劇場公開日 2014年11月8日

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「世代を越えて紡がれる「親心」。笑いと涙のファンタジー。」トワイライト ささらさや 映画コーディネーター・門倉カドさんの映画レビュー(感想・評価)

4.5世代を越えて紡がれる「親心」。笑いと涙のファンタジー。

2014年11月14日
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泣ける

笑える

幸せ

【賛否両論チェック】
賛:子供を想い続ける親心や、大切な人を忘れられない気持ちが、時にコミカルな雰囲気の中で爽やかに描かれる。笑って泣ける感動作。
否:多少設定に無理がある感はあり。登場人物達も、どこか現実味は薄いキャラクターが多いか。

〝他人に乗り移って現れる”という個性的な設定を軸に、生前は分からなかった妻の強さや父の優しさ、そして自分の生まれてきた意味といった想いを、非常に切なく描いています。クスッと笑えるコミカルなシーンも交えながら、温かな家族愛が紡がれていきます。ラストのシーンなんかも、言葉はなくてもその音楽とストーリー描写だけで、泣けてしまうくらいです(笑)。

 いつの時代も、子供を愛する親心は変わらない。そんなことを気付かせてくれる、ステキな作品です。

映画コーディネーター・門倉カド