365日のシンプルライフのレビュー・感想・評価
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あなたにとって、人生の中で一番大切な「物」は?
私は物に囲まれて生活しています。「シンプルライフ」から最も遠い生活です。 私は本が好きです。死ぬまで毎日読んでも読みきれない程の本を持っています。映画も好きで、おもしろそうだと思うと、すぐにDVDやBlu-rayを買ってしまいます。これもまた、週に1本ずつ見ても、見終えるかどうかわからない程度のビデオを持っています。こうして好きな物を持てる生活は幸せですが、この映画のような生き方にもとても憧れます。 本来、感動してどうのこうのという映画ではないかもしれませんが、見ると十分に感動できます。自分の生き方を考えるきっかけになるかもしれません。
モノと向き合う実体験
毎日倉庫から一つのモノを持ってきていい
一年間モノを買わない
という実験を試みる青年の話。
いきなり真っ裸で家を飛び出して、ごみ収集箱から新聞紙をゲットして、アキラ100%的に隠しながら、雪の積もる街中を走り抜ける姿は、あっぱれでした。
その場面を目の当たりにして、倉庫からってそういうことか、と理解しました。
近くの倉庫に全ての荷物を預けているので、ほんとに裸一貫からのスタート。
最初にゲットしたのはコート。
腕の方に足を入れてボタンを閉めれば寝袋に。笑
その後、靴、ブランケット、襟付きシャツなど手に入れていくも、7日目にしてもうこれ以上いらない、みたいになって、その後10日ほど倉庫に行かなかったり。
単純にとても寒そうで心配だったけれど、本人は靴下とか下着とかモロモロあまり必要なさそうでした。
必要なモノは100個くらいで、次の100個は生活を豊かにするモノだというセリフには納得。
自分もミニマルな生活に憧れながら、モノへの執着が捨てられないのは、その辺の線引きがうまくいってないんだろうな。
クローゼットで同じように整理をしている人の記事を読んだので、真似してみようかな。
(自分の部屋以外のクローゼットに全部衣類を移動して、使ったモノだけ自分のクローゼットに戻す)
おばあちゃんがとても可愛らしく、名言いっぱいでした。
いろいろあれど、いいお友達、いい家族に囲まれて、うまいこと彼女も出来て、あれ、ドキュメントだっけ?と少し混乱しました。
最後に倉庫にたっぷり残ったモノたちはどうなったのかな?
●追記●
その後、引っ越しまして、I日一つと言わないまでも、自力で持ち込める量で過ごしてみています。
大物や必要なものは買ってるので、映画よりはかなりハードル低いですが、モノが無くてもなんとかなるのは体感できています。
人生はモノでできていない
映画「365日のシンプルライフ」
(ペトリ・ルーッカイネン監督)から。
最近、北欧の映画に驚きを隠せなかった私だが、
今回も「フィンランド映画」と知って構えてしまった。(汗)
しかし「自分の持ち物すべてをリセットするという
実験生活に挑戦したフィンランド人青年の1年間を追った
ドキュメンタリー」は、予想外に私の心を動かしていた。
歳を重ねるごとにモノが増え、さらに片付けが出来ない、
「断・捨・離」という言葉だけが先行して、
いつまでたっても、思い出と共に、モノは残り続ける私は、
捨てる基準、手放すルールなど決めても、途中で挫折。
だからそんな判断基準も設けず、文句なしに、
「一旦すべて倉庫に預けて1日1個ずつ自宅に持ち帰る」
素っ裸から始めるという、突拍子もない設定だったが、
これこそ、私向きの「断捨離」かもなぁ、とメモが増えた。
「モノとはなにか?」を問いに、祖母はサラッと答える。
「人生はモノでできていない」「モノはただの小道具よ」
「家庭はモノじゃない。別のものから生まれる」
ちょっと試してみようかな、と思ってしまうほど、
奥が深い作品だったなぁ。
設定は面白いのになぁ
予告編であったみたいに裸で外を走り回ったりするようなドタバタコメディかと思ったらまさかの感動ドラマ。なのでコメディを楽しみにしてた僕からいえば期待はずれ。 そしてドラマの方は面白いかと聞かれても正直微妙。特に何も感じず終わった。 多分中盤でコメディ要素が皆無になり淡々とストーリーが進んでいって中だるみしたことで飽きが生まれてしまったのかな。🤔とても長い80分でした。
最初がピーク
最初は気になってみていたがドンドンとつまらなくなっていく。オチもふーーーんって感じ。 最後に365個の自宅に持って行った物をエンドロールに流すのだが何故か翻訳が最初の10個のみ。どういうこと?
