イミテーション・ゲーム エニグマと天才数学者の秘密のレビュー・感想・評価
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素晴らしい映画
現代的なチラシに見えましたが、これは本格歴史映画です。
ベネディクトの貫禄な素晴らしい演技とたくさんの重みと内面、普通じゃない苦しさなどをたくさん映画で読み取れて
エニグマを解読したアラン・チューリングのことをもっと調べたくなりました。
とても尊敬するし、感動しました。
素晴らしかった
ただの暗号解読サスペンスでも戦争の記録映画でもなかった。予想をはるかに超えて素晴らしかった。
カンバーバッチさんの演技もすごかったし、解読チームの面々もとても魅力的だった。彼らはあの後、秘密を飲み込んだまま平凡に幸せに生きられたのかな。そうであってほしい。
博士の秘密については時代が違っていたら…と憤りを感じずにはいられなかった。
マシンにつけられた名前を思うと、ただただ悲しくなる。
多種多様な人間を受け入れる世の中に。。。
3月13日公開の当該作品は、既に選考が終了してしまった米国アカデミー賞・作品賞に
ノミネートされた8作品の内の1作品です。(主要8部門にノミネートされています。)
流石に、素晴らしい作品でした!
お薦めの一品です。!!!
第2次世界大戦時、ドイツの世界最強の暗号エニグマを解き明かした天才数学者
アラン・チューリングの波乱の人生を描いた伝記ドラマです。(実話です)
劣勢だったイギリスの勝利に貢献し、その後コンピューターの概念を創造し
「人工知能の父」と呼ばれた英雄です。
映画を観る前に、誰もが思う素朴な疑問は、
『彼は偉業を成し遂げ、英国を含む連合国軍の勝利に貢献したのだろう。
でも、なぜ、英国政府は、50年以上も隠し続けたのか?』です。
2009年英国ブラウン首相が、突然、英国政府を代表して、彼に謝罪したのです。
2つの感想を持ちました。
(1) どの世界でも、極々限られた希少な天才によって、世界は一段と進歩し
世の中を変えてきました。しかしながら、歴史的にも、天才たちは、
必ずしもhappyではありませんでした。
人種・民族・宗教・文化など多種多様な人間を
受け入れる世の中になって欲しいものです。
(2)エニグマを解き明かした後、部分最適(近視眼的、個人的)ではなく、
全体最適(長期的な、国益的な)を追求するのですが、
これが、難しく、時には悲しい決断になるのです。。。
MIchi
[追伸]最近は、実話に基づく作品が多いです。(American Sniperもそうでした)
説得力はありますが、映画人としての想像力が心配でもあります。
エンタメか実話か
ダイハード、スティング、ショーシャンク等々のTHIS IS 映画ってのが最高だけど、こういう史実に基づいたドキュメントタッチ物で出来のいい映画にも打ちのめされる。知的、差別、サスペンス、戦争の裏、と多視点の要素も無理なく描かれており、重い余韻が心地よく、エンドロールまで見きった映画となった。
重く、深い
実話を基にした映画で。
天才と呼べる人はやはり変人と呼ばれ、変人と天才は紙一重であること。そして、クリストファーが言っていたまさかと言う人が偉業を成し遂げる。なんだか、よくわからないのに凄いと思ってしまった
普通の人が偉業は成し遂げられないのだろうか、、とふと考えてしまったり、、
心を通じ合わせているのに愛は無い結婚生活を本当に送れるのだろうか、、とか
ふとしたストーリーとは別の所の問題も面白く感じました。
アランの一生懸命さと、純粋さ。とても愛らしかった!特にリンゴのシーンはキュンとしました(^^)
そしてパソコンの元々は戦争から生み出されていたなんて、ビックリ。そして50年も極秘であったこと。
結末は悲しいものだったが、人間はやはりすごい力を持っている。
まー平凡な人間、私みたいな人間は社会のなんの役にも立たないんだろうけど。。
とても好きな映画!頭の悪い私はもう一度観たい!と思いました(^^)
ベネディクトカンバーバッチの演技はアカデミー賞ノミネートに値する素...
