バンクーバーの朝日のレビュー・感想・評価
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ザ日本映画
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「永遠の0」以来、久しぶりに観たの邦画でした。
題材にとても魅力を感じ、原作や関連書籍を読んでからの鑑賞。映画では時間の都合上、全てのエピソードを入れることをしないのはもちろん承知ですが、普段の生活苦と野球の楽しさの対比が曖昧で全体的にどっち付かずの印象。個人的な気持ちとしてはもう少しスモールベースボールを掘り下げて欲しかった。
邦画慣れをしてないというのもあるのか、会話の中の沈黙を読み解くのが少し難しく、不必要に感じるチョイ出演の役だったりカメラ割りやBGMの使い方などに「ほう、こんな編集をするのか」と関心&嘆きをする場面が幾度かあった。
バントをひたすらにイメージトレーニングする姿は野球をやってる人から見るとあるあるでとても面白かったし、佐藤浩市演じる父親がなんとも日本の男という感じがして微笑ましく頼もしかった。
刺激的な画がない分、ある意味、ぬるま湯のような映画の中で一番心に刺さったのは「Take me out to the ball game」
素晴らしいの一言。
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内容はいいけど…
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ストーリー自体と、和洋が入り混じった舞台の雰囲気がとても良いのですが、描写がやたらくどいのが残念です。
ストーリーのメインになってくるとはいえ、日本人差別の描写が繰り返されすぎてしつこくて途中でややうんざりしてきました。
試合のシーンも一本調子で退屈でした。
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