パッセンジャーのレビュー・感想・評価
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想像と違ってたけど面白い。
「パッセンジャー」2D 字幕版で鑑賞。
〈あらすじ〉
宇宙船が、新たなる居住地を目指して地球を旅立ち、目的地の惑星に到着するまでの120年の間、乗客たちは冬眠装置で眠り続けていたが、技術者のジムと作家のオーロラだけが予定よりも90年近く早く目覚めてしまう。絶望的で孤独な状況下で生き残る方法を模索するうちに、2人は惹かれ合っていく。
◎良かった所
・ジム役のクリスプラットは、「ジュラシックワールド」や「ガーディアンオブギャラクシー」では、イケてる主人公で知られてますが、今回の「パッセンジャー」では、少し違って少し控えめな印象。そこがまた良かったかな。オーロラに一目惚れして、自分勝手な理由で彼女を目覚めさせてしまうのは、いかがなものかと思いましたけど…(^^;
・オーロラ役のジェニファーローレンスは、駄作だった「ハンガーゲーム」シリーズでは、戦闘能力が高くて、美しい。今回は作家で、とにかくセクシーで美しい。前半は全然出てきませんが、中盤頃からやっと登場。演技が素晴らしい。ジムにブチギレるシーンは上手かった(笑)
・宇宙船内が凄くよくできている。アンドロイドのアーサーのキャラクターが紳士的だし、かっこいいし面白い。\(^^)/
・後半が感動した。特にクライマックスシーン。
◎気になった所
・ジムが自分勝手(まぁ~ああいう状況じゃ仕方なかったか)
~まとめ~
・観る前はそんなに期待してなかったのですが、面白かったです。ただのSFロマンチック映画じゃなかったですw 想像してた内容がちょっと違ってましたけど、普通に面白かったですw
想像と全然違いました
劇場で何回も予告編を観させられて、そうしてるうちに勝手にストーリーを思い描いていたのですが、その想像とは全然違いました。
てっきり、この会社が5000人に対して詐欺を働いてて、うやむやにするためにまるっと事故に見せかけて殺しちゃうとか、そういう話だと思ってました。
(こういう話じゃないよって意味でもネタバレになるのかな?)
女子側からしたら、期せずして出会った相手とだけど、映画全体はラブストーリーでしたね。クリス・プラットだったから良いものの、相手がブ男だったらどうするんだ?
SFというよりロマンス
まぁジェニファー・ローレンスが素晴らしい!大画面で見て良かった。
その分、男1人の前半は少ししんどかったかな…。
分かりやすいロマンスもので楽しめました。
飽きさせない演出&編集が効いてた。
最後の鶏はどこからきたのかなぁ。
宇宙船の乗船気分が味わえる…でもそれだけ
到着まで120年もかかる遠い惑星に移民するため、冷凍保存されていた5000人の乗客のうち、残り90年の段階で1人の男だけが目覚めてしまう。その絶望的な状況の中で何が起こるのか?という設定が面白そうで期待していた映画だったんですが…気に入った女性を無理やり起こして2人で幸せに暮らしましたとさ??…えっ、何ですか、これ??目覚めたのには理由がある…って、宇宙船の故障??この男である必然性は??あなた無しでは生きられない…って、そりゃ2人しかいなけりゃそうなるでしょ??それって愛とは違うよね??説得力がまるでなく、そうきたかと唸るような意外な展開もなく、私にはこの映画の面白さがさっぱり分かりませんでした。
…あ、でも宇宙空間の映像だけはすごく綺麗。登場人物も少なく、じっくり時間を割いて描写してくれるので、まるで宇宙旅行を体感しているかのような気分が味わえました。この部分は3Dならもっと楽しめたのかな?
なるほど
なるほど宇宙の豪華客船が舞台だから『タイタニック』ね。
それはそうとストーリーはなかなかに盛り上がるし、なんといってもジェニファー・ローレンスの美しさよ。それだけで1点加点するくらい。
個人的には子供も育てて欲しかったところだけど、全く宇宙船から出ないことになりそうだから、それはないか。
そして、アンディ・ガルシア…ww
ジムとオーロラのラブストーリー
とりあえず言いたいのは、もう一歩!!
予定より90年早く目覚めてしまったジムが他に目覚めた人がいないか、また冬眠する方法を試したりなど、あれこれ考えて必死に行動していたシーンは素晴らしかった。何も選択の余地がなく、孤独であることがこんなにも辛いのかととても痛感させられたシーンだった。さすがはクリスプラット。
しかし全体的にまず内容がベタであり、次の展開が予測できてしまったのが残念。何より1番言いたいのは、予告であった「俺たちが目覚めたのには理由がある。」というセリフのシーン。
自分の理解力のなさだったら申し訳ないが、隕石による故障が原因で目覚めてしまったというのなら、本当に残念。何千回とテストを繰り返してきた宇宙船のわりにはモロすぎる。
これはSF映画ではあるが、ジムとオーロラのラブストーリーがメインだなーと個人的に思った。
そして最後に!!
アヴァロン号、もう少し頑張ってくれ(^^;
発想はいいがツメが甘い
面白かったけどオチがやや雑な印象。
結局あの後2人はどうなったの??
そもそも何で故障したの…?
特に故障の原因についてもうちょっと凝った設定がほしかった。
結局船がポンコツでした、故障は有り得ないという甘すぎる想定のガバガバ設計でした、ではねぇ…
続きがもっと観たかった
ツッコミどころは多かったが、
エンディングでもっと続きが観たかったかな。
ジムとオーロラのその後と、
オーロラの執筆内容が触れてなかったのが残念!
