イミテーション・ゲーム エニグマと天才数学者の秘密のレビュー・感想・評価
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邦題の印象とかなり異なる内容
久しぶりにここまで救いの無い話を見た。実話ベースだが実際の経歴の中でも、より悲劇的な側面を強調した印象。
構成は凝っているし、カンバーバッチの演技も抜群だが、いまひとつ心に刺さってこなかった。邦題から小気味良いサスペンスな印象を持っていたので、そのギャップが良くなかったかも。
Christopher&Helen
分かりましたよ これが最初のコンピュータだって いつの時代もすごい天才がいるものです ただああ悲しいかな戦時中 戦争で沢山の人が亡くなったばかりかこんな天才まで埋もれてしまったんですね それにしてもこの時代同性愛が罪だったとは
2023/8/13 GAGA映画祭にて2回目鑑賞
超ハマってサイモン・シンの「暗号解読」まで読んだ やっぱり面白い
通信、暗号化は意外にも戦争で発達したらしい
他の事やってる時にひょいとヒントがというのもよくある話
最強と云われたエニグマに綻びが出るシーンではクリストファー君ずっとパターンを求めて考え倦ねていたのだねと思う
改めて見るとジェンダーにLGBT、AIと盛り沢山 アラン・チューリングコミュ障のようでもある、吃音も有ったのかな当時の国王と同じ
そしてブレードランナーにも繋がるチューリングテスト なんとも先駆的な
アップルの🍎マークの都市伝説みたいなのも聞いたことが有るけど、本当に最後あぁだったのかな? 知り過ぎた男の功績を今頃認める英国のキナ臭さよ
しかし偉大なのはこの才能を信じたチャーチルと他の解読者達である もっとも終戦は米ソのお手柄となり、この後英国は大国への道から外れてしまうのだけれども
世界を変える力
思いもかけない人が、世の中を変えることがある、と幼少期の初恋の男の子が伝えたように、アランチューリングという人物は、世界を変えた人だと思った。そのような人物のことを、自分がほとんど知らないことに驚いた。
社交性はなく、友人はコンピュータという、性格は変わり者。だけど、頭脳はずば抜けていて、軍の制約にも従わない。
共に目標に向けて努力したことで、気持ちを共有する仲間もできた。その中に女性もいたことも驚いたが、能力に男女の差はないということを証明してくれたようで、その女性の意義は大きかったと思う。スパイの存在も驚いた。
暗号の解読は、世界を動かす影響力を持ち、実際、彼らは世界を動かしていたとも言える。長期的で広い視野を持った、深い知性によって、平和を導くことに貢献したと思う。
しかし、そのことは、その影響力故に知られないこととなり、彼は再び孤独になる。
親友となった女性が、素晴らしいことを成し遂げたのだと伝えたときは、とても嬉しかっただろう。
彼が幸せだったのか、不幸だったのかわからないけれど、その貢献については、人々から感謝されるべき人だと思う。
武器を持って戦うだけが、平和の道ではないと実感した。
タイトルに納得。
天才の苦悩と散漫なストーリー ナイトレイの笑顔
情報と戦略を持つ国
事実をもとに描かれた映画ということで、驚愕しました。以前見たエニグマという映画では、これほど詳細に情報収集とその活用が書かれていなかったので、現実ではこれほど冷静に一人の人によって得られた情報によって軍の判断がされていたとは驚くと共に、高度なインテリジェンスが存在する国のあり方に、さらに感銘を、うけました。
我が国は未だにこのような判断力はもっていないのでは?と頭の脇で考えることがやめられませんでした。
ベネディクトカンバーバッチの演技力にもひかれます。その他芸達者なひとが、イギリスには多いですね。
辛い結末ですが、このような映画を、作れる国の今にまた脱帽です。
素晴らしいの一言
今やコンピューターが当たり前の時代。その祖なる先駆者がどのような苦悩に耐え、築き上げられてきたのか。マイノリティであり変わり者である彼が、彼の信念を突き通すことで生まれたもの、作り上げられた歴史に感動しました。
戦争の武器となってしまった知性、とても考えさせられる作品でもありました。
あなたが普通じゃないから
世界はこんなにも素晴らしい
彼女のことばに泣きました。
素晴らしい作品をありがとうございます。
なかなか・・・
暗号解読が成功したことをバレないように味方も見殺しにする冷酷さは、さすが。狡猾とはイギリス人に使うべき言葉なのだろう。
情報を軽視し、部下の戦果報告を鵜呑みにし「勝った勝った」と浮かれ騒いで全滅した、どこぞの国とは大違い。
計算機の動作原理はさっぱり分からなかったが・・・
ULTRAの内情に触れられて面白かった。
知らなかったです。
カンバーバッチ!
アラン個人の内面を、私的な側面からと社会的な側面から丁寧に、かつ大胆に描き出しながら、それでいて、エンターテイメントも忘れないでいる。これは、さすがに脚本のなせる技であろう。
何より、カンバーバッチの演技は素晴らしい。他者に対する受容と拒絶という自己矛盾を自覚的に内在している主人公を見事に演じた。くわえ、少年期のアレックス・ロウザーも、これまた素晴らしい。カンバーバッチ演じるアランの幼少期は、おそらくはロウザーそのものだろうと、だれしも疑わないものであった。
エニグマは、ドイツ軍の暗号の解読という映画のメインストリームだけに関わるのではなく、アランを取り巻く登場人物の性格描写にもかかわり、そして特に彼個人の生きかたそのものの「暗号」を解読することでもあったのだ。
素晴らしい
マイノリティゆえに苦悩した日々。
最後は、とても悲しかった。
だが、天才だからなし得た偉業。
彼が、長生きしていれば、
コンピュータの歴史も
変わっていたかもしれない。
バードマンより、セッションより、
素晴らしい映画だと思う。
面白かった!
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