劇場公開日 2014年12月20日

バンクーバーの朝日のレビュー・感想・評価

全74件中、1~20件目を表示

3.5石井裕也監督×妻夫木聡が野球を通して掘り下げた史実

2020年8月11日
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鑑賞方法:DVD/BD

戦前のカナダで一世を風靡した、日系移民の野球チーム「バンクーバー朝日」のメンバーのひたむきな姿を描いているわけだが、この歴史に埋もれた日系人たちの生きざまに胸が打たれた。
撮影はバンクーバーではなく、北関東にオープンセットを組んだのだが、時代性もとらえた実に素晴らしい作り。そして、石井裕也監督のもとに集った妻夫木聡、亀梨和也、池松壮亮らの表情が実に生き生きしている。池松や上地雄輔は甲子園常連校の野球部出身だけあり、無駄な動きがない。そしてこのメンバーたちが、撮影ではあっても野球を通じて、戦争の荒波にのみこまれていったメンバー1人1人の代弁者となったのだということを感じずにはいられなかった。

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大塚史貴

4.0パールハーバーって罪深いですよ。

2022年7月12日
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二つの祖国とかもそうだけど戦争がもたらした悲劇って計り知れないな。まあでも亀梨和也は美形だな。あと佐藤浩一かっこいい。

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しをん

3.0日本でロケーションしたとは信じられない

2022年4月2日
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鑑賞方法:CS/BS/ケーブル

バンクーバーの街並みを再現している。凄い費用がかかったはず。

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あっちゃんのパパと

2.0優勝ってそんなに簡単?

2021年9月18日
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鑑賞方法:VOD

大概の野球モノと違って、ちゃんと野球できる人がキャスティングされたことはすごく良いです。
ど素人がへなちょこなフォームでCGの豪速球を投げる映像に幾度となくがっかりさせられましたが、この映画はその心配が無いことはさり気なく大きなポイントです。せっかくそこに気を遣ったキャスティングなのだから、もっと野球シーンをしっかり見せてくれても良かったかなと。
日本映画お得意の盛り上がらない会話と長〜い間がたくさんあったおかげで野球シーンが少ない印象。
あれじゃあほんとにバントしかしてないチームに見えますが、それで優勝できるはずが無いんだから。本物のバンクーバー朝日は、バント対策されても勝てるくらい、ちゃんと強かったはず。
当時の日本人の置かれた環境は確かに大変だったのかもしれませんが、みんながみんな負の感情を背負い過ぎていて、それもリアリティを損う結果に… 事実だったらすみません… でもあんな環境で負い目を感じながら練習していて優勝なんでできるのか?と…
カナダ移民と、バンクーバー朝日の史実について勉強にはなりました。

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しおまる

3.5俺は好き

2021年2月21日
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当時の情勢を想像出来るし意外とスポーツドラマしてて面白かった
日本のドラマ映画の悪いところはダラダラする締め方だと思ってるがそれもそこまで悪くなかった

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マルボロマン

3.0史劇

2020年10月12日
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鑑賞方法:DVD/BD

楽しい

知的

幸せ

映画館では15年1月25日に地元のイオンシネマで鑑賞
それ以来2度目の鑑賞

監督は大好きな石井裕也氏
オールスターキャスト
野球映画は好きだ

全く野球に興味がない人には向かない
バントはせこいとかバントは意味がないとかノーバントノーボール作戦みたいな考え方のセイバーメトリクシャンにも不向き
海外に永住した日本人たちの史実に興味がある人ならそれほど野球好きじゃなくても向いているかもしれない

人類から差別がなくなることは永遠にないだろう
徒党を組んで抗議をしてもなにも変わらない
子供の頃いくら泣き喚いたところで買ってもらえたことは稀だ
それじゃどう生きればいいのか
この映画にヒントがあるはずだ

