呪怨 終わりの始まりのレビュー・感想・評価
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まぁ、恐いけれど…
恐ったが、イマイチストーリーの流れ繋がりが解り辛かったかな。
結局は、虐待受けた貰い子を溺愛する奥さんに腹を立てた旦那が家族虐殺の悲劇から出来てしまった怨念による、悪ふざけで惨劇があった家に入った高校生グループみんなが怨念にやられてしまう。
んー、なんとも…
これはホラー
正直笑いの連続でした、これはまさしくパロディです。引出しが動くシーンはド○えもんのテーマが似合うかも、トリンドルのシーンはまさしくトム・クルーズのパロディです。あと突っ込みどころ満載です。あえて良かったのはラストですね、追いかけられたら怖いですから。
呪怨好きなんですね。呪怨1では爆笑してしまいました。こんなにあから...
呪怨好きなんですね。呪怨1では爆笑してしまいました。こんなにあからさまに幽霊が出る!?って。それでもちゃんと怖い部分もあり。清水崇さんの作るホラーは面白いんです普通に。見応えあると思います。今回の伽倻子は特別怖かった。すげー出番が沢山あって、女優さんの凄さが引き立ちますし。楽しいホラーです。時系列もポンポンと飛んで見ててワクワクします。
呪怨シリーズをごった煮して破壊した駄作
過去のシリーズ怖いシーンをアレンジしているようだが、すべてぶち壊している。
出演女優の演技ヘタも酷い。 佐々木希の幼稚な目の演技とかトリンドルの「きやー」というどへたな悲鳴に笑っちゃった。 呪いの内容は変えちゃうし、あの家もキレになっちゃうし、見事に壊してくれたって感じ。 演出もヘタだし、クライマックスであろう恐怖シーンではチャチな造形物を出して笑わせてくれる。場末のお化け屋敷の方がよっぽどマシ。 過去の作品がすばらしくいいホラー映画だっただけに落胆ぶりはMAXです。 監督はちゃんと選びましょう。
んなもん、誰が撮っても面白くなると思ってた
呪怨なんてコンセプトやスタイルが確定しているコンテンツは、誰が撮ってもそれなりに面白くなるだろ、って思ってたが、僕の常識など一瞬で破壊された。
ポンコツが撮ると呪怨ですらポンコツになるんですね。
不満点はたくさんあるが、一番耳を疑ったのがBGMの入れ方が糞ダサい!
昭和のテレビのオカルトバラエティー内の再現ドラマみたい。
呪怨ハウスが無駄にオシャレになってるのも失笑。
佐々木希(ちょっと前までレジェンドクラスの大根)が芝居上手くなってたのが唯一良かった点
ホラー好きには向かない作品
この作品は幽霊を見せすぎる部分が多いです。また、ホラーというより、内容はパロディ映画に近いと言ってもいいかも知れません。詳しく言ってしまうとネタバレになるので省略します。(ちょっとネタバレすると、勉強机の中から....。)
結論としては、ホラーマニアには向かない作品であり、幽霊が苦手な人でも楽しめるのではないでしょうか?私はホラー作品が好きなので、どうもホラー作品に欠けている気がします。
え?
なんか想像してたよりも怖さは普通だったけど内容がえっ?だったんだけど!!!
まずこれはそれぞれ個人のストーリーですか?
ただ単にそれぞれこうゆう人がこうやって死んできました!
ってことでいいのかな。
DVDで正解でした。笑
久々の悪寒を
呪怨は今までのを全て観てきましたが、始まりということで、初期のビデオ版と同じ流れだと踏んでいたので、新しい驚きはさして感じない…ものの、あの始まりの一家の筋書きは少々変え、家はガラリと変わってましたが、玄関から吹き抜けの階段あたりの位置は同じようにしていたのは嬉しい。
監督は変われど、オムニバス形式の手法は変えず、かの貞○3Dなんぞよりは遥かに出来が素晴らしいです。
伽耶子呪いの理不尽さは相変わらず半端じゃない。
ホラー作品はけっこう耐性があり、その昔リングの一作目で覚えた恐怖に匹敵する和製ホラーは殆どなかったのですが、今回は久々に鳥肌が立っているのが分かるくらいゾワリと悪寒が全身を襲いました(特に、伽耶子がこっちを見てノートにうずまきガリガリのシーン)。
机の引き出しがガタガタしているシーンでは、ドラ○もんが出てくるんじゃないかってツッコミを入れそうになりましたが。
2回目以降では、多分恐怖を感じにくいなーという印象はあります。(何が来るか分かってるのと、描写の仕方に何かが足りない?)
