「シュワちゃんの違う一面が見られます」サボタージュ 勝手な評論家さんの映画レビュー(感想・評価)
シュワちゃんの違う一面が見られます
「今度のシュワルツネッガーには裏がある」と言うコピーがありますが、確かに、裏がありました。シュワルツネッガーも67歳。本格的なアクションは辛くなってくる歳。アクションも少しありましたが、かつてのような、本格的なアクションでは無いですね。今回の役どころは、DEA特殊部隊の隊長なので、スーパーバイザー的ポジション。アクションの第一線から、こう言う方向に転換を図っているのでしょうか?
DEA特殊部隊に対しての猟奇殺人・・・と言う話ですが、こう言う内容だとDEAの協力はないですよね?エンドロールを見る限り、アトランタ市警とか、LA市警の協力は有ったみたいですけど、DEAの強力ななさ気だった。
いやぁ、でもなぁ。確かに、一癖も二癖もあるDEA特殊部隊隊員に対しての猟奇殺人ですが、結局のところ「何だかなぁ」と言う事件でもあります。もう少し捻りがあるのかと思いましが、意外に無かったですね。いきなりのっけから、ジョン達の犯罪があるし・・・。DEAって、麻薬を扱うので、他の連邦捜査機関よりも、薬物に対しての基準が厳格で、厳しいと聞いているんですが、これはね、DEAは協力できないよね。
それと、アトランタ市警の刑事キャロラインとジョンが、途中、いい感じになったのかと思ったんですが、外されました。でも、こちらはこれでアリ。って言うか、この方が良かったと思います。
R15+指定。まぁ、そうかな。って言うか、昔より、この手の血を見る映像って、かなりハッキリと映すようになってない?結構、際どいと思いました。だからこそのR15+指定なんでしょうけど。
シュワルツネッガーのアクション映画にしては、すっきり感がありません。すっきりするのは、消耗品軍団にお任せなんでしょうか?