「評価がわかれてるけど自分は良かった」ソロモンの偽証 後篇・裁判 佐ぶさんの映画レビュー(感想・評価)
評価がわかれてるけど自分は良かった
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評価が低い人が多い。例えば真相への期待が高まっていのに、後編早々に大出は無罪で三宅は偽証で動きそうになく、その後も動かない展開にがっかりしたり勢いを失ったように感じてしまう人。例えば、柏木くんに嫌悪感を感じたり掘り下げに納得のいかない人。原作とのコンセプトの違いを嫌がる人。
偽証とか裁判とか名前についているから、真相への期待が高まってしまうけど、序盤でそれは違うと気付くことができた。これは救済の話なのだと。罪や弱さを認めさせ、そして救済していく。前に進む事ができるように。
柏木とその両親だけこの輪に入っていない。それは彼が人の罪を見通す悪魔であり悪役として描かれているからではないだろうか。
原作とは違う部分もあるのだろうけど、これはこれで映画として良く出来ている思う。
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