シンプル
ドキュメンタリーだし、過剰な編集もない。 モノって何なのか。 モノに執着する人には感じるものがあるかも。 ただ単調なので私は見るのに少し時間がかかったな。 海外と日本は交際の流れが少し違う。 そのあたりを久しぶりに感じた映画だった。 私はものを少なく見せれてる方。 物欲も少ない。 それでももう少し減らしたいなぁって思った
「モノ」に支配されないように・・
「モノ」について考えるきっかけを作ってくれる作品。
「モノ」に縛られないことは勿論大事だけど、人生をより豊かにもしてくれる「モノ」。
一番大切なことは、モノに支配されるのではなく、自分でコントロールすることなのだと感じました。映画のラストのセリフ「所有することは責任が伴う。何を持つかは自分が決める」は心に残りました。
人はモノでできていない。
多くを語らず、映像や主人公の行動で、物語を語っている印象を受け、フランス映画っぽいなーとも思いました。(調べてみるとフィンランドだそうで、自然や雪景色が新鮮でした。)ペトリが、倉庫の前で椅子に座り、物はもう必要ないと気づくシーンは、わかりやすくグッとくる場面でした。
また中盤では、祖母に「人の幸せはモノでは測れない。人はモノでてきていないから。別の何かが必要よ。」というセリフがあった。単に物を減らせば良いのではなく、なにが大切か考えさせられるシーンでした。
ミニマリストブームなどがあり、実際の私生活では、物を減らすことは出来たが、物を減らした後の何が本当に自分に必要で大切かを考えることは出来ていなかった。しかし、この映画はそこまで踏み込んでおり考えさせられる深い内容になっていると思った。
また「物はただの小道具よ」と祖母は言っており、人生の主役はその人自身なのだと気付かされた。とんでもなく祖母はいいキャラしてました(笑)
最後にペトリは、「所有とは責任であり、モノは重荷になる。どんな重荷を背負うかは自分で決める」と言っており、私もペトリを見習って行動しようと思う。
おばあちゃんの言葉が心に刺さる!
「人生は、モノで出来ていない」 「死ぬときにはすべて手放さなければならない」 衝撃的なシーンから映画は始まる! 真夜中の12時、大人の男性が、 新聞紙で大事なところ押さえて 雪の中を走る! すべてのモノを倉庫に預けて、 取り出せるのは、一日に一個だけ。 まさかの素っ裸からのスタートとは! まぁ、確かに、人は誰しも 生まれた時は、何も持っていないのだが… モノから解放されると、 何が大切なのかが明らかになる。 主人公ペトリは、この実験を通して、 自分自身のことを見つめ直すことができ、 最後は、幸せそうだったな。 私も、見るからに、モノに囲まれた生活。 ペトリのように、ゼロからはできないけど、 断捨離をやってみようかな。
断捨離とかシンプルライフとかに関心のある人は楽しめる映画
「人生はモノでできているわけではない」という台詞に考えさせられました。断捨離とかシンプルライフとかに関心のある人は楽しめる映画
モノより思い出。
冒頭の裸で冬の街を走るシーンが一番の見せ場。 実際やるなら普通にモノのある状態から必要だと思われるものをピックアップして、あと全部むりやりにでも捨てるほうがいいと思うけど作品だから仕方ない。 服とかマットレスとか絶対いるの最初からわかるやん。 歯を素洗いした同じ指でパンにマーガリンを塗る。 オカン、息子のヒゲでめっちゃ笑う。 同じモノのないところからはじめるなら、むかし電波少年でやってた懸賞生活のほうが数段面白かったかな。 でもフィンランドだからか映像センスなのか、いろいろカッコよく見えて日本人ならこうはいかないと思った。 後半はプライベートビデオですかね?
