ジョン・ウィックのレビュー・感想・評価
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アクション全振り
いわゆる元殺し屋だった主人公が引退後に幸せな人生を謳歌しようとしていたら邪魔をされ
それに対して復讐をただしていくシンプルな作品。
ストーリーはそれだけでとてもシンプル。シナリオ目当てよりもアクションを見るべき作品。
アクションが好きなら最高に楽しめるけどストーリーを気にすると少し評価が下がるかもしれません。
基本的に近接戦闘のシーンが多く、ハンドガンを多用するシーンが多いので少し物足りなかった。
2では長物を使うシーンも増えてるみたいなので、期待してます。
良いと思う。
殺し過ぎ、無計画。
そうかも知れない。
しかし、重要な対象以外も刃向かう(邪魔してくる)からそうなってる。
それに、容赦していたら、やられてしまう。
単純に、元々はマフィアの息子が愚か者。
触ってはならない逆鱗に触れてしまった。
冷静に考えれば、犬や車の為にとはいえ、やり過ぎだ。
それでも、これほどまでに一人の女性を愛するが故にと思うと、奪ったことが許せなかったという心情も解らなくもない。
しかも、ただ
「気に入ったのにその車をくれなかった、だから盗んでやる」
犬は邪魔だから殺す
という愚かなマフィアの息子の自己中心的な行いによって。
たかが犬の為にとか有るが、犬はただの犬ではない、亡くなった妻の形見。
アクションは良かった。
休む暇もないくらいに、楽しませてもらった。
スッキリするくらい、容赦がない。
ただ、最後のボスはちょっとモヤモヤしてしまう。
息子はあんなんだから容赦なかったけど。
雰囲気は好き
コンチネンタルとかルールとか、登場人物らの雰囲気とかそれら全てがセットで満足できる映画
犬を殺されたという理由で復習する主人公にまったく感情移入できないが話しの作りに回りくどさが無い
復習のターゲットはあっさり殺すのに、その親とは殴り合ってサヨナラするので痛快感はない
界隈で恐れられてる伝説の男という期待感までは良かったのにアクションは想像の範囲内
体格差があれば当たり負けするというリアルさも描いているので釈然とはする
弾丸を撃ち込みすぎだとか空撃ちするシーンとか、計算だとは思うがリアルさの演出なのか勢いなのか判断しにくいし、車に轢かれても大丈夫なのはあの世界観だとどうなのかとは思うけど、そういうこと考えずに観る作品ですね
感想として書きたいのは蛇足の部分が多くキリがないので細かい事は忘れたい
アクション映画なんだけど、ジャンル分けすると雰囲気映画かな
109シネマズ木場にて観賞(IMAX)
「掟ある殺し屋界」という設定がすこぶる面白い。
主人公ジョンがどんな無茶をしても、味のある俳優達が「分かってますから」と後片づけしていく姿は笑ってしまう。絶妙な絵空事だ。
この種のアクション物としては、動機が犬だったり、戦闘スタイルが柔道とハンドガンの組み合わせだったりで良く特徴が出ている。キアヌ・リーヴスも良い。
惜しむらくは最後の敵が宿縁があるとは言え、一度屈服させた相手である点。上映時間は長くなるし、初老のオヤジ相手に格闘じゃあ上がらない。
キアヌ復活。
ストーリーがなかなかよくできていると思う。非常にシンプル。マンハッタンの裏社会にいた凄腕の殺し屋が引退して普通の暮らしを送っていたが、ロシア人マフィアの世間知らずのバカ息子のせいで裏社会に戻る羽目になる。
親友の殺し屋、ウィックよりも掟知らずな女の殺し屋、掃除人、犬の相棒、ホテルなどシリーズ化される要素が詰まっている。序盤はボコボコにやられるだけだが、中盤から後半にかけてアクションシーンの連続。
マトリックスシリーズには敵わないけれども、チャプター2を見たくなる出来だ。
ハンター
面白かった。
というか…他のアクション映画とは一線を画す出来だった。
もし、この現実世界にああいう輩がいたとするなら、こおいう事なのだろうなと妙な説得感がある。
地味な印象のあった本作だが、どうしてどうして次回作が楽しみである。
兎にも角にも容赦がない。
慈悲もない。
殺し方もそうだが殺され方にも外連味が少ない。結果「殺し屋」という職業の輪郭が確固たる像をもって映し出される。
職業だから常だから…人を殺すのに何一つ躊躇わない。後悔もない。
徹底した一貫性のある人物像であった。
カーアクションがまた絶品だった。
本人の顔まで1カットの中に収めてしまう。
そのセンスがいい。
1人の人物が全てやっているという事の効果はこんなにも魅入ってしまうものなのだと気付かされた。
次回作の為に観たのだが、映画館で観なかった事を後悔した。
キアヌだから…と敬遠してしまったのだが、誤算であった。
展開もスピーディーで退屈する間など1秒もなかった。
まず気になったのが、伝説の殺し屋的設定の主人公だが、殺しと言うか仕...
