「嫌いじゃないな」ハミングバード にゃろめさんの映画レビュー(感想・評価)
嫌いじゃないな
序盤の髪の毛ボサボサ弱っちいステイサムになんだか残念な気がしながら進めていくと、髪を剃ったあたりからいつもの完璧なステイサムが
登場してスカッとします。
でもせっかく見つけたイザベル殺しの真犯人をあっけなく殺しちゃうんだなぁ。
しかし、ん?
ストーリー全体としては心に穴を持つ修道女とPTSD元兵士がお互いの心の穴を埋め合う話がメインであり、この映画のテーマだ。
だったらあっけなく真犯人を殺してもいいのだな。メインテーマはそっちじゃないから。
でもそうするとステイサムの持つ「完璧さ」の雰囲気が邪魔なんだよなぁ。イマイチ感情移入しかねる。
だったら最初の髪ボサボサ弱いステイサムの方がテーマに合ってるのに…。
となるとステイサムはミスマッチということか?残念。
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