パッセンジャーのレビュー・感想・評価
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宇宙の孤独とラブストーリ
惑星移住のため120年の旅をする宇宙船で、ただ一人90年早く催眠から醒めたジムが孤独に耐えられず、好意を持った女性作家のオーロラを起こしてというストーリーです。設定はSFで、宇宙船の故障を修理するアクションシーンもありますが、宇宙での孤独とその中でのラブストーリです。船内でただ一人早く目が醒めたため目的地に着くことなく一人で死んでいくしかない孤独と、その境遇に耐えられずに起こしてしまった女性への愛しさと後ろめたさが切ないです。やや唐突ではありますが、二人が幸せであったと思わせるラストも良かったです。
2人が残したものが印象的だった
幸せな気持ちになるシーン
手に汗握るシーン
涙を流してしまうシーン
自分だったら、と考えさせてくれるシーン
とても見応えがある作品だった。
予告を観て
「1人予定より早く目を覚ましてしまい、その後の生涯を宇宙船で過ごさなければならない」
という設定にとても胸が締め付けられ、気になったため観ることにしました。
主人公がオーロラを起こすか起こさないかの葛藤シーンや、オーロラが自分が起きたのは事故ではないことを知った後の行動等にとてもリアリティを感じ、主役の2人の演技には最初から終わりまで引き込まれまくりでした。
そしてバーテンダーがいなかったら、と考えるとゾッとしますね。
また、宇宙船で過ごす2人の幸せなひと時はとても美しかったのですが、ふとたまに見せる虚しい表情にはどこか共感できる部分がありました。
最後に、冬眠から覚めたクルーが見た、2人が生きた証はとても素晴らしいものだったな、と思いました。
1つ、オーロラの最後の手紙?物語?の部分をもう少し長くしてみても良かったかなぁと思いました!
なかなか予想外な展開で。
クリスプラットの1人映画だったのにジェニファーローレンスが出てきた途端彼女の世界になっちゃうのはさすがアカデミー女優。けどその後はしっかり2人の映画になるから良かった。
ひとり先に冷凍睡眠から目覚めて死ぬまで宇宙線で生きなきゃいけないって設定も面白いけど、人工知能のロボット達や無重力状態のプールとか、いろいろ途切れなく見せ場が続いて楽しめる。それにくわせものな人間関係もみどころ。
ハリウッドらしい終わり方もひねりがないと言えばそれまでだけど充分面白かったです。
これは男の恋愛映画
アールデコ調の船内のデザインは初期007シリーズのジョンバリーを。そしてコールドスリープ等々のガジェットやアイディアは昭和のSFの香りが感じられるし、そしてラストはあの『サイレント・ランニング』を思い起こさせる。
スターボウやローレンツ収縮の描写はないけども恒星間ラムジェットが登場したのも個人的にはワクワクする。
それだけでもう「ありがとうございます」な気分なのだが、それらを背景に展開するのはかつては結構あったはずなのに今や数が少なくなっている「男が観る恋愛映画」だ。
「恋愛映画は女が観るもの」と思い込んでいる人には「男だって恋愛映画は観るぞ」の気持ちでこの映画をおススメしたい。これはそうゆう映画だ。
後半は、しでかした事の穴埋めをするかのように展開するが、それは赦されるし、何よりも最後は「あの人」は幸せだったはずだと分かる。
ラストを見ればそう思うしかないではないか。
SFというよりラブストーリー
SF感があるようで実際は宇宙で孤独なラブストーリーというような感じでした。
ストーリーにツッコミどころがないわけではありませんが、まぁこれでもいいかなと思います。もしこれが中年カップルだったりしたならばかなり残念なんだろうと思います。この二人だからこそのありです。ジェニファー・ローレンスは常に綺麗で演技もとても良かったです。クリス・プラットも一人の時と二人のときの表情が大きく違っていて、とても印象的でした。
