砂上の法廷のレビュー・感想・評価
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まんまと騙された、のか?
全編のほとんどが法廷場面という、僕にとっては、それだけでポイントアップのミステリーである。
息子(ガブリエル・バッソ)が父親(ジム・ベルーシ)を殺したとして訴追される。弁護士ラムゼイ(キアヌ・リーブス)が無罪にすべく奮闘する。
ニコラス・カザン脚本は得意分野だから、手慣れたもので、まんまと騙された感はあるのだが、コートニー・ハントの演出がやや凡庸。ただ、結末を考えると、その凡庸さ加減はわざと、と思わないでもない。
証人は必ずウソをつく、とラムゼイは言い放つ。それが全編を覆っていて、言いようのない後味を残す。
レニー・ゼルウィガー、完全に別人になってしまっていて、それが残念である。オスカーを取ったころの愛嬌みたいなものは影をひそめ、あれでブリジット・ジョーンズを演じるなんて考えられない。
キアヌで無くても、、、
普通の裁判ものでちょっとしたドンデンあり。テレビドラマっぽい。キアヌで無くてもいいかなぁって感じ。ストーリーは好きだけど見せ方がドキドキしなかった。嘘発見器人間も説得力なかったし。
途中までは駄作?
騙されたというより、隠していたことが明るみに出たという感じのラストだった。
途中までの話の流れだと、それはそれで法廷ドラマとしては「あり」なのかも知れないが、何も思うところはなかった気がするが、最後の種明かしで一気に味のある話になった気がする。
面白かった。
騙されたけど…
確かに最後のどんでん返しは予想外。
でもなんだかモヤッとするなあ〜と言うことで、今作のモヤッとポイントをプレイバックです。
① 時計ってそんなに外れやすいものなの?
もみ合ったりすればベルトが壊れて〜とかもあるはずだけど…。作中では爪とかにも皮膚組織が残ってなくて、顔見知りの犯行と断定されてたし。
② 時計に気付いて母親以外の関与が考えられるのに、マイクはなぜ罪を被ろうとしたの?
しかも母親が普段から虐待されてたというのも嘘っぽいと疑っているし。最後の方のラムゼイとの会話からも父親と全く仲違いしていた訳でも無さそうなのにね。
③ ロレッタはなぜマイクが罪を被るのをそのままにしたの?最初の計画では自分自身で殺害した体裁にしようとしてたのに…。ラムゼイもそれで裁判を勝てると思ってたんだよね。マイクの自白が狂言だって証明して自分が犯人だと言いだせば良かったんじゃないの。
騙された〜という爽快感が欲しい人には、微妙な出来と感じるかもしれませんね。
原題の「偽りのない真実」の通り、誰もが証言自体は正しいけど、微妙にミスリードの余地があるとかで、最後の最後に視点がガラリと変わるみたいなら面白かったのになあ〜。
キアヌ好きなので
去年のジョンウィックとはまた違う感じのキアヌです。
さて、肝心の物語ですが
ミステリーは好きですがまた騙されてしまいました。おや?と思いつつも◯が犯人に決まってんじゃん。みたいな
でも、あれってそんなに簡単に外れるものですか?故意に外して忘れた?
騙されたので★少し増やしました。
こんな話どこかで見たことあるのに。
バカな私。
景色とか見たい自分としては法廷と現場だけの映画とか損した気分になります。
二時間ドラマ的な?感想でした。
キアヌじゃなければ怒り心頭です。
昨日、Mr.ホームズとマリーゴールドホテル2を見て世界旅行気分だったのでまぁいいか。
微妙・・・
レンタルDVDでいいかなと言う出来。
最初の5分で犯人が分かる。
だからこそミステリーに分類されてるんだと思うけど、
でも全然心理的圧迫感などドキドキする要素がまるでない。
ひたすら淡々と弁護側と検事側が証言者を呼んで話させるだけ。
監督「裁判では宣誓するね。神に誓うって言ってるけど、
裁判で全員が嘘を付いてるとしたらどうだろう」
「これって面白いネタじゃねーの、映画作ってみよう!」
な発想で作られたとしか思えない映画。
自宅でレンタルDVD見るとか、時間つぶしに見るならいいけど、
お金払って見るものではないと思う。
映像や演出が凝ってるわけでもなく、
出演者の怪演があるわけでもない。
中身スッカラカンで特に感動があるわけでもない。
心理的葛藤などまるで見えないので、時間もお金も非常に無駄をした気分になった。
激しい中だるみで爆睡
最初と最後しか 起きていられませんでした。あの中だるみには耐えられませんでした。日々の生活にお疲れの方にはオススメできません。
内容ですが、キーになる登場人物の数が少ないので真犯人 スグわかったかも?