まず気になったのが、伝説の殺し屋的設定の主人公だが、殺しと言うか仕事がお粗末。冒頭の事件で素人相手に手も足も出ず犬も守れないのも腑に落ちない。ブランクという言い訳も有るだろうが、その後の仕事も、終始息も絶え絶えというか、全くすごさを感じないと言うか、素人に毛が生えた様な技や動作で設定の説得力がない。圧倒的な技量の差が有るはずなのに、それが全く感じられない。
ホテルやコイン、ホテル支配人など光る設定やキャラもあったが、全体的に稚拙な映画。それを莫大な予算と良い俳優で蓋をしていると言う印象。続編の話しが出てると聞いて驚き。
単純
アクションシーンが爽快なティーン向け映画という印象。
ガンアクションやケンカや殺陣が10分置きくらいに始まってしまう、とてもカゲキな映画だった。話の筋は2秒で理解できるほどに単純さを極めている。
北野ブルーにも似た色味で画面が演出されているのだが、映画の内容は北野作品とは正反対。映画内の殺し屋は大金持ち、セレブのような生活を送っている。裏社会でレジェンド級の殺し屋でもある主人公が、ドンパチやりまくってバンバン殺しまくる無敵の活躍を披露。敵のアジトへ単身乗り込んで危なげの無い相撲で悪党を追い詰めていく、安心して観ていられる展開。緊張感は無い。ロシア人を貶める意図でもあるかの如く、ロシア人を愚かに描く一面が気になったが、アメリカの映画なのでそこはまぁ仕方がない。旧車から現行モデルの新車へと乗り換えた直後、すぐに自ら新車を破壊する場面は主人公の生き様を分かりやすく示す演出として面白かった。最後の戦いは雷鳴とともにスタートして絶妙なタイミングで雨が降り、ラスボスとの素手によるファイト。フェイスオフさながらのやりたい放題な展開が面白かった。なんだかんだで楽しめた。
期待し過ぎたかな
続編も決まったようだが、キアヌにとって当たり役なのか?
影のある実は強い系のシンプルな復讐劇は、もう少しメリハリがつけられたのではないかと少々不満がたまる仕上がりだった。
過去の凄さが際立つエピソードが語られたり、携帯の動画を観て奥さまを懐かしむだけでなく、現役時代のキレッキレの描写や
亡き奥様との輝いた想い出描写があった方が、主人公のえぐみや人間味、こらえきれない後悔がより伝わるのではないか。
ガンフーも案外単調で、個人的には刺さらなかった。似た感じでの作品ではイコライザーの勝ち。
やっと発散できた、深い悲しみ、恨む、憎む、相手のいない怒り。
世の中には、自分に似た人が3人はいると申します。
映画の中にも、似ているキャラがいますよね。
そんな3人を、ご紹介します。
1)『ジョン・ウィック(2014)』
ミズ・パーキンス役のエイドリアンヌ・パリッキ
2)『恋の罪(2011)』
尾沢美津子役の冨樫真
3)『蜘蛛女(1993)』
モナ・デマルコフ役のレナ・オリン
この3人、なんか似てる気がするんですよ。
時間が合わず映画館で観ることができなかった本作を、今夜やっと観ることができました。で、上記3作品をがっつり書くと、またまた目に優しくない長文になってしまうので、本作をメインにお話したいと思います。
(あらすじ)
元凄腕の殺し屋ジョン・ウイック(キアヌ・リーブス)。
愛する妻を、病で亡くします。そんな彼の元に、亡くなった奥さんから手紙と最後の贈り物が届くんです。
贈り物は、可愛い子犬です。奥さんの手紙には「(病で)長く苦しんだけど、今は癒やされている。貴方も子犬で癒やされて」と書いてあります。
号泣のジョン。
なんとか子犬と新しい生活をスタートさせようとするジョンの前に、ロシアン・マフィアのバカ息子が現れる!
