ポリス・ストーリー レジェンドのレビュー・感想・評価
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ポリス・ストーリーってこんな感じだっけ?
飽きさず、テンポ良くストーリーが進み、ストーリーが進むごとにタネが明かされ最後まで楽しめました。
ただ、前作(もう7年ぐらい前?)からの続きという訳でなく、独立したストーリーのようで、ポリス・ストーリーってこんな感じだっけ?というのが、率直な感想です。
まあ、でも、次回作があったらまた観たいです。
笑顔が見たい。
スタローンやシュワちゃんが(おそらく)一生アクション映画を
撮り続けるのだとすれば、
ジャッキーもこのシリーズを(おそらく)一生続けるに違いない。
皆さん事ある毎に、もう引退する。ってあんなに言っていても、
周りが絶対にそうさせない(ゴメンね)
だって観たいんだもーん。お願いだから止めないで。が本音。
しかしジャッキーだって歳をとる。
最近はそんなに命懸けのアクションはやらなくなってきたけど、
いやいや、この人のサービス精神はまだまだ留まらない。
どうせやるなら中途半端な見世物などやりたくないだろうしね。
プロ意識の高い俳優さんなので、今後演技派(になりたいらしい)
への道のりにも必ずアクションがついて回るとは思うのだけど…
それにしても今作、あのポリス・ストーリーだよね?と思うくらい
非常にシリアス。予告からして銃口をこめかみに当てるジャッキー、
というショッキングな映像が流れていたけど、本当にやってます。
なぜそんな事態に陥ったのか…?というところで、
事件の発端へと時間が巻き戻されていくのだけれど…。
娘に呼び出されたジャッキーが、バーで10人程の人々と監禁される。
首謀者はそこの経営者で、一見関係のない人々がある事件を巡って
繋がっていたことが判明する。過去の一件で娘と疎遠になっていた
ジャッキーは、とある囚人を連れてくるように要求する犯人に対して
たった一人で挑んでいくのだが…。
物語そのものに新味はないけど、とにかくシリアスでサスペンス調。
ニコーっと笑う彼がほとんど見られず、終始重苦しい雰囲気が漂う。
どちらかというと心理劇に近い。あんなに悩んで落ち込んでいる彼を
見ると(まぁ後半は魅せてくれますけどね)やや心配になってしまう。
いわゆる誤解や逆恨みが引き起こした事件となるが、
真相を知れば知るほど切なくなってきて、やるせなさばかりが残る。
犯人役のリウ・イエが久々に観られて嬉しかった。
山の郵便配達の青年が、もうこんなに大人(おじさん)になったのねぇ。
だからジャッキーも、確実に、歳を、とってるわけだ。
(でもエンドの面白さは変わらず。やっぱりこの人は笑顔がいいよね)
いやいや、すばらしい!
暗くてハードなジャッキー
ギャグが全くない渋くハードなジャッキー映画で、驚いた。アクションもリアリズムでかっこよく、痛々しかった。
娘がとてもおてんばでそれもびっくりした。
ミステリー仕立てのストーリーは首をひねらざるを得ない箇所がいくつもあった。敵の妹が自殺だったというのも単なるミスリードの回答でしかないとってつけたような感じがあった。敵が2年かけて改装してバーをオープンして開業して3年でしかもけっこうな繁盛店というのも経営に情熱がないとできず、それが妹の事件をあぶりだすためのものだったことは、話として無理がある。
結末のやりとりは、敵の自殺を食い止めるためにジャッキーが闘うというのも変だった。わざわざ電車で自殺しなくても、銃を取った時点でこめかみに当てて引鉄を引けよと思った。
いろいろ詰めの甘さは気になるものの、暗くハードな雰囲気はとてもよかった。
ああ、ジャッキー
よくある過去の復讐劇だが、スピーディーに展開する話にのめり込んだ。還暦のジャッキーはあれだけ動けるのはすごいな。
あと、こういうことが起きるかもしれないという、想定のシーンが何度もあったが、それは必要だったのかな~って思った。
いずれにせよ、またジャッキーが見れて幸せだった。
頭をブチ抜くジャッキー?
この映画は、おもしろかったのか、ダメだったのか分からないです。
というのも、アクションは皆無で、これはポリスストーリーじゃないという想い。反面シリアス路線の新境地。
この二つの想いによりにより、採点は半分ずつ分け合いました。
シリアス路線は成功だと思います。ぽっちゃりジャッキーが醸し出すダメ親父感も素晴らしかった。実は、ジャッキー映画をリアルタイムで見るのは「香港国際警察/NEW POLICE STORY」と「ベスト・キッド」だけなんです。この2作と今作は、共にダメダメジャッキーからのスタート。すごい味が出てていい。
演技力も素晴らしい。最後の地下鉄のシーンは貰い泣きしそうになりました。
しかし、設定等はかなり杜撰。
特に敵のキャラクターはかなり緩くて、常に詰めが甘い。
話は変わりますが、「踊る大捜査線/新たなる希望」という映画の予告編で織田裕二演じる青島刑事が、撃たれるような描写があって、実際に本編を見たら全く撃たれてなくて転んだだけだったなんてのがありました。あれには非常に腹が立ちましたが、この映画もそのパターンです。みんなジャッキーの自殺を見に来てるんだよ?裏切りなんてレベルじゃなく、これは騙しですよ。
総じて、丁寧に作ってるのは伝わるけど、丁寧すぎるかな。
ポリス・ストーリー レジェンド
ジャッキーアクション復帰?
