「改めて観てみると」ジョン・ウィック テツさんの映画レビュー(感想・評価)
改めて観てみると
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思ったよりは普通。予告だと圧倒的に敵を殺していく感じだったが、思っていたより泥臭い。雑魚を倒すときの華麗な流れは良かったが、ブランクあるにしてもボロボロすぎるし、もう少しスマートにしてほしい。
と、劇場で観た当初は思っていたものの、改めて観るとまっとうな展開だったと思う。
また、ジョンがスゴいのはスキルとか技とか仕込みとかではないのだ。
1度殺すと決めてからはどんなにボロボロになろうとも何があろうと止まること無く殺しを実行するその執念というかしつこさと言えばいいのか分からないが、その容赦のなさとしぶとさが彼の強さであり、そこがスゴいということを理解すると改めてジョンの凄さが身にしみるので面白かったと思いました。
犬を殺され車を奪われ、そして復讐のため彼はかつての裏の道へと戻っていく…
自宅襲撃を華麗に始末するあたりには彼のスキルの高さを見せつけ、次第にボロボロになっていくのだが、そこから彼の真骨頂たる執念とも言えるしぶとさが発揮され、彼の凄さを目の当たりにする。
ホテルの世界も独特の掟があったり、なかなか面白い設定なので、今後も活かしていけるだろう。
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