「犯行動機、この謎は絶対に解けないだろうな!!」砂上の法廷 Ryuu topiann(リュウとぴあん)さんの映画レビュー(感想・評価)
犯行動機、この謎は絶対に解けないだろうな!!
キアヌの大ファンとしてはやっぱり見逃すわけにはいきませんね!この作品。
この映画「法廷劇」としては珍しく94分と言うのはお手頃上映時間だと思う。
忙しく疲れた仕事帰りにも、サクッと寄り道して、映画を観ながら少し推理を働かせて頭の体操をして帰宅したら、ぐっすりと快適な睡眠が家で出来そうな映画だった。
それに完全にこのラストの展開には気が付かなかった!
伏線を読めなかった作品ですね!
それから「法廷劇」って大概2時間前後の作品が多くて、英語でしかも裁判用語で難しいから、字幕から目が離せないと結構集中して観ると言う感じで構えて観なければならないのは大変!でも本作は94分と短い分余計なカットが入る隙が無い。
無駄な贅肉を絞り落としたようなこの作品です。その為やや、説明セリフの所も有るのは難点だけれど、やっぱり最後までどう言う展開で映画は終るのか解らなかったですね! すっかり騙されたって感じでした!
他の法廷物と言えばキアヌ・リーブスの代表作の1つである「スピード」で共演したサンドラ・ブロックが出演していた「評決のとき」もサスペンス色満点で面白い作品だったし、ちょっと前に公開した「マリーゴールドホテル第2章」に出演していたリチャード・ギア主演の「真実の行方」と言うのも完全騙されました!
本作は時間も短く、キアヌが出演していても、ハデなアクションも無くて地味ではあるけれども、犯人捜しと事件の動機が何なのかを探っていく面白さは充分堪能出来る作品です。
私は試写会で観たので、犯人が判ったところで、もう一度劇場で、伏線のチェックをしにいくつもりです!事件とは無関係ですがキアヌのバイク姿最高でした!
こんなバイクに乗って法廷に出廷する弁護士などいないだろうと言いたいが、きっとバイク大好きなキアヌのイメージで採用されたのだろう!遊び心も有って楽しい映画だったなあ!