宇宙船のデザインや、宇宙船内部のデザインもとても綺麗でとてもいい感じの内装で良かったと思います。
自分がもしこんな立場ならと思わず考えさせられることも結構ありました。
ストーリーにはなにかが足りないような気がして、物足りなさを感じて、最後観終わってもなんだか釈然しないことが残りました。最後もう少しその後が観たかったような、もう少しなにか二人のあった印みたいなものがもう少し欲しかったです。
ロマンチック
5000人以上の乗員乗客を人工冬眠の状態で乗せ、120年間自動運転でHomestead IIというコロニーを目指す宇宙船Avalon号。
90年も早く先に一人目覚めたJim。エンタメや遊びは一時の気晴らしに過ぎず、孤独に陥り退廃していく姿は、人間一人では生きていけないんだなと思わせるものでした。
恐らく乗客の多くが全財産と人生の全てを賭けて、遥か彼方の惑星を目指しています。裏を返せば、地球の現状で満足出来なかった人々です。場所を変えたら、時代を変えたら、満足出来るのか?Auroraは最後に現状を受け入れる決断が出来たのでしょう。美人であるが故に、予定していた人生設計を奪われとんでもない災難だわ!と捉えるか、優しく勇敢なイケメンに選ばれて、不幸中の幸いだわ❤️と捉えるか(^^)。
映像がとても美しくてウットリしました。宇宙の広大な星空を眺めながらのディナー、宇宙遊泳のデート、超絶ロマンチックですよ!私も宇宙船で泳いでみたい!!
2人が今後50年生きたとして、少し早く目覚めるクルーが全員1日3食摂ると、乗客の一部は3食食べれない人が出てくるなぁ〜。そんなことはどうでもいいですね。
昭和のSF(何もかもつるつるだった頃)
昭和のSFのような、宇宙船内きれいでかっこよく、画面はお見事21世紀仕様。
ストーリーの肝は、いくつかの不愉快な事件を思い起こさせるモノでしたが。ま、いいか。クリスプラットでなかったら、キモオタ、ないわー。
期待してなかったけど
意外におもしろかった。久々に泣いた。
SFは好きじゃない。どの映画みても
「うーん...」もしくは「?」か。
リアリティがなさすぎるのか
(自分にまず起こりえない。
例えば宇宙飛行士になるとか)
自分に夢がないのか
はたまた難しすぎて理解できないのか。
もっとも
120年後に到着する宇宙船に乗るとか
リアリティはないけども!
にしても
泣けた!
単純なストーリーかもしれませんが
これ位シンプルでないと
心にぐっとこないのかも?ワタシ。
普段の生活の中で
孤独を感じたりその中で幸せを感じたり
それが映画になってます。
勿論、美男美女だから成り立ってるストーリーです。
でも...いーんです!映画だから!!
(;;゚; ;゚;)
なんだかんだで考えさせられる
突っ込みどころもチラホラですが、なかなか面白かったです♪
宇宙船アヴァロンの外観・内観をはじめとするデザイン性の高さ、衣装のスタイリッシュさ、映像と音楽のマッチングなど、映画全体のイメージづけが素晴らしく、まずそれだけでも胸が高まります。
トーマス・ニューマンの劇伴は優雅で広大な宇宙の神秘性を表現するとともに、その巨大な空間の恐ろしさを含んで観客の不安感を煽る。それは目的の地へたどり着くことなく一生を終える二人の心をも表していると感じました。
その世界でジェニファー・ローレンス×クリス・プラットの共演が見れるわけで、多少おざなりな展開があったとしてもどーでも良くなりますゎ。
ストーリー展開も大まかに見れば決して悪くなく、登場人物の葛藤を目の当たりにし『もし自分だったら…』と考えさせられます。
これでジェニファー演じるオーロラの(特に後半の)心情の変化をもう少し伝わりやすく編集してくれていれば、もっと良かったのに。彼女がいい演技をしているだけにそこは残念。
とはいえ全体的にはとても楽しく、朝早く行った割には眠くなることもなく満足!