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野川新栄

2.0実録物の弱さが露呈した作品でした。

2020年7月19日
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鑑賞方法:映画館

バンクーバーの素人野球チーム「朝日」が、差別にもかかわらず、ついに優勝を遂げ、カナダの野球殿堂入りすることになりました、というお話です。

たぶん、このあらすじを聞いて、だれもが想像できる通りのお話です。
既視感の山。
あまりにもシナリオライターは調査不足です。

単に原作をなぞるのではなく、作者や周辺の人々を徹底的に調査すれば、珠玉のエピソードが次々に発掘できるであろうネタなのに、なんなのこの手抜きシナリオは。

野球シーンが、輪を掛けてヘナチョコなものだから、目を覆うしかありませんでした。

なぜイチローを主演させなかったのか。
と、ムリは承知なのですが、この話であっても、イチロー主演であれば、ぜんぜん違う、迫真の話を撮れたと思うのですけどね。

ほんとうに残念すぎる作品となってしまいました。

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お水汲み当番

3.5日系2世、3世の苦労と野球

2019年12月8日
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での活躍。時代背景と合わせて新たな発見と懐かしいつましい生活風景。
昔カナダ🇨🇦に生まれていたら。。。って不思議な事を考えてしまう。

私の
前世はそうだったのかも笑

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Miya-n

4.5史実を丁寧に描いた作品の面白さ

2019年5月17日
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鑑賞方法:映画館

楽しい

知的

幸せ

石井裕也監督が1914~41年、戦前のカナダで活躍し、2003年にカナダ野球殿堂入りを果たした日系移民の野球チーム「バンクーバー朝日」の実話を映画化。史実に基づいた作品の面白さよ。

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NOBU

3.0移民

2018年12月3日
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鑑賞方法:CS/BS/ケーブル

 連戦連敗の朝日だったが、バントを多用し、足でかき回す試合をやるようになってからは、連勝を続け、ついには優勝決定戦にまで進むほどになった。風変わりな試合によってカナダ人のファンも出来て遠征までするようになったものの、時代は第二次世界大戦前夜。真珠湾攻撃によって敵性国家とみなされ、強制収容所に送られることになった移民、移民二世。その後が描かれないのが残念。

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kossy

4.0野球映画ではない。控えめな日本人

2017年9月23日
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鑑賞方法:CS/BS/ケーブル

泣ける

日本人街のセットの出来が凄い。足利市で
冬の暗い感じからシーズンが始まる春に切り替わる地味な明るさがよかった。
高畑充希が良い。
途中退場の池松壮亮も。
ドラマチックな演出や音楽の煽りがないのが良い。
試合が終わった後、真珠湾攻撃の後が見せ場。
実話ベースなのね。
多分監督は野球知らないんだと思う。ラストとエンディングテーマが違う。
エンドロール途中に出た方はメンバーの一人ってこと?
石田えりと佐藤浩市の夫婦はぴったり。

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消されるので公開しない

4.0日本の野球スタイル・・

2016年8月6日
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鑑賞方法:映画館

興奮

明治から大正にかけて、日本からカナダに移住する労働者たちがいた。彼らは貧困と差別に苦しみながら遠い異国の地で生き抜く・・そして、その息子2世らが結成した日本チームでバンクーバーのチームと野球で戦う。日本の野球は、カナダや米国のベースボールに挑んでいった。バントとベースランの機動力で体格差のハンディを克服する。親子の確執もあるが、妻夫木聡と亀梨和也の演技がいい・・2014年の邦画。

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亮一君

実話。

2016年5月19日
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鑑賞方法:DVD/BD

泣ける

知的

素晴らしい映画だった。

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海(カイ)

3.5実話という点で興味深い

2016年1月10日
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鑑賞方法:CS/BS/ケーブル

作り話だったら割りと平凡なストーリーですが、実話という点で感動。カナダ移住の生活ぶり、日本人街、差別、戦争、さらっとではあるが(そこがちょっと軽すぎる感じもした)興味深かった。

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Sheeta

4.0「バンクーバーの朝日」を観て・・

2015年12月26日
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鑑賞方法:映画館

興奮

戦前にカナダの日系移民2世が「バンクーバー朝日」という野球チームを結成して活躍したという実話。妻夫木聡のひたむきな姿と亀梨和也の野球プレーがいい。バントと盗塁の現在の高校野球スタイルで白人ベースボールの大リーグスタイルに挑んでいく・・今世紀になって「バンクーバー朝日」チームがカナダで野球殿堂入りしたとのこと。日本人としては誇りに思っていいのでは!?