ぜひとも、初期のビデオ版を観ていない人は興味があれば観てもらいたいです。
あちらさんの方が、なんかずっと怖いです。
かなり残念。。。
呪怨シリーズはビデオオリジナル版から劇場版、海外版まですべて拝見しておりました。
予告編を観て『若干の設定変更等はあるものの、ビデオオリジナル版で描かれていなかったシーンが描かれながら新しく展開されていくのだろう』と勝手に期待をしていった私が悪いのですけどね。
悲しいかな、理不尽極まりない伽椰子の呪いは薄れているし、俊雄君はちょっとイケメンだし、何よりも佐伯家の設定が、、、
佐伯家の設定だけは残しておいて欲しかったです。
続編がありそうな終わり方(タイトルもそうですけどね)なので次作はあまり期待せずに観に行こうと思いました。
良くもなく、悪すぎでもない。
ただただ佐々木望が綺麗な人だなという感想。
驚くシーンもありましたが、そこまででもなく新鮮味があるわけでもない。
描かれた絵の通りに死んでいく、猫の電子レンジなども昔のゲームで似たようなものがあったので怖さは感じなかったです。引っ張られて消えるところはコメディホラーの域で見てて楽しかったです。
予算が足りないのかな?
ところどころ安っぽさを感じさせます。
おかげで怖い場面も失笑だらけ
CG使う予算もなかったのかと言いたいです
ぶった切ったように終わりましたし
佐々木希はこれにめげずに活躍して欲しいです
こんな映画でよくがんばっていたと思います
伽倻子さん
最初から俊雄くんがとばしていて、落ち着くシーンが全くなく、常にドキドキ。息づかいがそれをあおっていました。
注目のシーンは個人的には2つでした。
今回の注目の女優さんは、教師役に佐々木希と女子高生役にトリンドル玲奈だったと思いますが、2人の時制が一致したときは、スゥーっとした怖さがありました。
そして、伽倻子さん。前のシリーズに増して怖い。最後に、屋根裏の伽倻子さんの遺体が動き出し、教師の結衣を追いつめてく時が絶頂ですね。
タイトルが終わりの始まりだったので、呪怨シリーズが1→2→パンデミックス、ときて、シリーズ0の話なのかな?と思っていたのですが、あの佐伯家ではなかったのが残念。初期のあの家からのはじまらないと、呪怨ではない気がしてしまいます。
やっぱこれか…
佐々木希が出るんじゃホントに怖いのには使えないと思ったけど、まさにその通り。どうやら本当に怖いものは作る気がないとしか思えない。興行を考えれば、学生カップルとかに来てもらわないと、どうにもならないだろうからこうなるんだろうけど、いくらなんでも媚びすぎでしょ。生理的に怖いとかイヤだというところはありませんでした。映像的にもリアリティ不足。
でも、…最近の貞子よりはいいです(笑)
ここ数年じゃ最も怖いジャパニーズホラー
はい、ええとですね、個人的に2014年度の
最恐ホラーほぼ決まりました。今作です。
いやまあ僕は幽霊ホラー大好きなクセに
すっげえビビりなんでね、「怖い」と言っても
あんまりアテにならんかもしれませんけどね。
映画を観た晩、風呂に入ったりトイレに行くのが
怖くなったのは久々です。目を開けたまま
髪を洗ってたらシャンプーが目にしみるしみる(笑)。
なんというか鑑賞後、こっちにまで被害が
及びそうな、忌まわしい雰囲気のあるホラー映画。
いいおうシリーズ全作鑑賞してるので、
今回は一般的なホラー映画としての評価と
シリーズリメイク作としての評価とに分けて書く。
* * *