ちなみにあまり上映されてませんが吹替は、
ジェニファー・ローレンス(水樹奈々)
クリス・プラット(小松史法)
マイケル・シーン(村治学)
となっております。
ジェニファーの声が水樹さんで、アニメっぽくならないかな?と少し不安だったんですが、思った以上に実写にフィット!大人の魅力たっぷりに演じてくれてます。
そしてこちらも吹替声優がなかなか定まらないクリスにはトランスフォーマーのサムとかやっている小松さん。クリスの顔にしちゃ少し声が軽い気もしますが、彼の軽快な演技にはピッタリかも。
後半には“あの男”が出て来て“あの声”で喋ってくれます(笑)
ただ、吹替だとエンドロールでJUJUの曲が流れまして、、
曲自体はいい曲なんですけども、どうも映画の雰囲気と合わなくて…。特にこだわらなければ字幕で見て通常の曲で見終わった方が無難かも知れません。
つくづくロマンに溢れてるなぁ、と。
もし、最初に目覚めたのが物の修理をするエンジニアのジムじゃなかったら。
もし、自暴自棄になってたジムが偶然オーロラを見つけていなかったら。
2人は、そして宇宙船に乗った人々たちはコールドスリープから覚めることなく跡形もなく消えていた。
そして宇宙船で庭をつくり、家をつくり愛する人と過ごしたジムと、この航海の記録を残して父に肩を並べられる作品を残すことができたオーロラ。
理想や過程は異なれど、夢を叶えることができたあたり2人の出会いは運命的だったんだなぁ、これってロマンだよなぁ、としみじみ思いました。
ストーリーは単調な感がありますが、前半の早く目覚めてしまったことによる孤独、死への絶望感なんかはしっかりとリアルに描かれていてよかったです。
あと、この作品を納得性のあるものにさせたのはVFXをはじめとした"背景"の作り込みの高さ。
登場人物が少ないがゆえ、景色がより重要な意味合いを持つ中でSF作品好きにとっても納得のクオリティでした。
予告と少し方向性が異なっていて困惑する人が多いと思いますが、運命やロマンが好きな人にはグッとくる大人向けな作品だと思います。
かなりオススメ!
宇宙、予測不能トラブル、未来感、という私が好む条件が全て揃っていて、ストーリー的にも面白かった!ジェニファーが起こされたのはトラブル起因だったと推測していたので、予想外でこの点でもとても物語に引き込まれた。まさか、故意に起こしてしまうとは…。たった一人で悩み、追い込まれたらそうなってしまうのかな?などなど、見終わった後も物語が頭から離れません。あとは、ラブストーリー要素もあるので、嫁との恋愛時代を思い出してしまいました。とにかく、色々感情を刺激されて、最高の映画でした!オススメです!
嬉しい誤算でオススメ!
前評判もそれほどなく
大者役者が揃ってるわけでもなく
登場人物も、たったの3人しか出て来ません。
単なる宇宙の旅かと思いきやハラハラドキドキさせられる展開に先が読めない!
なぜ彼1人だけが選ばれたのか?
機体の損傷が起きたなら彼ではなく
クルーを起こせばよかったのでは?
単なる機械のトラブル⁉︎
コンピュータが生存確率を計算した上で
選ばれたのがエンジニアの彼だったのか?