これがあるともっと良かったと思います。
ガスは宇宙戦艦ヤマトでいう、沖田艦長みたいに
威厳があって良かったです!適任でした!
男女2人きりというのは刺激的でしたが、
その後の2人がどうなったのかモヤモヤしました!
続編を望みます。
【ツッコミ集】
・蘇生後のキスは苦しくないか?(笑)
・ジャングルになるってすげぇ!地面が艦船なのに。
・小鳥はどこから?
・あれだけのエラーでも他のクルーは起きないのね。
予告編で内容見せ過ぎたSF
「ジュラシックワールド」のクリスプラットと「ハンガーゲーム」のジェニファーローレンス主演のSFパニック映画。
作品の舞台は殆ど宇宙船の中ですが、ゴミがない綺麗な船内。
何もかも綺麗過ぎて逆に殆どCGなんだろうなと思わせる残念な映像。
宇宙への考え方は一昔前のアクションSF並み。少しは工夫を見せろと言いたい。
簡単なあらすじは、第2の地球に向かうために約5000人が冬眠装置にて120年眠っての宇宙船移動。
冬眠装置で120年眠る予定が船内ハプニングにより30年冬眠で起きちゃた男性のジム(クリス)と、「1人で残り90年生き耐えられない」とその男に無理矢理起こされちゃった女性のオーロラ(ジェニファー)の物語。
ジムの彼女独り占めストーカーの様な行為については「死ぬまで1人ぼっちなら自分はやるか?」とも考えてさせられる。
また「ジムがイケメンだからある程度我慢出来るのでは?」「これがブサイク男性ならどうなってたのか?」とも考えてしまった。
(オーロラがジムに興味なければ、違う意味でホラー的な映画が撮れるかも?)
話はかわりますが、オーロラ役のジェニファーの演技は見事でした。ハンガーゲーム1の時よりかなり美人になりました。
起こされちゃった理由がバレる直前と直後の演技が特に良かった。
最後はベタすぎる宇宙船トラブル。
解決にて2人は仲直り。これもベタ。
まとめ
近年、「ゼログラビティ」「オデッセイ」「インターステラー」など宇宙を舞台にした良作があったせいかSFとしてはかなり物足りない。
予告編にて内容見せすぎた。
脚本&設定はB級。
こんなに人が出ない映画も珍しく、セットがある程度あれば舞台化出来そうな内容。
ソニーなので映画公開から3ヶ月でDVD化等されると思いますので、映画館で見るまでも無いかな。
私としてはこの内容で映画館のフル料金は厳しい。
少人数ものですが、SF映画観たい方はどうぞ。
新時代の創世記
内容に関しては、裏切られるような展開はないものの、その分安心して見られる作品だと思う。登場人物も魅力的であったし、映像もかなり良質だった。
ジムの目覚めた理由に関しては、もう少し必然性を感じさせる仕掛けがあってもよかったのではないかと思う。
宇宙船のシステムが、復旧のためのエンジニアを選び意図的に起こしたのかと思えば、ただの不具合による偶発的な事故だった。
あるいは、その偶発的な事故を通してシステムの不具合の核心に迫るのかと思えば、そういうわけでもなかった。
つまり、ジムの目覚めは単なる事故の延長線に過ぎない。
予告を見ても「理由があるはず」のようなことを言っているが、それとこれを結びつけるものが薄かったのは残念。
こういった点を踏まえて星は4.5だった。
それにしてもこの作品は、旧約聖書の創世記を彷彿させる。
最初に男が目覚める。そして孤独の末、女を目覚めさせることになる。創世記を知っている人間なら、アダムとイヴを意識していることは明白であろう。
最後のシーンに至っては、宇宙船が「ノアの箱舟」のように感じたのは私だけではないと思う。
作品の根底に創世記を持ってくることで、人類移住計画というものを新たな人類の歴史の1ページとして描いている、云わば「新時代の創世記」として表した作品だと思った。
絶望と希望とを深く考えさせられた映画。
我々人類は、常に新たなフロンティアを見つけ、移動し、進化してきた、と思う。多分、2050年には火星に人類は定住しているだろう。
本作品もそういう文脈の中に基本的にはある。ストーリーはムチャ単純で、地球から生存可能な惑星への移動には莫大な時間とコストがかかるので、途中は冬眠状態で管理される。ところが、あるきっかけでイケメンだけが、目覚めてしまった。みんなが目覚めるまで残り89年、どーしよう、どーしようもない。
私は、
1957年11月3日、ライカを乗せたソ連のスプートニク2号を思った。広大な宇宙の闇の中を、音もなく目測物もなく、匂いも音もなく、静寂の中で猛烈なスピードで、1人移動する、これは絶対的な孤独で、これを絶望と言うと思う。
絶望と希望はセットでないと話としては成立しにくい。そこでイケメンは美女を強制的に起し、目覚めさせてしまい、それを偽ってイチヤつく。しかし、嘘がバレたところで、破局。しかし、宇宙船そのもののトラブルが発生し、良いタイミングで、第三者の船長が目覚めさせられ、2人に後を託すかたちで病死する。
宇宙船の危機を2人で解決し、仲直り。美女はイケメンに弱く、現実的で、ま、仕方ないかと、運命を受け入れ、メデタシメデタシ。
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