「用心深さと臆病さbyゴルゴ13」ジョン・ウィック ださいはずのさんの映画レビュー(感想・評価)
用心深さと臆病さbyゴルゴ13
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元殺し屋で稼業から足を洗ったのなら、家のセキュリティがスキありすぎてもいいのか?
ガソリンスタンド屋で絡んできたチンピラは自分が属していたマフィアのボスの息子だろ。顔も知らないのか?揉めたんだから、もう少し家の警備をしっかりしても・・・。親友が狙撃で助けてくれたが、その後川べりで話しているのを見つかり、親友を喪うことになったり・・・
「病的な用心深さと、それ以上の臆病さを持ち合わせている奴だけが、生き残れる資格を持っているのだ」とゴルゴ13(デューク東郷)は言っている。また、殺しのプロの条件として「10%の才能、20%の努力、30%の臆病さ、40%の運」とも答えている。
ジョン・ウィックは用心深さも臆病さもなかったが、運は良かったのか生き残った。だが、愛犬をあっけなく殺され、愛車もあんな分かりやすいところにキーを置いていて奪われ、用心深さがないことで親友も失った。ジョン・ウィックがゴルゴ並みにセキュリティ意識があれば、マフィアの部下たち何十人もの死屍累々は起きなかったのだから、油断一瞬、後悔一生である。
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