「これ系の見て 毎回ガッカリするのは」オートマタ たまねぎ なきおさんの映画レビュー(感想・評価)
これ系の見て 毎回ガッカリするのは
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電気羊、 それに創世の島
1970年代に作られた未来予想の物語から
一ミリも進歩出来ないでいるなぁと思う。
いつも期待を込めて見るが 『うーん、そこはもう皆知ってるよ!』っていう部分の焼き増しばかり。
上記の作品をヒントにいくつもの派生映画は作られてきたが、その中でも この映画は2流だった。
ブレードランナーの世界と
浦沢版の鉄腕アトム(プルートー)の設定で
創世の島から台詞を引っぱっただけ。
まず、
人口2000万で あの世界観は回らない。
そして謎のJRと日本の風景。
うっすい動機で企業と刑事が主人公の命を狙うのも謎。
太陽風で通信技術は使えなくなったって設定はガバガバ。
ラストで
人類は街 ロボットは汚染地域という完全に別離した環境の中で世代を繋いでいくというラスト。
むしろ、そこからストーリーを広げるべきだったのでは?
通信不可の世界で、お互いがガラパゴス状態で何世代もたった時に人類はどんな生態にたどり着くのか
ロボットはどういう思考にたどり着くのか。
そっちにフォーカスして欲しかった。
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