「愛犬殺され、ミナゴロシ」ジョン・ウィック ko_itiさんの映画レビュー(感想・評価)
愛犬殺され、ミナゴロシ
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近接戦闘に銃と柔術をミックスさせたアクションを観るだけで充分に満足できる……のだけれど。
妙にヘンな映画だ。
まず、主人公のジョンはその世界では生きる伝説なのは分かるけど、他の人とジョンとのやり取りから「恐れられている」というよりも「尊敬されている」風に感じるし。
バカ息子を助けるマフィアのボスがジョンの自宅が襲撃を受けているときに歌っているブギーマンが「守り抜く」というより「破滅を予感させる」ように感じてしまう。最後はそうなるのだけれど。
だから息子を失った悲しみを代わりにジョンを助けた殺し屋にぶつけて殺す。
要約すると「昔のジョン・ウィックはどれだけ凄かったんだ!」
もしかしたらジョンの奥さん「私の代わり」というより「昔に返らないで」との意味で、あの犬を渡したんじゃないのかと邪推してしまった。
もちろん、そう邪推しただけなので確信はない。この映画それをボケているのか計算でやっているのかが正直、わからない
それとも、もしかしたらこれはゲーム世代のための新しいノワールものなのかも?
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