種まく旅人 くにうみの郷のレビュー・感想・評価
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淡路島のイメージアップ作品
栗山千明扮するアメリカ帰りの農水省地域調査官神野恵子は淡路島への赴任を命ぜられた。
桐谷健太と三浦貴大が反目する兄弟の設定だったが、なるほど兄弟と言えるくらいふたりはよく似ていたね。そのふたりにからむ栗山千明だが、お嬢様芸に思われそうな研修レポートになりそうなところを調査して島人を総動員してかいぼりへ持って行って地に足着いた実績を上げるところが良かったね。
人形浄瑠璃やタマネギなど淡路島のイメージアップになったんじゃないかな。
栗山千明とかいぼり
霞が関から官僚が赴任したというのに、淡路島市役所の職員はかなり横柄で高圧的な態度をとる。案内役の津守(豊原功補)がもっとも怒鳴っていたけど、実際、中央と地方の公務員ではあんな関係なのだろうか。朝の早くから起きて海苔の養殖の手伝い。そして畑で玉ねぎとレタスを作り続ける岳志に協力するだけで、そこまでするなと言われる恵子(栗山)だった。
台風被害と海苔の収穫高を比較して、大きな被害があった翌年の方が高いことを発見し、15年間行われなかった“かいぼり”という、ため池の土砂を海に流す作業を復活させようと尽力する恵子であった。
食べるシーンがすごく多いので、むちゃくちゃ腹が減ってしまう映画でした。美味そうに食べる栗山千明も魅力的だ。
主人公の魅力不足
シリーズ前作『みのりの茶』に比べ、圧倒的に主人公に魅力がない。とは言っても必ずしも栗山千明がダメという訳ではない。
人物像がまったく描けていないのだ。なぜ農水省に入ったのか、仕事への向き合いかたや1次産業に対する考えかた、いや、それ以前にそもそもどんな女性なのかさっぱりわからない。なので淡路島でなにを感じなにを学びどう変わったのかまったく伝わってこない。
薄っぺらいセリフでしか情熱を持っていることを表現できていないうえに、なぜ?どの体験で?っていう肝心な説得力があまりにたりない。
キャリア官僚が地方にドサ回りして、そつなく任務を遂行した素っ気ない業務報告、みたいな映画。
栗山千明ほかキャストが気の毒。
根岸季衣はいい味出してました。
ありがちな話?
地方の課題が描かれているとは言いがたく、設定的にも無理がある気もした。
地方再生に、無理矢理個人の事情を絡ませてありがちな話に落とし込んだ感もある。
だからと言って、全然ダメではなかったけど…。
もう少し、登場人物の作り込みが必要では?
舞台挨拶、客席から飛び入り参加(山チームE7席者)
土曜日帰って早速頂きました。美味しかったです。
公演後、舞台挨拶でそのコメント無かったので、淡路島観光協会おもてなしは知らなかったんでしょうか?
舞台挨拶当事者の食レポコメントも良かったです。観光協会から頂いたパンフ、監督だけが食べた淡路牛丼美味しそうです。今後、ご当地地域活性化から日本地方活性化へ繋がることにも期待します。栗山さん綺麗、カワイイ❤️
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