「眠かった」妻への家路 クリストフさんの映画レビュー(感想・評価)
眠かった
中国のリヴィングレジェンド:チャンイーモウ監督作品。チャンイーモウといえば、「初恋のきた道」。当時方々の(確かウッチャンナンチャンの)絶賛を浴びていたので観てみたが、ピンと来なかった覚えがある。そして今回、何気なくお勧めされたこちらは偶々チャンイーモウだった。お返しに「ホステル」を貸してあげたらブーイングでした、そらそーよ(岡田監督風)。
実際この作品もピンと来ませんでした。
しかし「初恋の~」とも共通してると感じたのは、登場人物は少なく、その少ない人物を掘り下げて演出してる、しかも丁寧に、という事でした。この話の中で特にそう感じたのは娘のタンタンでした。演技として素晴らしいと思います。
ラストは切なく献身的でしたが、ここまで奥さんが旦那を忘れているとなると、ほぼ認知症なのではないかとも思いましたが。記憶喪失の方が治る希望あるからいいのか。
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