一般的なホラー映画としてのレビュー。
まずは前述通り、怖い。
恐らくは『呪怨』劇場版第1作以来、少なくとも
『インシディアス』以来最も怖いホラーだと僕は思う。
のっけから最後まで恐怖描写の連打乱打で、
「えぇ……まだ続くんすか……勘弁してくださいよ……」
と観賞中に音(ね)を上げそうになった映画は久々。
鑑賞後の疲労感ハンパない(←褒めてます)。
2度鑑賞したが、恐怖シーンのタイミングが
分かっていても相当に怖くて疲れた。
ただ、恐怖描写からはジャパニーズホラー独特の
“粘(ねば)っこさ”がやや薄いと感じる。
恐怖シーンがてんこ盛りなのは良いけど、
ひとつひとつの恐怖シーンを
もう少し長く執拗に描いて欲しかったかな。
カット割りそのものがオリジナルより一般映画的
なのも、“粘っこさ”が減じた要因のひとつかも。
海外配給もされる映画ということもあってか、
日本と海外のちょうど中間くらいの恐怖感覚を
狙ったのかもしれない。
それでも、通常の海外ホラーよりははるかに粘着質。
児童虐待などのタイムリーなテーマを盛り込んだ事や、
問題の“家”の場所をありふれた場所に移した事で、
恐怖が身近なものに感じられる点も良い。
シリーズ恒例ではあるが、
最初のシーンとその他のシーンがどういう時系列で
繋がるのか、考えながら観られるのもパズル的で面白い。
冒頭のシーンがどこに繋がるか、分かると薄気味悪い。
表情に乏しいトリンドル玲奈を除けば役者陣も○だ。
佐々木希の大きな瞳はホラー映画にピシャリと
ハマっているし、新カヤコ役の最所美咲は
生前の姿もセリフもある幽霊という不利な役ながら
あそこまでの恐ろしさを出せる点につくづく感心。
日記ガリガリ+凝視シーンにはホントに背筋が凍った。
* * *
次に、シリーズリメイク作としてのレビュー。
本作はとにかく恐怖シーンが多い訳だが、
一歩間違えばギャグすれすれの、とんでもなく
直接的な幽霊の見せ方もしっかり継承されている。
だが最大の恐怖であるカヤコの妄執・怨念が
やや薄れて感じられる点は残念だ。
俊雄くんにフォーカスを当てすぎてカヤコ襲撃シーンが
少ない&襲撃描写にネチっこさが足りない為だろうか。
あるいは、
オリジナルのカヤコは家族放っぽらかしで
自分の情念を最優先させるキャラだったが、
今回は子供に異常に執着する母親になっている。
(こどもこどもこどもこどもこどもこどもこども)
それはそれでヒジョーに怖いが、母性が出た為に
その身勝手さやグロテスク性はやや薄れたかも。
過去シリーズを知る人間はカヤコのキャラに
ある程度の先入観がある訳だが、初見の方にとって
今回のカヤコがどこまで怖いと感じたか、気になる。
物語の展開はオリジナルほどに複雑ではない。
良く言えば分かり易いし、
悪く言えば考察の余地はあまり無い。
だが過去シリーズを知るからこそ驚かされる
シーンが多いことは新鮮でグッド。
カヤコさんとフツーに喋るシーンには驚いたし
(まあ全然フツーじゃないけど)、
クライマックスでの階段下りのシーンなんて「ふおお、
そこかいッ!」とビビりつつツッコんでしまった。
ということで、全体的な印象としては、
『呪怨』劇場版第1作とその海外リメイク版である
『THE JUON 呪怨』の中間、といったところかな。
* * *
以上!
評判の悪いレビューも目立つが、
近年のジャパニーズホラーの中じゃ
突出した恐怖度&出来の良さだと思います。
怖面白かった!
