「気になっていた映画をやっと視聴。 ロシアンマフィアのバカ息子が押し...」ジョン・ウィック akiさんの映画レビュー(感想・評価)
気になっていた映画をやっと視聴。 ロシアンマフィアのバカ息子が押し...
気になっていた映画をやっと視聴。
ロシアンマフィアのバカ息子が押し込んでくるまでの、ジョンの素性を明かさずに金持ちそうだけど奥さんに死なれて落ち込んでる単純にかわいそうな男性に見せようとする感じの作りからすると、なんの予備知識も持たずに見られたらという今となっては叶わない状況を想像したりしたが、公開当時もジョン・ウイックが殺し屋であるという情報はオープンになっていたはずなので、想像するより大きなハンデにはなっていないのかもしれない。
それよりも評判により、干渉する側のハードルが上がりきってしまっている方が問題だ。
確かに派手なガンアクションや殺し屋業界に流通している金貨、聖域としてのコンチネンタルホテル等、裏社会の設定にも白いアイデアが盛り込まれているし、同業者の友達マーカス役のウイリアム・デフォーとのベタベタし過ぎないバディ感も良いポジションなので決してつまらなくはないのだが、何故か「もっと凄いと思っていた」という意識がぬぐい去れない。
高橋ヨシキさんの発言だったか、映画の終わりで奥さんの贈り物だった子犬の代わりに迎え入れる犬はなんの思い入れもないただの犬という指摘がどうしても気になってしまう。
後にガンで亡くなるロシアンマフィアのボスのヴィゴを演じているミカエル・ニクビストがまだ元気な姿を見せてくれているのでなんだか切ない。
マーカスやヴィゴなど、ジョン・ウイックに関わる人が皆不幸になっていくので、コンチネンタルホテルの人達の今後も心配。
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