「希少❗️痛快さよりも痛痒が刻まれるジェイソン・ステイサム」ハミングバード 琥珀さんの映画レビュー(感想・評価)
希少❗️痛快さよりも痛痒が刻まれるジェイソン・ステイサム
監督がインタビューで言ってました。
『調べてみたら、ホームレスの一割が元軍人である。
軍人として身に付けたスキル(銃の扱いや兵器の使用)は一般社会では必要ない、というか違法なので、除隊後に一般的な仕事につくのに一定の壁がある。そのスキルを活用しようと固執すれば、裏社会に行くことになる。』
国家は、そんな彼らの中の〝はみ出しもの〟に対して容赦なく厳罰を下す。
仲間を殺されたことへの報復として、罪の無い民間人を殺すことは、勿論許されることではないが、そもそも派兵する状況を作った国の指導者層へのお咎めはせいぜい政治的失脚程度のことしかないわけで。
下に住む人間の思いを知れ❗️
つい最近観た『私はダニエル・ブレイク』の印象が強く残っていることもあって、〝目の上に傷のある金融マン〟を突き落とすときの叫びが、思いのほかズシンと心に響いてくるのでした。
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