ベネディクトカンバーバッチの演技はアカデミー賞ノミネートに値する素晴らしいものでした。個人的にはキーラナイトレイもよかったと思います。内容は簡略化したとこもありますが一人の天才の苦悩をうまく描かれていたと思います。共感できるとこもあり素晴らしい作品だと思いました。1度は見てもらいたい1本です。
「あなたが普通じゃないから、世界はこんなにも素晴らしい。」
【賛否両論チェック】
賛:孤立し、異端者として生きてきた主人公が、彼らしく戦っていく姿が印象的。「自分らしくあること」を、時代を越えて問いかける作品。、
否:暗号の理屈そのものは結構難解で、やや退屈かも。終わり方にも、賛否両論ありそうなところ。
天才であるが故に孤立し、異端児としての人生を歩んできた主人公が、その能力を遺憾なく発揮して世界を救っていくという姿に、「自分らしさ」という普遍的な主張が見え隠れします。その一方で、敵に暗号の解読を悟られないように、わざと敵の作戦を成功させることもあり、結果的に人々の生き死にを彼らが決めていたという事実にも驚かされます。
テーマそのものは途中からややズレていった感は否めず、終わり方にも賛否が分かれそうなところではありますが、1人の天才の孤高な戦いを、是非劇場でご覧下さい。
よかった
数多の兵士を救い
数多の兵士を見殺した数学者。
アメリカンスナイパー同様、あくまでも伝記映画ですので、、
はいっ!
お子様のデートには向いてません。
退出お願いします。
この映画は、数ある歴史書や教科書のように、偉人としてのアラン・チューリングを伝え、さらに学校では教えてくれないであろう彼の意外かつ大切な面も伝えてくれる。
すごいな ベネディクト・カンバーバッチ
自分の肩書きに縋るつまらないスターにはなってほしくない。
これからもいろんな役に挑戦して、何度でも何度でも驚かしてほしいです。
重厚な人間ドラマ
暗号解読の推理のような展開だと思って観たら違った、重厚な人間ドラマだ。
天才故の葛藤、そして偉業を成し得た方と思えない哀しい結末。コミカル溢れ、率直でひねくれ者の主人公は魅力的だった。
実話なりの切なさ。
暗い感動
他の評論や評価を見てさらにガッカリした。映画が理解されなかったみたいで。でも理解できなかった人にも問題はある。
私はこの業界の知識はあったが、それ故に映画では省かれたどうでもいい、マシンの部品や解読のスピードが気になった、でも解読の時間の見積もりが出来なかったならチューリングはアホで業績はまぐれだったのか。
劇中の言葉がホントなら、彼にとって日常言語も暗号も同じだ、共に記号でそれ以上でも以下でもない。最近の脳科学や人工知能の失敗の累積を知っていれば当然でも、あの時代にこの知見は凄い
アカデミー賞の抱える問題。
チューリングに関しては、フォン・ノイマンと並んで、コンピュータの基礎を築いた人間として、なんとなく知っていましたが、その人がこのような苦悩を抱えていたとは知りませんでした。イギリスの国民的歌手のエルトン・ジョンがゲイであることを公言し、今年、グラミー賞を獲得したサム・スミスは以前からゲイであることを公表していたようです。まさに隔世の感があります。
カンバーバッチの演技は完璧でした。もしかして、本当のゲイではないのか、と思わせるほどの演技でした。しかし、アカデミー賞の最優秀主演男優賞はカンバーバッチには行きませんでした。こういうことは、アカデミー賞の歴史ではままあります。古くは「怒りの葡萄」や「荒野の決闘」で主演男優賞を獲れなかったヘンリー・フォンダ(フォンダは晩年、最後の主演作「黄昏」で漸く主演男優賞を獲りましたが・・・)、そして、「アラビアのロレンス」で一世一代の演技を披露しながら、主演男優賞を獲得できず(このときの受賞者は「アラバマ物語」で優等生的演技を披露したグレゴリー・ペックでした)、一昨年、惜しくも逝去したピーター・オトゥール。