もうちょっとヒネリのあるストーリーだと思ってたけど、期待ハズレでした。
法律の不完全さを見た
感想から述べると、いい映画。良作でした。
いい意味で裏切られた映画です。最後の最後まで騙されました。いや、正確には最後の最後に気づきました。
映画のキャッチ「94分あなたは騙され続ける」
あながち間違いじゃない。
この90分ほどの映画もあっという間。
途中でマイクが母親を庇っているというところまでは容易に想像がつくんだけど、その裏をかくとは。
マトリックスやジョン・ウィックなど、アクション映画のイメージが強いキアヌですが、個人的にこの映画のような弁護士など現実的な役を演じている方が好きだったりします。
マイク役の青年もかなりいい演技をしていた。特に裁判が終わった後に母親と対峙する時の微妙な表情。あれを演技として出しているのなら素晴らしい。あのチックに物語の本意が表されていた。
法律が完全なものではないということを実感するとともに、素晴らしいサスペンスを見せてもらいました。
騙されました!出色のサスペンスです
日本が世界最速公開。
「94分、あなたは騙され続ける。」と言うキャッチフレーズは、嘘じゃないです。見事に騙されました。
実質的に舞台は、法廷だけです。時折、その時の出来事を仄めかす様な映像が挿入されます。その中身の真偽は別にしてね。
証拠も証言も全て検察側に有利な絶体絶命の公判で、弁護側がどの様にして被告人の利益を守っていくのか非常に見ものです。一見すると、もう、手の下しようが無い様に思えますが、実はそうでも無いんですよね。被告人の証言が結構衝撃的で、それで一発逆転?
いやぁ、良いサスペンスです。見ものです。衝撃的です。
広告のおかげ
最後まで騙されるという広告がなかったら、疑いもしないどころか、みてきたものが台無しレベルの展開を考え様ともせず、落ちでがっかりしたと思う。
この謳い文句のおかげで怪しいかもと感じた幾つかの要素のひとつに概ね展開したので「それだったか」と納得出来たし、振り返ってみてもストーリーは破綻していなかったので良かった。
作品とは関係ないけど、上映開始時間から本編が上映されるまで約20分延々と広告と予告。TOHOは元々長いけど余りにも酷い。TOHO以外で上映されている作品だったら絶対に他に行こうとあらためて思った。
犯行動機、この謎は絶対に解けないだろうな!!
キアヌの大ファンとしてはやっぱり見逃すわけにはいきませんね!この作品。
この映画「法廷劇」としては珍しく94分と言うのはお手頃上映時間だと思う。
忙しく疲れた仕事帰りにも、サクッと寄り道して、映画を観ながら少し推理を働かせて頭の体操をして帰宅したら、ぐっすりと快適な睡眠が家で出来そうな映画だった。
それに完全にこのラストの展開には気が付かなかった!
伏線を読めなかった作品ですね!
それから「法廷劇」って大概2時間前後の作品が多くて、英語でしかも裁判用語で難しいから、字幕から目が離せないと結構集中して観ると言う感じで構えて観なければならないのは大変!でも本作は94分と短い分余計なカットが入る隙が無い。
無駄な贅肉を絞り落としたようなこの作品です。その為やや、説明セリフの所も有るのは難点だけれど、やっぱり最後までどう言う展開で映画は終るのか解らなかったですね! すっかり騙されたって感じでした!
他の法廷物と言えばキアヌ・リーブスの代表作の1つである「スピード」で共演したサンドラ・ブロックが出演していた「評決のとき」もサスペンス色満点で面白い作品だったし、ちょっと前に公開した「マリーゴールドホテル第2章」に出演していたリチャード・ギア主演の「真実の行方」と言うのも完全騙されました!
本作は時間も短く、キアヌが出演していても、ハデなアクションも無くて地味ではあるけれども、犯人捜しと事件の動機が何なのかを探っていく面白さは充分堪能出来る作品です。
私は試写会で観たので、犯人が判ったところで、もう一度劇場で、伏線のチェックをしにいくつもりです!事件とは無関係ですがキアヌのバイク姿最高でした!
こんなバイクに乗って法廷に出廷する弁護士などいないだろうと言いたいが、きっとバイク大好きなキアヌのイメージで採用されたのだろう!遊び心も有って楽しい映画だったなあ!
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