バカ息子はジョンの車(69年型フォード・マスタング)が欲しいだけで、ジョンをボッコボコにし子犬を殺します。
車も奪われ、愛する奥さんと過ごした家もめちゃくちゃに!
しかも奥さんを亡くした、数日後にです。
そりゃ、元凄腕殺し屋の血が騒ぎますよね。
さて、子犬を殺されたジョンの、復讐劇が始まります。
"マトリックス"でスタントを務めた、チャド・スタエルスキーの初監督作品です。
痺れるポイントはいくつかあります。
まずは、ガン=フー(ガン=カンフー)と呼ばれる接近格闘技と銃のミックス・アクションですね。監督が元スタントマンで、絶対にアクション映画オタクなんです。香港のカンフー映画好きが窺えるし、噂では日本のアニメも大好きなんだとか。
勝手に親近感!同じ匂いがします。
だから、キアヌをどう動かしたらカッケーか、熟知しているんでしょうね。
今まで観たキアヌの中では、一番格好いいです。マトリックスを抜いて、です(笑)
あ、ガンなちゃらで思い出されるのは、私の大好きな"リベリオン"です。
リベリオンの場合はガン=カタ。そして、舞台は近未来でしたね。
なので、アクションもちょっとあり得ない感がありました。そこが格好いいと思う方も多いでしょうが、私は逆にチート(無双)過ぎる主人公のキメ顔に、思わず笑ってしまったりしたのです。
その点、本作は舞台は現代です。
確かに、派手さはリベリオンには劣るかも知れません。
マトリックスのコスプレなどをされていた、厨二の方には物足りないかも知れません。
が、私にはそのリアルさ、かなり血を流し(生身感)、奥さんを亡くして悲しむ主人公に、母性を擽られたのです。
次にストーリーの極端さです。
主人公のジョン・ウィックは、奥さんも、拘りの車も、奥さんとの思い出の詰まったスイート・ホームも、最後の奥さんの贈り物、これからの人生の"希望"となった筈の子犬ですら奪われます。
全てを失ったから、全てを破壊するんです!
ロシアン・マフィアの組織を、全滅!
マフィアのボスから、全てを奪うんです。
ええ、ALL OR NOTHINGです。
分かりやすいです。
こまけーことはいいんだよ。アクションだけに集中して欲しいんだよ。
いいです。そういうの、好きです。
最初は"子犬の為に復讐"と聞いて、ちょっと滑稽な話なのかな?って思っていました。
けど、ジョンの復讐の根底にあるのは、バカ息子に全てを奪われたことだけではないんですよね。
奥さんは、恐らく(最終的に)安楽死なんですよ。
「何故、自分の妻が?」
ジョン自身が戦うことができない"妻の病"。
凄腕の殺し屋だった自分が、何もできない。
妻を守れない。
世の理不尽さ、不条理さ。
恨む、憎む相手がいないからこそ、つらい。
誰にも、何にも向けられない、鬱積した、悲しみ、怒り。
それを、丁度現れた悪党に投影して発散!