アクションは前作で最後と宣言したはずの、ジャッキーの最新作刑事アクション。
と、言っても、当初はアクション映画にする予定ではなかったとか。ジャッキーは監督(兼、脚本・編集)に騙されたとインタビューに答えている。
確かに、作り方によっては心理サスペンスにもなりそうなストーリーだ。
が、“ことの真相”が登場人物達によって語られる肝心要の部分が弱い。主犯の妹や、妹の恋人については何ら伏線が引かれておらず、最初からジャッキー親娘の確執で引っ張っておきながら、クライマックスでいきなり犯人と妹に主軸が移ってしまった。
予見を映像で見せたり、過去をカットバックで見せたり、映画的な工夫はあった。
ほぼ密室劇だが、室内も建物周辺も異世界な感じが出ていてよかった。
さて、アクションシーンだが、ジャッキー往年のスピード感はないが、振り付けに変化があって減り張りがきいている。
クローズアップを多用してるのは、ハリウッドのハヤリに影響されているか。
やはり、ジャッキーのアクションは全身の動きを追って欲しいのだが、年齢的な衰えもあるだろうし、迫力を出すにはこの演出になるか。
スローも多用してるが、これはジャッキーならではの魅せかただ。
本作がポリスストーリーのシリーズとして作られたのかどうかは知らないが、シリーズ最高傑作のコピーはやり過ぎ。
『大人』ジャッキー!!
本当に久しぶりに劇場で ジャッキーの映画を観ました
初っ端から度肝を抜かれたと言うか・・・自分の知ってるウン十年前のジャッキーの映画のイメージとは全く違う!?
若々しくて ハツラツとして 元気爆発(笑)な ジャッキーではなく 哀愁さえ漂う ベテラン刑事の姿・・・
アクションそのものに これまでの派手さは無いものの さすがジャッキー!!と 思わせられるスゴさO(≧▽≦)O
全編を通して語られる『命』と『愛』
これまでの作品もそうだった!!
愛するものを守るために 闘って来たんだ!!
子供の頃は アクションのスゴさに圧倒されて 気づけずにいたんだと Σ(゚д゚;)
この年になって改めて 気づき 感じました
ストーリー展開も ドキドキ ハラハラしっぱなしで クライマックスでは涙が止まらず・・・(その前から泣いてましたけど)
ジャッキーの明るくてお茶目な所も 大好きだけど こんなに 何と言うか 『大人』なジャッキーも ステキ!!でした!!
絶対 もう一度観たい作品です!
NG 集のジャッキーは めっちゃ可愛らしかったですよ(≧∇≦)/
アクション引退
ジャッキー・チェーンの集大成!
我らがジャッキー・チェーンが帰ってきた!
前作の『ライジング・ドラゴン』も圧倒的なクオリティのアクションムービーだったが、今回はアクションの見所ももちろんのこと、ヒューマンドラマもしっかりと加わった作品に仕上がっている。
大人気『ポリス・ストーリー』シリーズの集大成。みずから"刑事人生"に終止符を打つとして完成された今回の『ポリス・ストーリー/レジェンド』は冒頭シーン、瞳に涙を浮かべながらこめかみに銃を突きつけるジョン・ウェン(ジャッキー・チェーン)の姿から始まる。そのシーンはまさに、"終止符"を象徴しているシーンであった。集大成の言葉通り、この映画を鑑賞した後の満足度は未だかつて味わったことのないものだった。
ところでジャッキー・チェーンと言えば言わずも知れたアクション映画スターなのだが、彼は前作の『ライジング・ドラゴン』を最後にアクションを引退すると宣言していた。これでジャッキーのアクションムービーも終わりかと肩を落とした人も少なくないだろう。しかし、ジャッキー本人が「監督にはだまされたよ」と語るとおり、ジャッキーは本作品の中でバリバリ現役のアクションスターだった!
監督はジャッキーに「これはアクション映画ではなく、あくまでヒューマンドラマだから」と言っていたそうだ。もちろんその言葉に嘘はなく、しっかりとした話の構成、絡み合う人間感情、この作品の中には一言でアクション映画とは言い切れないドラマがあった。
ただ、やはりそこはジャッキー・チェーンの映画だけあり、アクションも抜かりはない。人間同士、肉体と肉体がぶつかり合う戦闘シーンもあれば、スケールの大きい爆発シーンもある。
脚本もしっかり練られていて、さすがは刑事もの、最後には衝撃のラストが待っている。
ジャッキーチェーンファンも、アクション映画ファンも、十分に見ごたえのある作品になっている。
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