恋とオンチの方程式

劇場公開日:

恋とオンチの方程式

解説

香川県在住で、普段は銀行員として働きながら映画制作を続けている女性監督・香川志帆が、同県出身で「踊る大捜査線」「幕が上がる」などでおなじみの本広克行監督をプロデューサーに迎え、オール香川ロケで製作したオリジナル作品。小さい頃、アイドルになりたくてオーデションを受けた山吹みどりは、音痴であることを周囲に笑われたことがトラウマになっていた。大人になったみどりは、母からもらった「3つの願いごとがかなう」というマイクを宝物に、香川県のバス会社「ほととぎすバス」でバスガイドとして働いている。そんなある日、世界的音響機器メーカー「ナマズダイナミクス」の御曹司・栗田拓人が香川県を訪れ、みどりと拓人は恋に落ちるのだが……。2015年1月に香川で先行公開され、16年2月から東京ほかで公開。

2014年製作/90分/G/日本
配給:ティ・ジョイ
劇場公開日:2016年2月20日

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(C)2014 映画「恋とオンチの方程式」

映画レビュー

2.5間延びしたラストが足を引っ張っている。

2024年6月27日
PCから投稿

出演者も揃え、頑張った映画だと思う。
しかし、後半のクライマックスにかけての時間経過が5,6箇所おかしい。
それが残念。
具体的には
舞台に穴を空けたマツバライダーに代わって、主人公の母親で元大スターが
飛び入り参加という展開自体は悪くないのだが、流れが遅すぎる。

出番に演者が出てこなかったら、もっとスピーディに代役で穴を埋めるはず。
その場にいないマツバライダーの登場を待つテンポの悪い流れが、劇中の
観客だけでなく、我々をも白けさせている。
それぞれのシーンは本来同時進行のはず。
でも、この映画のラストは、

「ハイ、次このシーン行きまーす。カット、OK。
次はこの準備をして、はい撮ります。… 」

という過程まで 見せられているように、間延びしていた。
主人公が大手企業の御曹司を振って、マツバライダーのところに行くシーンだけ
瞬間移動のように早いのも不自然。

ラストは舞台の穴を埋める代役がタイミングよく出場し、その歌をBGMにして
主人公たち二人の最後の締めるぐらいのテンポが欲しかった。
もちろん選曲は演歌ではなく、軽いポップスが必須だが。

カメラワークでも気になる点がある。
主人公が御曹司の車に乗っていくシーンを、わざわざ実際に動く車の中で長回しの
手撮り撮影にしたのはなぜだろう。
映像はぐらつき、音声はこもり、照明も不自然。
気をなってセリフが入ってこなかった。

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