「90年代の台湾の空気感」カップルズ るか吉さんの映画レビュー(感想・評価)
90年代の台湾の空気感
鑑賞から時間が経ってしまったので簡単な記録。
96年公開の映画だから急速に経済成長する当時の台北の空気感をひしひしと感じる作品で、ギラギラしてるけどすごく空虚でちょっと悲しい…
でも爽やかな余韻を感じられて良かった。
登場人物がみんな碌でもないので、初めは少し戸惑いつつも、脆さが見え隠れして憎みきれない。
全然気づかなかったんだけど、ホンコン役の子、若かりしチャン・チェンなんだね。
エドワード・ヤン作品は気になりつつもずっと見逃していたので、映画館で観られて良かった。機会があったら他の作品も観たい。
コメントする