「荒削りさだけが気になる良作。」KANO 1931海の向こうの甲子園 好きこそモノのヘタレなれさんの映画レビュー(感想・評価)
荒削りさだけが気になる良作。
185分のダレは感じなかったのが見事な一本。
ベタなネタを使いながら、昨今の邦画のように陳腐で終わらせないのが台湾映画の良いところ。
(「バンクーバーの朝日」と比すれば明白)
この作品にも、その見事に「わざとらしい説得力」の演出の技が生きている。
ただ作品を損ねる訳では無いのだけれど…
残念ながら、片言の日本語がどうにも気になってしまい。
「何故か全編ほぼ日本語の台湾映画」なのに、洋画以上に何言ってるか解らない。
せめて球児の中に一人でもネイティヴ日本語を入れていたら、作品の印象は変わったはず。
もはや「ハズレの殿堂」入りしたタカヲオオサワを外した分のギャラでね!笑
勢いは認めるけど、荒削りが目立つ作品。
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