体に乗り移り、“大泉洋演技”を披露する小松政夫、富司純子、寺田心、中村蒼。
心クンの江戸っ子喋りが愉快、中村蒼の上手さが光った。
サヤはユウタロウの父親ともう一度会う。
終盤の感動ポイントを全てさらっていってしまったのは、このユウタロウの父親であった。
いつも怒ってるような怖い顔。
仕事ばかりで妻の死に目にも会えず。
そんな父が大嫌いなユウタロウ。
しかし、父は本当は…。
ユウタロウが落語を目指したきっかけも…。
初めて抱いた孫への優しい眼差し。誤解されてしまったある咄嗟の行動。
サヤと孫を通じて描かれるユウタロウと父の和解。
石橋凌がさすがの名演。
全体的にフワッとした作風で、悪人も登場しない文字通りのファンタジーの世界。
優れた出来映えの秀作ではないが、普通に心温まるTHE邦画な好編だった。
●人間、いつ死ぬかわからん。
感動と人の現世への未練
大泉洋が出てくる映画は
てっきり夫婦愛かと思いきや
冒頭、「あたくしもう、この世の人間ではございません」と言う、噺家、大泉洋のセリフから始まり、その語りによりストーリーが進んでいくのだけど、笑えない噺家の話なだけあって、これがまったく面白くない。
気弱で頼りない妻と幼い息子を残し、交通事故で死んでしまった主人公。
妻と息子のことが心配で、心配で心配で、心配で心配してたら他人に乗り移っちゃった!というお話。
「ささら」という不思議な街で、
個性的な隣人と出会い、隣人たちに支えられながら、母親として成長していく。
てっきり夫婦愛を描くのだと思ったらそれだけじゃない。
「ばっかだねー、おめーは。」
まるで口癖かのようにサヤ(妻)に話しかけてきたユウタロウ。
次第に母親として成長してきた妻に、目を逸らしてきた大切なものに気付かされる。
ところで、ヘッドライト5回点滅は、もしかして・・・愛してるのサインーーー?!?!?!
街の風景がジオラマで
初めは、まじか!って思ったのだけど、
そこに「ささら」という街の不思議さが現れていてとてもいい。
個人的に富司純子さんの声や口調が大好きです。
もうまさにサマーウォーズのおばあちゃん。
そして見所は寺田心くん!
あんなに長いセリフを…。。
可愛い。可愛すぎる。名演技すぎて、おばちゃん涙が止まらないよ。
(寺田心くん大好きなのでかなり贔屓目で見てます)
全体的に展開というか心境の変化が急で、理解できてない部分も多く、もしかしたら気付いてない描写があるかもと思い、無難に☆3つ。
夫婦愛。家族愛。うまく織り交ぜていた。
夫ユウスケが交通事故死。しかし・・残された妻が心配で成仏できない・・。生きている人間にのりうつって妻と対面し会話する。この題材が面白い。ファンタジーなんだろうがいやらしくなく・・ほっこりさせられた。とっても和む。そして考えさせられた。
のりうつる人々のサイドストーリーもしっかり描いていてそこも見応えあった。スナックのママとその息子のストーリーには号泣。ストレスで言葉を発することのなかった息子がユウスケがのりうつったことによって突然話し出す。しかも自分の心の声も母に対する気持ちもユウスケの言葉に乗せて語る。このシーンはグッときた。
前半より後半にかけてこの題材が深みを増していて実に考えさせられた。いつか離れ離れにならなければいけない。残された妻と我が子。ユウスケもまた涙ながらにさやに語りかける。いいところでいつもかゆくなってタイムリミットになるあたりは滑稽で面白かった。
最後は実の息子にのりうつっていた。ここはウケた。でも、強引に自分の父親との関係をクリアにもっていく・・。この展開にはちょっとビックリだったが・・なぜか泣ける。大泉さんの美しい涙にそそられて・・泣いてしまう。不思議なくらい。
さやが後半にかけて実に強い母親に成長していた。
そしてやってくるお別れの時。ここは夫ユウスケに感情移入してせつなくなった。でもさやがラストでしっかりとしたまなざしで空を見つめていて、後味よく、なんかほっこりあったかい気分になれた。
エンドロールでコブクロさんの歌。これが感動をそそる。
実にいい映画をみたーって充実感。日本映画いいなーって改めて思った。
役者陣も難しい演技を求められたと思う。特にユウスケを演じなければいけない・・むずかしさ。
面白い作品。 良質さを感じました。
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