確かにバカ息子はクソ野郎ですが、ジョンの爆発する怒りは、若干、若干、若干ですが、八つ当たり気味のように思えます。
ロシアン・マフィアのボスは、ジョンが元凄腕の殺し屋だと知っています。
やられる前にやっちまいな!とばかりに、他の殺し屋をジョンの元に送ります。
その1人がミズ・パーキンス(エイドリアンヌ・パリッキ)です。いいです。前歯のでかさがいいです(笑)
そしてジョンと関節技の応酬をしているエイドリアンヌの姿は、"蜘蛛女"のレナ・オリンを彷彿とさせます。
レナが、バックシートから運転席のジャック(ゲーリー・オールドマン)に三角締めをやりつつ、ケタタタタター!って笑うとこ。
ここ、神シーンじゃないですか?しかもレナ、網タイツ履いてますし。
ジャックが、こんなに怖い、いかにもヤバそうな、妙齢なモナの色香に迷わされたのは、やっぱりこの脚力のせいだと思う。きっと、足フェチです。
そしてこのエイドリアンヌの眼力は園子温監督"恋の罪"で、昼間は大学教授、夜は渋谷の町に立つ娼婦を演じた、冨樫真さんを彷彿とさせます。
実際に起こった殺人事件というか、恐らく佐野眞一著"東電OL殺人事件"からのインスパイアな本作は、安易に娼婦=堕ちた人生、娼婦=父親の性的虐待の影響としているところが、いまいち女性の心理面を描き切れておらず、表面的で信用できないとか思ってしまう。
"嫌われ松子の一生"ではないけれど、端から見れば堕ちていても、本人にとっては"昇華"かも知れない。
作品としてはどうかと思いますが、冨樫さんの快演は一見の価値があるのでオススメします。
"東電OL殺人事件"を題材として映画を撮るなら、なんで桐野夏生せんせの「グロテスク」
にしなかったのか!残念です。
あ、園子温監督をディスりそうになるので、本作に話を戻します。
マフィアから送り込まれる殺し屋(スナイパー)役に、ウィレム・デフォー。
久々、渋いです。
また、バカ息子がジョンの車を売りに行く、解体屋のオーナーにジョン・レグイザモ。
ちょい役なのが寂しいです。
マフィアすら入れない、殺し屋お仕事禁止!の中立的な?ホテルで、ジョンの治療をするドクターは、お久しぶりの"ランドール・ダク・キム"
そうです。"マトリックス"のキー・メイカーです。
いいです。ちょっとした配役に、光るセンス。
関連作品を思い出させて、映画好きを喜ばせる心配り。
チャド・スタエルスキー監督、注目していきます。
本作は続編が決定しているようです。
今度こそ、映画館で観たいもんですねー。
あまりに期待しすぎて
あまりに期待しすぎていたので、少しガッカリ感があった。しかし、冷静にみると、ベタになりがちな亡き妻と愛犬のストリーがそつなく演出され、キアヌ・リーブスの銃アクションも斬新である。また、敵から不意打ちを食らって愛犬を殺されたり、「殴られたあなたを見たことはなかった」など殺し屋の引退後かなり経過し腕が落ちているのを言外で示唆する演出は見事であり、また殺し屋社会の人物描写や掟の設定は秀逸である。ただ、私的には主人公の復讐の動機が弱く、カタルシスを十分に得られなかった。主人公が殺し屋社会からリスペクトされるようになった前章を製作してほしいと思いました。
キアヌ生涯の傑作じゃないか?
驚いた。
キアヌ生涯の傑作じゃないか?
個人的には大好きだ。
恐らく「男たちの挽歌」や「キルビル」より殺してるw
なぜ日本でもっと売れなかったのだろう???
全米公開から遅すぎる日本公開だったし、
全米大ヒット?の作品にしては
プロモーションが少な過ぎただろう。
そこが不可解。
あまりに壮快か残虐かで趣味が別れる暴力の奔流に
プロモーションの腰が引けたのか?
