劇場公開日 2015年1月10日

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「いかがわしさ満点。」シン・シティ 復讐の女神 mg599さんの映画レビュー(感想・評価)

4.0いかがわしさ満点。

2015年1月12日
iPhoneアプリから投稿
鑑賞方法:映画館

興奮

知的

「シン・シティ」の正式な続編である。先日、たまたま前作の一部をTVで観たので、少し助かった。

マーヴ(ミッキー・ローク)のエピソードから始まり、ドワイト(ジョシュ・ブローリン)、ジョニー(ジョセフ・ゴードン=レビット)、そしてナンシー(ジェシカ・アルバ)と続いていく。

ほとんどモノクロのざらついた画面が、いかがわしいシン・シティにぴったりなのは前作同様。
その中で何が起こっても不思議ではない。

ドワイトが、自分を捨てた女にまたひかれていくのもよくわかる。その女がとんでもない性悪だったとしても、やっぱりひかれずにはいられない。エヴァ(エバ・グリーン)にはそれだけの魅力があった。

ナンシーは自分の弱さを乗り越えて、ロアーク(パワーズ・ブース)の屋敷に突っ込んでいく。

スタイリッシュな画面構成と、個性的なキャラクターたちによって、不思議な時間を過ごすことができた。
ロバート・ロドリゲス、フランク・ミラーが目指したものは表現できているのではないか。
3作目はあるのか?

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mg599