イミテーション・ゲーム エニグマと天才数学者の秘密のレビュー・感想・評価
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史実に基づいているからか、所謂成功ドラマにならず面白かった。AIの...
史実に基づいているからか、所謂成功ドラマにならず面白かった。AIの先駆けとしての問題の投げかけをしたかったみたいだけど、それは少し浅かった気がする。
コンピュータの父
今ならわかるけど、第二次大戦から実は情報戦だったんですね…。
今はコンピュータは当たり前だけど、この時代にこんな考え方ができるとは…天才ですね。
同時に変人過ぎて、私は付き合いきれないですがね…。
孤高
戦争は悲惨だ。「人命を救う」ことより「国が勝つ」ことが優先される。暗号の解読こそ正にそのための手段でしかなく、重要な国家機密でしかも表舞台には登場しない完全黒子。その成果は後世何十年と経ってからでないと称えられない。
アランチューリングはニュートンやアインシュタインに憧れていた。今や彼も、彼らに並び称される天才ではあるが、そうなったのは意外と最近のことである。生きている時も孤独を抱え、その成果も評価されなかった彼は、決して幸せではなかっただろう。
そんな切ない天才の話。
想像とは違ったストーリーでした
暗号読解するのにいろいろな試行錯誤や閃きがあり、解けてめでたしめでたし!なストーリーと思いきや主人公の人間的な葛藤や社会情勢にフォーカスした映画でした。予想に反した内容だったが、これはこれで面白かった。
エグニマ
第二次世界大戦、ドイツの暗号機エグニマを解読した英国の天才数学者アランチューリングを描いた実話。
戦争を2年早めたとされるが、こんな背景や事実があったことは全く知らなかった。俳優陣の演技も全体の雰囲気も良く、とても見応えのある映画だった。
苦悩…
前々から見たかった作品で、やっと鑑賞できた。ストーリーは変わり者ながら天才的な頭脳を持つアランが、戦争中、母国イギリスの勝利のためにドイツ軍の暗号を解読用の機械を発明していく中で、同性愛やエニグマの解読、スパイとしての情報伝達、など様々な秘密を抱え苦悩するというもの。
ストーリーの出来は完璧で申し分なく、ベネディクト・カンバーバッチ、キーラ・ナイトレイなどキャストの演技も素晴らしい。「誰にも思いつかない人物が、誰にも思いつかないことを成し遂げる時もある」という言葉は鑑賞者全員の心に残る言葉だと思う。
あらゆる面において秘密を抱えていたアランの精神状態は我々では計り知れない。しかもその栄誉も讃えずに同性愛者として犯罪者扱いされてしまった不条理。我々はアラン・チューリングという偉大な数学者がいたことをこの映画を通して噛みしめないといけない
知能
この映画はただの伝記映画ではないし、リアリティーがない映画でもない。観てよかったと思った。
ストーリーがよかったし映像もよかった。数学者の苦しみが観える演技だったし今ではありえないような状況も観れた。色々な人にオススメできる映画だと思う。
これぞ傑作。切ない。
一言で言えば切ない。
いや。超切ない。
でもめちゃくちゃ鳥肌立つ展開。
途中までの成功への道。
ここは本当にもうドキュメント見てるようで。
成功時の爽快感もすごかったけど、
まさかのここからが本番。
泣いたなー。
本当に観てない人は是非観て欲しい。
歴史の闇に隠された偉人。
これは全世界の人が知るべきだと思う。
わくわくした
ただただ、わくわくさせる作品だった。話の内容も興味をそそる内容だった。1,900年代の話だからかわからないけど少し暗い雰囲気も好みで、話の展開も早く、飽きがこなかった。現実味はないけどそれが今の世につながっていると考えるとすごく面白い。それがノンフィクションのいいとこだと思う。
見事なエンタテインメント
オレ 5
一般 4かな 素人受け、好き嫌い多い
映画通なら言いそう 4
チューリングだから、すごい数学者だってことは、予想した通りだけれど、こんなに不遇だったとは知らなかった。
暗号解くまでは、見事なエンタテインメント、面白かった。
幸せの形はそれぞれ
ラストシーンのクリストファーと一緒にいたいだけという想いが、この映画のすべてだと感じた。
実話を元にした作品とのことでしたが、純粋にいい映画だと思えた。けど、実話だからこそ、寂しさも残る印象ですね。
41歳で亡くなったというのも、ドキリとするくらい感慨深い。
天才ゆえに数奇な運命に翻弄されてって、どこかのキャッチコピーみたいですが、どんな人でも幸せになれればいいのに、と思います。
観終わったあと、ジョン・ナッシュを思い起こしました。同じ天才数学者で同じ時代を生き、同じく戦争に人生を翻弄されます。『ビューティフルマインド』もこちらも、すごくいい映画であることは間違いない。
マイノリティの孤独
スパイものじみた空気感やテンポよく進む話も見やすくて良かった。ただ時間軸が飛ぶのは少し分かりづらいかな。
天才故の孤独や当時禁じられていた同性愛者としてのマイノリティ的心情がよく描かれていたように感じる。
マシンにクリストファーと名付けた事などはフィクションらしい。だが彼の母親に生涯手紙を書き続けた事や日記からもその愛情の大きさが分かる。故にその設定が、早生した愛する級友の魂をそのマシンの中に蘇らせたかったのではないか、最期の時まで初めての理解者とあの頃の手紙の交換を続けていたのではと感じさせ胸を打つ。
作中の、暗号は秘密の言葉じゃなく鍵さえあれば誰でも解ける という言葉。他者と分かり合えない彼の暗号じみた言葉の中にあるものはいたってシンプルで、大好きな人に傍にいて欲しかった。ただそれだけ。ラストシーンで語られる言葉が彼の全てを物語っている様に思う。
死後数十年経ち漸くこの極秘事項が世間に公表されその存在は知られる事となりコンピュータ・人工知能分野開拓での功績や同性愛の名誉を取り戻す事となった。この映画が無ければ歴史の裏で人知られず暗号読解という戦いをして多くの人の命を守った彼を知る事も無かった事を思うと見ることが出来てよかったと思う。
作中では語られないが、彼の人生はポエティックな話は尽きないので調べてみても面白いかも。アップルロゴの噂とか。
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