人生はモノではできていない
ある日、自分の持ち物をすべて倉庫に預け、一日に一個だけ持ち出せるというルールを作る。 勿論、新たにモノを手に入れてはいけない。 一年後、物欲から解放された主人公がいた。 監督は主人公でドキュメンタリーとなっている。 そんなことをしなければ分からないのかなぁ。
おばあちゃんが良い
この話に出てくる、おばあちゃんが良い。
そして彼の彼女に冷蔵庫をあげるとき
一生懸命お掃除してたところも良い。
なんだろう、若い普通の男の子が主人公。
だけど物に依存した生活を変えるために最初は
フィンランドでは極端なのでは?と思う寒そうな
シーンから始まるわけですが、次第に彼自身が
自分に必要なものと、そうでないものについて
考え始めるのが、こちら側にも伝わってくる。
だけど友人や家族の助け、母親や祖母の助言が
物のない彼を次第に彩る気がして私は楽しく
観ることができました。私も比較的、物が多い
タイプの人間だからかなぁ…
おばあちゃんが怪我をして弟と?物を貰いに
おばあちゃんちへ行くシーンはウルっとしたし
病棟で、おばあちゃんが、女性は男性より
物が多く必要だと言うのも納得です。
最初からヒトの話がしたかった?
面白い実験だったが、予定調和な筋書きに沿った展開と感じられてしまったために、ドキュメンタリーとしては少し物足りなさを感じた。
彼は、モノの話ではなく、ヒトの話を最初からしたかったのだと思う。
*
彼女というヒトと離れてシンプルライフへの決断。
友人というヒトとの助け合いなしには生きていけない状況に。
必要なものを満たすモノの後はヒトとの関係を豊かにするモノが必要になる(携帯電話や彼女との釣りシーンなどに象徴)
中盤の、「彼女をパーティーに連れて行ったら責任が発生するかな?」というニュアンスの発言、明らかにそれに導かれた後半の「モノの所有には責任の重みが伴う」という悟り。
そして、そのシーンの直後から、彼女が顔出しする。
映画を観る全世界のヒトに彼女を紹介し、その責任を引き受けるという宣言である。
*
モノという題材で、最初からヒトの話を暗喩し続けているので、それは編集の力だけではなく、最初からそういう展開にすべく撮ろうと思っていたのでは、と感じてしまった。
7日目ですでに、これ以上物が要らない感じたというあたりからも、今後の展開が見えてしまい、中だるみにつながったかもしれない。
人生にとって必要な物を選ぶ映画
彼女に振られたことをきっかけに、部屋の荷物を全て倉庫に預けて、1日にひとつずつ物を持ち出せて1年を過ごすことにしたペトリ(26)。 ・初日は真冬の真夜中に真っ裸でスタート、はじめは衣類中心。 ・日用品、テーブル、冷蔵庫と50~60日くらいで生活に必要な最低限が揃って、そのあとは物欲がなくなっていく。 ・210日過ぎたくらいから、ペトリと彼女とのデート~カップルになっていく過程が淡い映像になって撮される。 ・「モノは100個でいい」 ・モノについては焦点が絞られていたが、ライフスタイルについては人それぞれとしか。 ・可愛いばあちゃんとのやりとりがほっこりした。 ・ フィンランドが舞台だけあって、家具や部屋がオシャレ。
結局モノは要るの?
主人公の彼はモノを持たずにシンプルに暮らし始めたけど、何か満たされない? 彼女が欲しい→彼女が出来た→女はモノが必要なのby彼の祖母のおことば ……… ということで、彼女と結局モノに溢れた部屋で暮らしているよう……… それが幸せという結論かな?
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