「3.7」ジョン・ウィック onakaさんの映画レビュー(感想・評価)
3.7
めちゃくちゃハラハラした。こんなにワキ汗書いた映画は初めてだった。
ぼくの周りで評価が高い映画だったので期待して見たが、それを超えるおもしろさだった。
簡単に言えば復讐するためにマフィアを丸ごと破滅させちゃう超腕きき殺し屋の話。とにかくアクションがすごくて、銃とカンフーの合わせ技、「ガンフー」が惚れるほどの華麗さだった。アクション映画としてはとても質の高い一流の映画だった。
目を伏せたくなるようなシーンも結構あったけど、とても感情移入できた。犬が殺されたときは怒りがあったし、マフィアに1人で入り込むときは信念があり、そして何より憎い相手を殺すときは本当に清々した。これほど感情移入できる映画もあまり多くなおと思う。
あと、復讐として殺したあと最後はめでたしで終わったような気がしたけれど、たぶん奥さんや犬のことは忘れられないし、憎しみも全て消えたとは言えないんじゃないかなあ。ジョン・ウィックほど軸のぶれない人は、復讐が済んだら忘れられるかもしれないけど、ぼくはその時の突発的な感情で仕返ししても未練が残ってしまうと思う。
本当に大事な決断をするときは根が張ってないといけないんだな、と思わされた。
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