はたして偶然なのか質然なのかも考えると
奥が深く悩まされます。
登場人物が少ない分、映像と設定のクオリティが高いので見応えもあり、ラブストーリーもありで良かったです。
自分も、あの立場に居たら同じ事をするかも
しれないですね〜(^_^;)
ラブstoryなのね?、
やー、びっくり。
予想と大違い、良かった〰
完全な宇宙ものサスペンスかなと。でもふたり芝居的などうするんだ?と色々予想してたので
予想覆す内容で楽しめた。
二人の魅力だね。
彼はホントにチャーミング、アプローチやエピソードも楽しめたし、彼女は演技派な上にこれまた魅力的。けして美人じゃないんだよね、でもいいよね。
ラストはまー、ありだけど、
「レッドタートル」もそうだな、ひとりでは駄目でも相手がいればそこが天国になれるんだね。(///∇///)
孤独な無人島サバイバルならぬ有人船サバイバル
孤独な男が宇宙漂流をして生涯を終える話
予告編を何度か見ていたので、大体の物語に対する予想は付いていたがそれでも新鮮なSF見れた。
主人公の孤独はさながら無人島に漂流した様で、宇宙の孤独も無人島の孤独も共通なのだと感じた。
大自然による外界との遮断、人工プログラムによる外界との遮断、初めての場所、誰もいない、約束された孤独、新しい解釈の漂流もの映画だと思った。
冷凍睡眠から早く目覚めてしまった映画で思い当たるのはベン・フォスター主演の「パンドラム」、こちらの作品はSFホラーでなかなかエグイ内容、モンスター、生存者との駆け引きなどが見どころ。
「パッセンジャー」は人間ドラマとハプニング、少しの謎解きで物語が進む。
主人公の目覚めてからの困惑と絶望、葛藤など普段のちゃらけたクリス・プラットとは違った演技が見れて改めて実力を知ることができたし、ヒロインのジェニファー・ローレンスの育ちが良くていい女感もすごく良かった(以前はハンガーゲームのタフなイメージが強かった)
バーテンダーアンドロイドの役者、ギリギリ血の通ってない感じとそれでも話していたくなる様な演技が良かった。
宇宙孤独モノと言えば「ゼロ・グラビティ」「インターステラー」「オデッセイ」などの骨太SFが頭に浮かぶ、これらの作品に比べれば大分一般向けだし話が単純でわかり易いかった、深い設定やSF知識がなくても楽しめる。
一人だけで孤独に死ぬ運命の男、パートナーの出現、宇宙船の危機、そして向かえる最後はなかなか感動的で、絶望の中でも愛すべき伴侶がいればどんな事でも出来るのだなと思った。
命に代えても守る、主人公の姿勢には胸を打たれたし、ヒロインの「あなたが死んだら、私も死ぬ」のセリフが出た時は素直にいい関係だなぁと思った。
色んな苦難を乗り越えて真の愛に到達した二人が選んだ最後も良かったし後味のいい映画だ。
宇宙船クルーにアンディ・ガルシアがいるのだが、あまりに出番が一瞬なのでもしかしたら続編があるのでは?と知人が言っていたがどうなのだろう。
続編が出てもロクなことにならなさそうだが、期待せずにいよう。
ヒロインの役名がオーロラなのは「眠れる森の美女」からきているのだと思うが、なるほどこれ以上ない名前だと思った。
SF素人から玄人まで満足できる内容だと思うし「ラ・ラ・ランド」よりデートムービーしているので、万人受けする作品だ。
後々TVで放送されそうだが、劇場でかかっている間にぜひ体験して頂きたい。
劇中セリフより
「二人の間に秘密は無しだ」
信頼関係の形成は時間がかかるが崩壊は一瞬だ。
壊れないようにするか、壊れても治そうとするか、どちらも難しいが壊れたままにはしたくないと思った。
Eが合同記号に見えてしょうがない
Eが合同記号に見えてしょうがない。
Pass ≡ NG ≡ RS こんな感じ。
RSって何かなと思い適当に検索。恒星っての鍵に赤色巨星って単語に行き着きました。この3つに関係性ってあるのかな?
楽しめました。
気になるのは子供はできなかったのかなって点。乗ってるはずのない年の子が居る終わり方もありかなと個人的に。
映像綺麗だったし、主演の2人も素敵です。ジェニファーローレスはjoy撮影直後だったんですかね。
目新しいSFアドベンチャー。 面白い脚本で、きれいな宇宙と船内の映...
目新しいSFアドベンチャー。
面白い脚本で、きれいな宇宙と船内の映像美、、、楽しめる。
また生きていくために大切なものは?
究極の選択、恋愛、、、今置かれた環境の中で精一杯生きる気持ちの大切さ、人間のドラマとしても面白い。
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