銃の反動をほとんど無視していた以外は
リアルに説得力のあるキアヌ迫真のガン&体術アクションと、
裏社会のさらに裏ルールという
興味深い設定がよく作り込まれていて
新鮮だった。
しかし続編制作決定らしいが、
キアヌの「殺し屋の殺し屋」稼業復帰という設定以外は、
続編に必然性があると思えず、
続編が本作を超えられるか、ほとんど期待は無理だと思う。
「普通」
アメリカでは大ヒットしたらしいし、ハマるひとはものすごくハマるみたい。私の友人は3回観に行ったと言ってました。私もそのうちのいっかいに付き合ったのですが。結論から言うと、つまらなくはないけど別段おもしろくもなかったなあという感じ。
主人公のジョンウィック、今は引退した伝説的な殺し屋らしい。ジョンが引退前所属していたマフィアのボスのどら息子がそのあたりの事情を知らずジョンにちょっかいをだし、相当怒らせてしまったのだからさあ大変。
ボスはヤバイヨヤバイヨという感じでジョンに謝るも、彼は「絶対に許さねぇやられたらやりかえす!倍がえs(ry」とそれを無視。
それじゃ仕方ない、息子を殺させるわけにもいかんし、ということで逆にジョンを殺しにかかります。こうしてマフィアとジョンの死闘が幕をあけるわけです。
戦闘シーンは「リアル」。CG処理(?)で早回しになったりスローになったりはなかった。細かいカットの連続でわちゃわちゃもなく。ゆえにじっくり見せられ「戦う」ってこういうものだよね、と人物の重さや血の匂いまで感じられるような生々しさみたいなものがありました。
ありましたが。なんかね、もっさりしてる。昨今の映像処理技術・方法バリバリのアクションものに慣れているせいか。なのでアクションで「これこれ!(゜∀゜)」となる爽快感がない。これだけでもアクション映画としての魅力が鈍ってしまってます。
拳銃+カンフー=ガンフーアクション!という謳い文句にも偽りあり。そんな文句を聞けば観る方は映画リベリオンの「ガンカタ」みたいなのをどうしても想像しちゃうじゃないですか。蓋を開けたらなんてことはない、背負い投げしたり、関節決めたり、てのくらいで普通のアクション。カンフーの要素はいったいどこに??? うーん……。
個人的にはこのあたりの描写についてはストーリーがリアルシリアス路線でもアニメ・マンガちっくにCG処理してテンポの良さ、爽快感重視のほうが好きだなあ。
銃や殺しの描き方はかっこよかったです。きちんとヘッドショットして殺しきる。きちんと弾倉を頻繁に交換する。いろんな銃が出てくるし、銃好きなひとはここだけでも楽しいんじゃないでしょうか。
ストーリーの部分では犬が殺されたからというのが動機ではマフィア相手の戦の理由として弱いだろwとネットなどで意見が多いけれど。
おまえらなにをみてたのかと(えっ
劇中で話の冒頭を使って、またジョン自身の台詞でも説明できてるじゃないですか!死んだ妻の最後の贈り物で、意味として「ただの飼っている犬」じゃないんですから、それを目の前で殺されてしまったらそりゃああなりますよ。あいつらは死んで当然です(`・ω・´)(`・ω・´)(`・ω・´)
ギリギリでリアルに見えるアクション演出が◎
初感は、主役がキアヌじゃなかったらもっと良くなったかもしれないなと。それぞれの人物描写が浅いのでカタルシスを上手に生み出し切れていないんだけど、そこを差し引いてもアクション演出の小気味良さが補っています。特にクラブに潜入して一人で圧倒的多数を殲滅させるシーン。素人とマフィアを瞬時に見極めてマフィアだけを的確に殺していくシーンは圧巻でした。ギリギリ、リアルでありうりそうな描写が好感持てました。あと、親友の殺し屋がええ奴なのに悲惨な最期を迎えていてかわいそう。一方で、悪役のボスの外道っぷりが気持ちよかった。
魔人ブーも真っ青の大殺戮。
「ジョンウィック」見ました。すごく面白いです。駄作覚悟で見たので、余計に面白く感じたのかもしれませんが。犬を盗んで帰宅するキアヌにはシビれましたねー。
