劇場公開日 2015年10月16日

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「まさに痛快。哀しき男の最強の復讐劇。」ジョン・ウィック 映画コーディネーター・門倉カドさんの映画レビュー(感想・評価)

4.0まさに痛快。哀しき男の最強の復讐劇。

2015年10月17日
PCから投稿

悲しい

怖い

興奮

【賛否両論チェック】
賛:余計なシーンが一切なく、テンポよく進む壮絶な復讐劇と、迫力の格闘シーンの連続に、ハラハラさせられること必至。内容も痛快で、ストレス発散になりそう。
否:結構理不尽な展開で、ストーリーも有って無いようなものなので、好き嫌いは分かれるか。グロシーンも多数あり。

 この映画を一言で表すならば、まさに“痛快”という言葉がピッタリです。大切なものを奪われた最強の男が、そのスキルを駆使して、数で勝る敵を次々に倒していく姿は、まさに胸がスカッとします。それでいて作品の雰囲気は、残された主人公の悲哀を切なく醸し出していて、それがまた味わい深いものになっています。
 展開も決して重厚なストーリーではありませんが、無駄な描写が一切なく、テンポよく進む感じがイイですね。
 殺害シーンは非常に多いので、苦手でない方にとっては、ストレス発散に最適の作品といえそうです。

映画コーディネーター・門倉カド