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Ryoichi

1.5『晩香波日系移民野球団』私たち、野球やりましょ。

2015年8月29日
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鑑賞方法:DVD/BD

単純

寝られる

この映画、ずっと自分は、夏目雅子演じる「中井駒子」を探したんだ。
彼の地でベースボールをおこなう移民達の中に。

でも、いなかった。
ストーリーも、艱難を強いられた移民達が彼の地で「成功」を収める方法論の展開が軸であり、なんとも古い。

それに、
スモールベースボールって、Baseballなのか。
「こんなの野球じゃねぇ」って言葉はなかったか。
「俺たちには俺たちのやりかたがある」っていうのが、どうも古来の精神論に聞こえる。

カナダへの移民、日系の生活を考えてみるには良い映画だったかもしれない。
ただ、それが頑張った日本人が強調される「昭和フル」な映画だったことも、また確かだ。

あっ、最後に・・いたか!
「また、野球しような」ってレジーの声が。

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critique_0102

2.5ん‥

2015年8月27日
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鑑賞方法:映画館

ずっと前から期待してただけに‥盛り上がりがないよねぇ‥

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yoobun

4.0また野球やろうな

2015年7月12日
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鑑賞方法:DVD/BD

その願いは叶わなかった。
恥ずかしながら、日本人がカナダに出稼ぎに行っていた事も、その野球チームが殿堂入りしていた事も知らなかった。
それを知れただけでもこの映画の価値はある。

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上みちる

4.0歴史が残した姿

2015年7月9日
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鑑賞方法:DVD/BD

泣ける

悲しい

幸せ

戦前カナダに実在した日系人野球チーム“バンクーバー朝日”の奇跡の実話。
石井裕也監督が正攻法の演出で良作に仕上げた。

結構鈍い声が多いようだが、まあ分からなくもない。
展開は淡々とし、メリハリや盛り上がりに欠ける。
メインキャスト以外にも豪華な面々が揃ったものの、ほとんどが顔見せ程度。おざなりになってしまったエピソードも多い。
体力で勝る白人相手にバントや盗塁などの小戦法で勝利を重ねていくが、相手も人間、ずっとそれが通用するとは思えない。
が、本作は良し悪し…試合で例えるなら勝ち負けの判定じゃない。中身…プレーで見る。

過酷な労働、貧しい生活の中で、彼らの唯一の楽しみは野球。
何か一つ、好きな事に熱中する。
自分も仕事の合間合間に映画を見るのが一番の喜びなので、彼らの気持ちはよく分かる。

チームは毎年最下位。
そこから弱小チームが這い上がっていく。
だからこそ、今年のDeNAの(交流戦までの)快進撃は痛快だった。よって、巨人は嫌いだ。

彼ら日系人への風当たりは厳しい。
言われのない差別、偏見、不当な解雇…。
不平・不満はあっても決してやり返さない。
試合も打倒白人じゃない。
乱闘する事あってもちゃんと謝罪する。
相手への敬意、純粋でフェアな姿は必ず周囲の心を動かす。
野球映画の好編「42 世界を変えた男」と通じるものがあった。

全てが一気に変わったりはしない。
しがらみはまだまだ根強い。
が、分かり合う事が出来れば、通じ合えるものが出来れば…。

妻夫木聡、勝地涼、池松壮亮、野球経験のある亀梨和也や上地雄輔らが好演。
日本とカナダの架け橋的存在のヒロイン・高畑充希が印象的。

映画はこのまま甘い展開に…にはならなかった。
太平洋戦争突入。
歴史は時に苦い。

しかし、時が経って残るものこそ本物だ。
彼らの功績、フェアな姿が。

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近大

3.0当時は興味深い

2015年5月9日
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特に中身のないヒューマン映画かな。

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sha