劇場公開日 2015年4月11日

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「配給会社と広告代理店の罪。」ソロモンの偽証 後篇・裁判 年間100本を劇場で観るシネオさんの映画レビュー(感想・評価)

0.5配給会社と広告代理店の罪。

2015年4月17日
PCから投稿
鑑賞方法:映画館

泣ける

笑える

寝られる

前篇を酷評し
後篇はビデオで良いと思いましたが、
その責任と
宮部さん原作への微かな期待を持って
劇場へ。

正直、
ここまで酷いとは、
思いませんでした。

学校内裁判の必然が不明のまま
ダラダラと時間が流れ、
個々の人物描写も、
置き去りに。
そして長すぎる尺を無駄に使い、
分かりきったエンディングと
インチキなハッピーエンド。
脚本も
そんなこと言わねえよ〜な
オンパレード。

学芸会的な
アマチュア子役達は
相変わらずで、
ベテラン陣に救われたカンジ。

TVサイズの学園ドラマを
ミステリーと偽り期待させた、
配給会社と広告代理店の罪。
宮部さんには、
毅然と断って欲しかった。

ほとんど体育館のロケーションと、
新人役者多数起用の低予算制作で、
さも儲けたんでしょうね。
3600円と、貴重な時間を返して欲しい。

年間たくさんの映画を劇場で観ますが、
2本合わせて人生ワースト1でした。

年間100本を劇場で観るシネオ