そして、「狼たちの午後」で狂気を漲らせた演技を披露したアル・パチーノ(このときの受賞者は「カッコーの巣の上で」のジャック・ニコルソンでした)や「評決」で格調高い演技を披露したポール・ニューマン(このときの受賞者は「ガンジー」のベン・キングズレーでした)も苦杯をなめています。尤も、パチーノとニューマンは後年、とても代表作とは言えない作品で主演男優賞を獲得しています。私は思うのです、このように素晴らしい演技を披露した俳優が二人いた場合には、二人の同時受賞でいいのではないのでしょうか。そして、目ぼしい俳優がいないときには、該当者なし、でも構わないという方式にしてもいいのではないのか、と。まぁ、そもそも、演技に対して、優劣をつけること自体、問題があるのではないのでしょうか。(かつて、そういうことを理由にアカデミー主演男優賞を辞退した役者がいました。「パットン大戦車軍団」に主演したジョージ・C・スコットです)実際、女優賞では同時受賞があったのですから、(キャサリン・ヘップバーンとバーブラ・ストライザンドです)今後は全ての部門で(勿論、作品賞も監督賞も含めて)同時受賞がありえるように検討してほしいものです。
話を元に戻すと、この映画を観ているうちに、「エニグマ」なる暗号を作成した人物がどういう人間であるのか、非常に興味が湧いてきました。太平洋戦争の勝敗の帰趨を決したミッドウェイ海戦。あの戦闘に日本軍が負けたのは日本軍の暗号がアメリカ軍に全て解読されていたからだと、言われています。暗号が解読されていなければ、太平洋戦争はともかく、ミッドウェイで日本軍は負けていなかった、とのことです。兵器を交えての戦いよりも、やはり、頭脳を駆使しての暗号解読こそが、本当の戦争では重要になってくるのだと、痛感しました。まぁ、現在のロシアの愚かな指導者のように核兵器をチラつかせるような短絡的な思考回路の持ち主を前にしては暗号など、無意味かもしれませんが・・・。
スマホが当たり前になった時代に、 見るべき映画。
激動の時代を生きた、実在した人物。
その苦悩を浮き彫りにするのも、
映画ができることのひとつ。
この映画は、それが見事に成功しています。
スリリングな演出と上手い役者で、
奇跡の物語は眩しいほどに輝きだす。
ストーリーは、長い間封印された驚愕の実話。
主人公の3つの時代を交差して、
ストーリーに厚みを持たせていく手法で、
アカデミー賞脚本賞も納得。
音楽もしなやかで、切なくて、深みをだしています。
とにかく監督のチカラがスゴい。
この尺でものすごい情報量を盛り込みながら、
劇中に引き込み、観客に問いかける。
これぞ傑作ですね。
アメリカンスナイパーといい
今年は当たりが多いけど、
これらを抑えて作品賞を獲得したバードマンが、
余計に楽しみになりました。
そして当たり前に
手のひらに収まるスマホも、
実は戦争の産物なんて。
ジョブスもゲイツも、
天才数学者アラン・チューリングの
頭脳がなければ、
存在さえしなかったかもしれません。
映画が教えてくれることって、
とっても多いですね。
事実は重い
第二次世界対戦中、イギリスの天才数学者が、ナチスが誇るエニグマという暗号マシーンを解読する。その事実は最近まで極秘とされ、数学者も戦後まもなく同性愛により逮捕され、ホルモン治療中に自殺、わずか41歳の生涯を終える。
隠されていた史実を明らかにするのも、映画の大きな役割のひとつかと感じた。
カンパーバッチは繊細な演技。支える役の女優も良かった。
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