砂上の法廷のレビュー・感想・評価
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鑑賞後のメモから。 なかなか面白く法廷劇の佳作かと思いますが、残念...
鑑賞後のメモから。
なかなか面白く法廷劇の佳作かと思いますが、残念な部分もチラホラと言ったところ。
主演のキアヌ・リーブスがやり手の弁護士で、被告の少年とは親しい間柄だけに何とかしょうと奔走するのに、少年は一切の証言を拒否している為に苦悩する話。
不利で有れば有る程、陪審員の心を掴む方法が有るとばかりに、あの手この手の駆け引きをする辺りが面白いですね。個人的にはキアヌ・リーブスにそこまで知識人っぽさは感じないのですが(ー人ー)
法廷で証言する人間には、自分の立場や被告や被害者との関係性から鑑み、必ず証言には嘘が混ざっている…とゆう辺りから、裁判自体を切り崩して行くのですが。様々な証言者達は自ら証言した後に映像によって真実が、観客側に明らかになって行くのが珍しい作り方に思ったのですが。
…ん?待てよ!これって、ひょっとして黒澤の『羅生門』スタイルで進んでいるのでは?と。
観ていて何となく「嗚呼!こうなるな!」って言うのは感じるのがちょっと残念なところ。
必要以上に被告の少年に再三忠告を促す辺りも、観終わると…ん? ん?ん? って感じでしょうか。
2016年4月5日 TOHOシネマズ/シャンテシネ2
70点
映画評価:70点
おそらく他のレビューや、作品を観た人たちは最後のどんでん返しに対し驚く方や、気付いた等自慢する方、可能性のひとつにすぎないと落ちついている方がいる事でしょう。
ただ、この作品が表現したい事は
真実がどうとか
犯罪の経緯がこうとか
では、ないのです。
タイトルに出ている通り
法廷は真実を追及する場所ではなく
あくまで仕来りだと
形だけ神に誓い
打ち合わせ(台本)の元、証言を行い
通過儀礼の様な
まさに偽りの法廷
砂の様に崩れやすく脆い
事実は誰かの台本にすぎないのだと
【息子】が真犯人ではないと
ミステリー好きの方からすれば
すぐに分かってしまうだろうし、
またすぐ分かる様に作っているだろう
だからミステリー映画として評価する方は
簡単すぎて低評価になってしまうかもしれない
だが、そういった作品では決してない
ミステリーの難易度は下げ、分かりやすさ見やすさを追及し、その奥にある法廷の脆さを訴えた作品なのだ
私はそう評価する
【Amazonプライム視聴】
正義とは何か…と言うよりも…
すっきりしない
真相はいつも人の中に。
レニーさん、顔どうしたの?
脚本が雑すぎ
邦題に難ありミステリー
結末が分かれば登場人物の不可解な行動に納得がいくものの動機が薄っぺらいので「ふ〜ん」としか
痩せて年をとってオーラのなくなったレニーゼルビガー、1時間経ってやっと彼女と気づいた
弁護士は「依頼人の利益」か「真実の追及」のどちらかを迫られる
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