「ほんとにこんな作品が創りたかったのか?」TOKYO FANTASY SEKAI NO OWARI showさんの映画レビュー(感想・評価)
ほんとにこんな作品が創りたかったのか?
想像力豊かで、独創的な作品を創り続ける彼らの映画、
しかもタイトルが「TOKYO FANTASY」とあって、
期待して観に行きました。
が、蓋を開けてみれば、DVDの映像特典程度のドキュメント映像集。
主に、LIVEのリハーサル風景、インタビュー、ファンのコメント、ドラゴンがでてくるアニメ、小芝居、日本ぽいインサートカットなどで、構成されます。
そのどれもが中途半端で、何がしたかったのか、さっぱりわからない。
彼らの楽曲が何曲か流れるが、そのどれもが盛り上がる直前でブツ切りされて、フラストレーションが溜まるいっぽう!
今回、フランスの映画監督を起用したようですが、それが最大の敗因ではないでしょうか。
作品に彼らへのリスペクトが微塵も感じられず、変わった国日本を撮ってやろうって意思だけで作ったように感じられました。
これなら、彼らのLIVEをそのまま上映した方が、彼らの世界観を多くの人に広められたのではないか、と思います。
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