〈2014.06.27, 07.01鑑賞〉
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余談:
鑑賞マナーについて。
ホラー映画においてはほぼ毎回だが、
若い方々の鑑賞マナーがあまりよろしくない。
最初の鑑賞時、前列に座っていた6人くらいの
高校生が、開始直前までずうっと
ヒソヒソ話をしていて非常に気が散った。
勿論みんながみんなマナーが悪い訳ではないし、
今回の場合も映画に集中し出してからは静かだったので
まだ良識がある方だったんだろうと思う。
『貞子3D2』の時なんて上映中に喋るわスマホいじるわ
(スマ4D鑑賞ではない)で最悪レベルだった。
きっとお化け屋敷気分で映画を観に来るんだろうが、
静かに物語に集中したいお客さんだって多いのだから、
「自分達が楽しむ事」と「周囲の人達が楽しむ事」を
両立できるやり方で楽しんでいただきたい。
静けさもホラー演出の大事な要因なんだし。
マナー悪化を容認するようなキャンペーンを
配給側が行っているのも大いに問題で、
それをやるくらいならいっそ、
高校生限定のスクリーンとか
上映回とかに分けてもらえないかと思う。
観客のマナーや売る側の思惑で映画の評価自体が
下がるなんて、作り手が不憫だ。
呪怨の過去作品を観ていなければもっとフラットに楽しめたと思う
ネタバレありますんで、これから観る方は読まないでください。
僕は、劇場版呪怨を初めて観たときにものすごく怖いと感じました。
そこからハマってビデオ版や呪怨2および小説などで
伽倻子にの心情を察したりするほど怨念の強さに怖さを増していました。
その印象から、呪怨に対するイメージはかなり根強く植え付けられてしまいました。
なので今回の設定変更的なストーリーにはどうしても入り込めなかったです。
まず、俊雄は剛雄の息子であって
日記での誤解から始まる事件であったと言う
しっかりとした根底を何故?変えたのか?疑問です。
また、生前の伽倻子の描き方も
内気で地味な女性から気の強い女性になったと感じました。
以前の設定の方が、呪う気持ちにいた仕方なさがあったと思います。
ラストシーンも、その後の結衣はどうなったのか?想像に任せないで締めて欲しかったです。
舞台となる家も、なんだか立派になっていて
以前の一般的な民家の方が僕には感情移入しやすかったです。
全体的に昼間のシーンが多く、もっと夜のシーンがあればもっと怖かったと思います。
良かった点は
佐々木希はなかなか好演したと思います。
最所美咲の伽倻子は、目の表情が観ていて素直に怖いと感じました。
クライマックスの階段では、逃げ場のなさが強調されていて良かったです。
オチの違和感
先に、大石圭さんのノベル版を読んでから観ました。
話の内容は小説を読んだからか、鈍い私でも理解できたものの、せっかくのホラー映画なのに怖さが足りない。
特に過去の出来事となっている女子高生:七海の最後の扱いは、ただの怪奇現象くらいにしか思えませんでした。
もちろん監督の脚本と原案あっての呪怨ですし、小説からどうこう言うのはおかしいのかもしれませんが、小説以上に怖がらせて欲しかったのが本音です。
そして、タイトルが「終わりの始まり」とわざわざ書いてあるのに山賀俊雄くんの件が少なく見せ方も薄いのは何故なんでしょうか。
呪怨という映画が続いてきて、あの家を呪いの家にしたのが佐伯伽椰子でもなく、佐伯俊雄でもなく、山賀俊雄だったというのが一番のゾッとする核心なのでは?
ラスト前の伽椰子と俊雄くんが迫ってくるところは、呪怨が帰ってきた!という感じで怖かったです。
そこで終わっていれば、ホラー映画としても楽しく観れていたと思いますが、ラストが拍子抜けでした。
あれではゾンビが迫ってきたのと見た目も変わらないし、しかも何故さして重要でもない直人を落とし所にしたのでしょう。
結衣にとっては恋人だし、恋人がああなってしまったことの絶望をラストにしたかったのかもしれませんね。
でもそれなら、いつもの直人がいて安心して駆け寄ったところに後ろから伽椰子や俊雄が迫ってくる、とかじゃ駄目だったのか。
呪怨といえば、伽椰子なんですからラストはビシッと伽椰子で決め手欲しかった…
つまらなくはないし、気持ちの悪い表現でゾッともさせられたし、普通にホラー映画としては面白いのではないでしょうか。
映画と小説一通り見た一ファンとしては、待っていただけに残念な気持ちの方が大きいです。
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