もう設定がギャグですよね。伝説的殺し屋のキアヌに対して、かなり大物風な敵のボスが部下を全員(1人残らず)出動させるほどビビりますからね。こんなにビビられるキャラクターはあんまり見た事ないですね。しかもそんはキアヌがブチ切れるキッカケが、愛犬を殺されたからだって。彼にとって大切な存在なのは分かるけど、これじゃ魔人ブーだよね。ただし、あの犬は人懐っこくて利口ですごくかわいいです。
設定の1つとして、裏社会の暗黙の掟が何個か出てくる。この設定は面白いし、それを破ったアウトローにキッチリ制裁を下してくれる展開も非常にスッキリしました。
アクションはキアヌ史上最高かも。元々運動神経悪いのか、殴っても蹴ってもロボットダンスみたいにカクカクした動きだったマトリックス。そこからは想像出来ないほど滑らかな体技とガンアクション。近距離のガンアクションでロボットやられたらたまんないもんね。自然でした。
もう1つの裏設定。キアヌが撃った銃弾は外れない事。これも笑いましたね。
あとはこんなシーンありました。ウィレムデフォーがmixジュースを作ってて、そこにボスが来る。席に通しされたボスが、出されたmixジュースの匂いを嗅いで飲むのをやめるというシーンがありました。ここ、笑うところなの?それとも真面目に見るべき?あのロシア語分からない側近の扱い含めて、ちょっと笑うべきなのか分からないところが多かった。
総じて、今年屈指の娯楽アクション映画でした。いろいろ笑える部分を言いましたけど、それはキアヌだから許されます。実生活さながらのボッチ感+好青年感。ストーリーもしっかり落としてくれてるし、この手の大殺戮映画としてかなり高い仕上がりでした。ありがとう。
アクションシーンは爽快
キアヌ・リーブスならではの派手なアクションシーンはかなりいいです。殺し屋ならではの頭を確実に撃ちぬき殺す残虐性の演技は見事。
ただし、ストーリー的には復讐心から悪の組織を潰す単純なもの。亡くなった妻が残したペットの犬を殺されて復讐するという導入部分は斬新でよかったのですが、あんなに圧倒的だった主人公の強さがただのジジイである親玉相手に手こずりすぎだろうと。
映画館で観てこそ楽しめる映画だと思います。
よくも俺の犬を。
日本ではまだ公開中だというのに、アチラではそろそろ続編の
撮影開始だという、キアヌ待望のアクション・シリーズがこれ。
今作ではあの「96時間」ぽい復讐劇がこれでもかと繰り広げられ、
マニアにはまぁ楽しいことこの上ないv映画撮影開始となると
いちいち身体を絞ってナイス・ヒーローになるキアヌなんだけど、
やはり若かりし頃の精悍さはない。でも見事復活!カッコいい。
そもそも何だ?この殺しの理由って。てっきり奥さんが殺されて
なのかと思ったら、奥さんは病死。…あれぇ?犬?それも奥さん
が彼に贈った形見の愛犬だったもんだからねぇ(さらに過ごした
のはたった数日間という)もうブチ切れてしまったワケ!伝説の
元凄腕殺し屋だったけど、たまたま彼の愛車と愛犬を見かけた
組織のボスのバカ息子(なんで揃いも揃ってこうバカなわけ?)が
襲いに行っちゃったもんだからもう止めようがない。せっかく、
愛妻のために足を洗ったのに、床下から武器を掘るわ!出すわ!
で、徹底的にアチラが壊滅するまで殺しまくるのがキアヌの掟。
エラく単純な設定に動機、組織の慌てぶり、死体掃除屋、ホテル
を利用した協定の数々、など、殺し屋稼業の必須アイテムから、
新しいガン・アクションとなるガン=フー技までスタイリッシュ
な映像美とテンポでどんどん魅せる問答無用の展開がポイント。
カタがついたかと思いきや、後半で冒頭の場面に繋げる〆技も
ぬかりなく決め、もうこれは劇画に近い。誰にも止められない^^;
(デフォーも良かった。皆がキアヌを覚醒させるため存在してる)
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